プログラミングは何が難しい?初心者がつまずく理由と克服方法

コラム
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プログラミングは、特に初心者にとって難しいと思われがちです。

しかし、その理由と克服する方法を明確にしていけば、プログラミングの魅力をきっと感じられます。

プログラミングが難しいと感じる理由

プログラミングは、独自の概念を理解することや環境構築の複雑さなど、様々な理由から難しく感じるかもしれません。

プログラミングを始める人が考えがちな
「プログラミングのここが難しそう!」という点とこれらの課題を克服するための具体的な方法を紹介します。

英語の理解が必要

プログラミングを始める上での大きな壁の一つが英語です。

多くのプログラミング言語は英語ベースで構成されており、関数名やエラーメッセージも英語で表示されます。
そのため、英語が苦手だと理解に苦しむことが多々あります。

しかし、プログラミング言語の基本的な英単語や構文を学習すれば、徐々に理解できるようになっていきます。

英語の学習を継続し、プログラミングの基礎をしっかり身につけることで、プログラミングの難しさを克服することができます。

プログラミング独自の概念の理解が難しい

プログラミングには抽象的な概念が多く存在します。

例えば、変数、関数、ループ、条件分岐など、一見すると意味が分かりにくい用語が数多く登場します。
これらの概念を理解するためには、論理的な思考力や抽象化能力が必要となります。

また、プログラミング言語は、人間が普段使っている自然言語とは異なる文法やルールを持っています。
そのため、プログラミング言語を習得するためには、新しい言語を学ぶのと同じくらいの労力が必要です。

これらの理由から、プログラミングは難しいと感じることがあります。

しかし、プログラミングは、論理的な思考力や問題解決能力を鍛えることができる優れたツールです。具体的な克服方法としては、以下の方法が有効です。

既存のコードを書き写す: 既存のコードを書き写すことで、プログラミングの文法やルールを感覚的に学ぶことができます。

プログラミングコードを暗記しようとする

初心者がつまずく理由として、プログラミングコードを暗記しようとする傾向があります。
しかし、この方法は非効率的で、プログラミング力を身につけるためには暗記よりも、体系的な学習を目指すべきです。

また、膨大なコードを暗記するのは時間と労力がかかり、すぐに忘れてしまう可能性も高く効率が悪くなります。
そのうえ、コードは、特定の状況にしか適用できない場合が多く、問題解決能力がや応用力が身につかなくなります。

暗記から脱却するための解決策としては、まず「暗記してからプログラムしよう」という考えは極力しない方が良いです。

既存のコードを書き写したり使いたいプログラムを調べたり、実際に手を動かして経験を積んでいくことが上達への近道です。 また、実際にプログラミングしていくことで学習のモチベーションと効率が向上します。

また、理解できないコードを丸暗記するのではなく、意味を理解しながら書き写すことで、コードの構造や仕組みを学ぶことができます。
興味のある分野のプログラムを調べて、実際に使ってみることで、プログラミングの楽しさや実用的な価値を実感できます。

エラーが頻繁に発生する

プログラミング学習において、エラーはつきものです。
エラーは、プログラムが期待通りに動作していないことを示すメッセージであり、初心者にとっては大きな挫折感につながることもあります。しかし、エラーへの対処はプログラミング上達のための重要なステップです。

エラーを克服するための第一歩は、エラーの内容を理解することです。

エラーメッセージには、エラーの種類、発生場所、原因などの情報が含まれています。これらの情報をじっくりと読み解き、何が問題なのかを分析しましょう。

エラーの内容を理解するためには、いくつかの方法があります。

エラーメッセージを検索する:多くの場合、同じエラーが発生した経験者による解決策が公開されています。

参考書やオンラインフォーラムなどを活用する:具体的な解決方法を学ぶことができます。

コードのロジックや実行環境などを詳しく分析する:プログラミングの基礎知識を再確認し、新しい知識を習得することができる

プログラミング学習において、エラーは決して悪いものではありません。エラーは、プログラミング上達のための重要な経験です。
エラーを恐れずに積極的に解決に取り組むことで、プログラミングスキルを向上させることができます。

環境構築が複雑

プログラミングを始めようとしたとき、最初にぶつかる壁が環境構築の複雑さです。

プログラミング言語によって必要なソフトウェアや設定が異なり、初心者には何を準備すればいいのかわからないことが多いです。

環境構築には、大きく分けて2つのステップがあります。

  1. 必要なソフトウェアのインストール: プログラミング言語やフレームワーク、エディタなどのソフトウェアをインストールする必要があります。
  2. 設定: 場合によっては、環境変数の設定やライブラリのインストールなど、追加の設定が必要になります。

特に、複数の言語やフレームワークを同時に使用する場合、環境構築はさらに複雑になります。各ソフトウェアのバージョンや互換性などを考慮する必要があり、初心者にとっては大きなハードルとなります。

