プログラミングとは何か?簡単にわかりやすく解説【初心者向け】

コラム
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プログラミングで何が出来るの?

プログラミングの基本をわかりやすく解説し、身近な日常生活から、アプリケーションやゲーム開発、作業の効率化まで、プログラミングの活用シーンを紹介します。

さらに、プログラミング学習で得られるメリットはプログラミングスキルだけではないんです!

プログラミングの基本とは?

プログラミングとは、コンピューターに理解できる言語で指示(命令)を与え、様々なタスクを自動化したり、正確性や高速処理を実現するための技術です。

プログラミングによって、コンピューターは複雑な計算やデータ処理、自動化された作業など、人間が行うには時間がかかったり、ミスが発生しやすい作業を効率的にこなすことができます。

これらの内容について、より詳しく解説していきます。

コンピューターに指示を与える方法

コンピューターは、人間が理解できる自然言語ではなく「機械語」と呼ばれる独自の言語で動作しています。

そのため、コンピューターに指示を与えるためには、機械語を理解できる特別な言語でプログラムを作成する必要があります。これをプログラミングと言います。

プログラムは、人間が理解できる自然言語に近い「プログラミング言語」で記述され、コンパイラやインタプリタと呼ばれる翻訳ツールによって機械語に変換されます。
機械語に変換されたプログラムによって、コンピューターが実行できるようになります。

プログラミング言語は、大きく分けてコンパイル言語とインタプリタ言語の2種類に分類されます。

コンパイル言語は、プログラム全体を事前に機械語に変換する必要があり、実行速度が速いという特徴があります。
一方、インタプリタ言語は、プログラムを1行ずつ機械語に変換しながら実行するため、実行速度はコンパイル言語よりも遅くなりますが、プログラムの開発効率が高いという特徴があります。

現在、多くのプログラミング言語が開発されており、それぞれに特徴や得意分野があります。
初めてプログラミングを学ぶ場合は、比較的学習が容易で汎用性の高いPythonやJavaScriptなどがおすすめです。

プログラミングが可能にすることは「自動化、正確性、高速処理」の3つ

プログラミングは、現代社会のあらゆる分野で活用されています。

例えば、ウェブサイトやアプリの開発、自動運転車やロボットの制御、データ分析や人工知能の開発など、プログラミングは私たちの生活に欠かせない技術となっています。

プログラミングがもたらすメリットは、大きく分けて「自動化」「正確性」「高速処理」の3つです。

  • 自動化: 人間が繰り返し行う必要のある作業を自動化することにより、人間の労力や時間を節約することができます。
  • 正確性: 人間がミスしてしまうような作業を正確に行うことができます。これにより、正確性や信頼性の高い結果を得ることができます。
  • 高速処理: 人間が時間をかけて処理する必要がある大量のデータを高速に処理することができ、効率的に作業を進めることができます。

これらのメリットにより、プログラミングは現代社会の様々な分野で活用され、私たちの生活をより便利なものにしています。

プログラミングで何ができるのか?

スマートフォンアプリやゲーム、ウェブサイトなど、私たちの生活を豊かにする多くのツールは、プログラミングによって作られています。

また、プログラミングを学ぶことで、コンピューターの仕組みを理解し、問題解決能力や論理的思考力を鍛えることができます。

身近に活用されているプログラミング

プログラミングは、日常生活では欠かせない存在です。

・スマートフォンアプリやウェブサイト、ゲームの開発
・データ処理など作業の効率化
・家電製品や自動ドア、信号機など機械の動作設定

これらは全てプログラミングによって実現されています。
プログラミングは、私たちの生活を便利で快適にするために重要な役割を果たしています。

プログラミングでアプリケーションを作る方法

アプリケーションとは特定の目的を達成するために作られたソフトウェアのことで、私たちの生活に欠かせない存在となっています。

アプリケーションを作るには、まず目的を明確にする必要があります。
次に、使用言語を選びます。

代表的なプログラミング言語としては、
Python、Java、JavaScriptなどがあります。

目的と言語が決まったら、コーディングをしていきます。
コーディングとは、プログラミング言語を使ってプログラムを作成することです。

コーディングが完了したら、デバッグを行います。
デバッグとは、プログラムに潜むエラーを見つけ修正することです。エラーをなくすことで、プログラムの安定性と信頼性を向上させることができます。

