久しぶりにプログラミング関連の話を。
考える力についてこれまでいろいろ書いてきました。
考える力記事(1)
考える力記事(2)
考える力記事(3)
考える力記事(4)
考える力記事(5)
また、「考える力」を含めた「新・学力」についてはこちら
新学力について
じゃあ、プログラミングでは、この「(帰納的に)考える力」とか「新・学力」は身につくのか?どうなのか?ということについて今日は書きます。
◾️プログラミング教室で、この「考える力」とか「新・学力」は身につくのか?どうなのか?
結論:教え方次第。
もちろんプログラミングだけでも学べる事はいっぱいあります。
「プログラミング的思考」とかって、大事です。「プログラミング的思考」って基礎の基礎として知っておくべきです。
ただ、プログラミングを基礎の基礎だけのレベルで終わらせたらちょっと勿体無い。
言われたことだけやるんじゃなくて、
「自分で発想する」「工夫する」「問題を発見する」「人に伝える」
というところまでやらないと、私たちがプログラミングを教える意味がないと思っています。
実際の教室ではこんな感じで指導しています。
教室のある生徒さん(小1)が、自由課題のアイデアが出なくて手が止まってしまいました。
そんなときは「何が好き?」から入ります。
「パンダが好き」とその生徒さん。
「じゃあ、パンダと今日やったことをくっつけてみたら?」
▼そんな対話を重ねて作ったのがこの作品
「アイデアを出す」これは慣れていないとちょっと大変ですが、これも実は訓練するとだんだんできるようになります。
低学年のうちは「好き」を形にするところから。
それが、「新・学力」を身につける第1歩です。