環境構築の複雑さを解決するためには、以下の方法が有効です。

  • オンラインサービスを利用する: オンライン上でプログラミングできるサービスを利用すれば、環境構築は不要です。ブラウザだけでコードを書くことができるため、初心者にもおすすめです。
  • 仮想環境を使う: 仮想環境は、実際の環境とは隔離された仮想空間です。仮想環境の中に必要なソフトウェアをインストールすることで、実際の環境への影響を防ぐことができます。
  • パッケージ管理ツールを使う: パッケージ管理ツールは、ソフトウェアのインストールや更新を自動化するツールです。複雑な環境構築を簡素化してくれるため、初心者におすすめです。

プログラミングの難しさを克服するための解決策

プログラミングの難しさを克服するための方法はたくさんあります。

これらの解決策を実践することで、プログラミングの難しさを克服し、楽しく学習を進めることができます。

目標を具体化する

明確な目標設定は、プログラミング学習を進める上で、モチベーションの維持と学習効率の向上に大きく貢献します。

まずは、「プログラミングを使って何をしたいのか?」を具体的に考えてみましょう。

【例】

  • 仕事で活用できるWebアプリケーションを作成する
  • ゲーム開発の基礎を学び、簡単なゲームを作ってみる
  • 人工知能を使ってデータ分析を行う

目標が曖昧なままだと、学習すべき内容が定まらず、挫折しやすくなってしまいます。 自分の興味や将来のビジョンに合わせて、具体的な目標を設定することで、学習に明確な方向性を持たせることができます。

目標を達成するために必要なスキルや知識を洗い出し、段階的に学習計画を立てることも重要です。
小さな目標を達成しながら、徐々にレベルアップしていくことで、着実にプログラミングスキルを身につけていくことができます。

学習を継続する習慣を身につける

プログラミングの挫折の主な原因の一つは、継続する習慣を身につけることが難しいことにあると考えられています。

そこで、プログラミング学習を継続するために有効な習慣を紹介します。

  • 少しの時間でもプログラミングに触れる:プログラミングは、継続的に練習することで上達します。毎日、少しの時間でも良いのでプログラミングに触れることで、スキルを向上させることができます。
  • コミュニティに参加して他のプログラマーと交流する:他のプログラマーと交流することでプログラミングに関する知識や、様々な成功例や失敗例を学ぶことができます。
  • 諦めずに挑戦し続ける:プログラミングは一発で思い通りのもの一発で作ることの方が難しいです。途中で挫折しそうになることもありますが、あきらめずに挑戦し続けることが大切です。

これらの習慣を実践することで、プログラミング学習を継続することができ、プログラミング力を向上させることができます。

既存のコードを書き写す

初心者がプログラミングを学ぶ際に、既存のコードを書き写すことは有効な学習方法の一つです。

コードを書き写すことで、コードの構造や文法を理解し、実際にプログラムがどのように動作するのかを学ぶことができます。

既存のコードを書き写す際には、以下の点に注意すると効果的です。

  • 理解しながら書き写す: 単にコードをコピーするのではなく、コードの意味や動作を理解しながら書き写すようにしましょう。
  • エラーを修正する: 書き写したコードにエラーがある場合は、自分で修正するようにしましょう。エラーを修正することで、デバッグのスキルを身につけることができます。
  • コードを改変する: 書き写したコードを改変して、新しい機能を追加したり、動作を変更したりしてみましょう。コードを改変することで、プログラミングの応用力を身につけることができます。

使いたいプログラムを調べる

自分が興味のある分野のプログラムを学ぶことで、モチベーションを維持しやすくなります。

また、プログラムを調べることで、必要な知識やスキルを把握することができます。

例えば、ゲーム開発に興味があるなら、C++ や Python などのプログラミング言語を学ぶ必要があるでしょう。プログラムを調べるときは、以下の方法があります。

  • 書籍やウェブサイトで調べる
  • プログラミング教室に通う
  • オンライン学習サービスを利用する
  • プログラミングコミュニティに参加する

これらの方法を組み合わせることで、効率的にプログラムを学ぶことができます。

簡単なプログラミング言語での学習

プログラミングは、独自の概念や用語、エラーの発生、複雑な環境構築など、様々な理由から難しく感じる場合があります。

最初は、PythonやJavaScriptなど、簡単なプログラミング言語から学習することをお勧めします。プログラミングは継続的に学習することで、楽しくなります。

まとめ

プログラミングが難しいと感じる理由はいくつかあります。

これらの理由により、プログラミングは難しいと感じる人が多いです。

しかし、「どの要素が難しいと感じるか」を具体的に洗い出して適切な方法で学習すれば、プログラミングは難しくありません。

この記事で紹介した解決策をぜひ参考にしてみてください!

この記事を書いた人
みい先生

大学卒業後、Webサイト運営会社に就職。
ライター、エディター、企画運営に携わる。
その後、広告代理店に転職し、広告の出稿運用担当として勤務する。
情報処理能力と論理的思考力を子供のうちから身に付けることが必要と考え、現在はその能力を楽しみながら伸ばせる教室を目標にProgrameiQの講師として活躍中。

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