いままでの学力は
学力 = (国語+算数+理科+社会+英語)の偏差値
でした。
※偏差値の代わりに「テストの点数」でもいいですけどね。
しかし、昨日のブログで書いたように、大学入試から点数が消えます。
・大学のアドミッションポリシーを理解できている とか
・自己分析ができている とか
・小論文で自分の意見をまとめられる とか
・討論で相手を説得できる とか
・レポートが書ける(問題を発見して解決し、まとめあげる) とか
上記に挙げたような内容ができることが「学力が高い」とされる時代になります。
じゃあ、小論文がかけるとか討論ができるようになるための力は何なのか?
何から始めたらいいのか?ということはお子さんをお持ちの保護者の方なら気になるところだと思います。
これからの学力、こう変わります。
これが新・学力!
(0)社会の情報を取捨選択する力
・哲学
・自己肯定力
・自己分析力
・感情と向き合う力
(1)社会の情報を理解する力
・語彙力
・文章力
・計算力
・STEM(Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学))
(2)社会の情報を分析する力
・洞察力/観察力
・問題発見力
・フレームワークを活用する力
(3)社会に情報を発信する力
・自分の意見を言う力/書く力
・説得する力/交渉する力
・プレゼンする力
です。で、国語/算数/理科/社会/英語の5教科はどれに相当するかというと(1)の一部ですね。
漢字の勉強とか、算数の勉強とかも大事ですけど、それは学力のほんの一部に過ぎなくなるということです。
またSTEM教育も「基礎」ができて当たり前の時代になります。
それから、わざとらしく『情報』の枕詞に「社会の」をつけてみました。
「社会とつながること」がこれからの学力の大きなポイントです。
試験で評価される力はどちらかというと(2)とか(3)の方の比重が大きくなります。
こう聞くと、(2)とか(3)のトレーニングを!!って思うかもしれないんですけど、一番大事なのは(0)です。
「何が好きか?」
「何を大切にしているか?」これ大事。
いわゆる「自分の哲学」ってヤツです。
哲学がなければ、意見もへったくれもないですからー!
お子さんの何が好き?を見つけるには「ドリームマップ」おすすめです。
小学校などにドリマ先生を呼ぶことができますので、ご興味があればどうぞ。
先日のブログで紹介したIBの問題について
狩野先生がお嬢様をサポートした方法も最初のとっかかりを「好き」を使っていました。
「植物、生存、戦略のどれが好き?」とお嬢様に質問したそうです。
で、「戦略が好き」と答えた狩野先生のお嬢様(「戦略かよ!」って会場は笑いの渦)
戦略というキーワードをとっかかりに、「戦略とは何か?」を親子で話し合ったそうです。
いままでの常識で塾を選ぼうとしてるとしたら要注意!
新・学力を本当につけてくれる習い事を選びましょう。
私個人的にはこちらの習い事をオススメしております。
オンリーワンスクール → 紹介記事
THINK-AID → 紹介記事
※内容や募集時期等については、各運営会社さまにお問い合わせください。
当然、うちの教室はただのSTEM教育で終わりません。
「新・学力」を身につける指導&オリジナル教材を作成しております。