最後にアプリケーションを動作させて、問題がないかを確認します。これにより、ユーザーインターフェースや機能の改善点を見つけ出すことができます。

これらの手順を経て、アプリケーションは完成します。アプリケーションは、私たちの生活を便利にするだけでなく、ビジネスにも大きな影響を与えています。

プログラミングでゲームを作る手順

ゲーム作りは、プログラミングの醍醐味の一つです。
手順を細かく説明すると長くなるので、基本的な流れを見ていきましょう。

  1. 企画: まずは、どのようなゲームを作りたいのか企画を立てる。ゲームのジャンル、ストーリー、キャラクター、ルールなどを決めていきます。
  2. 開発環境の準備: ゲームを作るには、プログラミング言語や開発ツールが必要です。Unityや Unreal Engine などのゲームエンジンを用いると、簡単にゲーム開発を始められます。
  3. プログラミング: 企画に基づいて、ゲームのコードを書いていきます。キャラクターの動き、アイテムの配置、イベントの発生など、ゲームのロジックをプログラムします。
  4. デバッグとテスト: コードを書き終えたら、実際にゲーム動かして、不具合がないか確認します。不具合があれば修正し、ゲームが正常に動くようにします。
  5. 完成: 不具合が解消され、ゲームが正常に動くようになったら完成です。

これ以外にも、グラフィックやサウンドの作成、ゲームバランスの調整など、さまざまな作業が必要です。しかし、基本的な流れを理解していれば、誰でもゲーム作りに挑戦できます。

ゲーム作りは、プログラミングの技術を習得するだけでなく、創造性を発揮したり、問題解決能力を鍛えたりするのに最適です。また、完成したゲームを実際にプレイして、達成感を得られるのも魅力の一つです。

プログラミングで作業を効率化する方法

プログラミングはさまざまなタスクの自動化に役立ち、作業効率を大幅に向上させることができます。

プログラミングで作業を効率化する方法をいくつかご紹介します。

  1. 反復的なタスクの自動化: データ整理、大量のメール送信、ファイルの整理など、手動だと時間がかかる作業を自動化できます。
  2. プロセスの標準化: さまざまなタスクを実行するプロセスを標準化して、作業の一貫性を確保し、ミスを削減し、作業時間を短縮できます。
  3. データの分析: 顧客データ、売上データなどを分析して、ビジネスの洞察を得たり、意思決定を改善したりできます。
  4. ツールの開発: 特定のタスクを自動化するツールやアプリケーションを開発して、作業効率をさらに向上させることができます。
  5. 継続的な改善: プロセスやツールを継続的に改善して、作業効率を常に最適化し、ビジネスの成長に合わせて調整できます。

プログラミングの学習メリット3つ

プログラミングを学ぶことで得られる能力はプログラミング技術そのものだけではありません。

例えば、プログラミングの際に必要なのはトライ&エラーを繰り返しながら問題を解決する力です。これにより論理的思考を育むことができます。

問題解決のための論理的思考が身につく

問題を解決するためには、論理的に思考する能力が必要です。

プログラミングでは、問題を小さなタスクに分解し、それぞれのタスクに対して具体的な手順を考えることで、解決策を見つけます。
この過程は、論理的に思考する訓練になり、問題解決能力の向上につながります。

プログラミングを学ぶことで得られるメリットは、以下の3つに集約されます。

問題解決のための論理的思考が身につく

プログラミングは論理的な思考力を鍛えます。問題を分析し、解決するための手順を設計することで、論理的に思考する力が身につきます。

業務の効率化

業務の効率化とは、限られた時間や労力の中で、より多くの成果を上げることです。
プログラミングは、この効率化に大きく貢献することができます。

プログラミングでは、先述した「自動化」「正確性」「高速処理」によって、業務の効率化を図ることが可能です。

IT業界での需要が高く、将来性がある

プログラミングはIT業界で特に需要が高く、将来性のあるスキルとして注目されています。

IT業界では、プログラミングスキルを持つ人材が不足しているので、就職や転職に有利になるだけでなく、将来性のあるキャリアを築くことができます。

プログラミングは、初心者でも比較的簡単に学ぶことができます。インターネット上には、無料のプログラミング教材が豊富に存在しています。
プログラミングスクールに通うのも、プログラミングを学ぶための有効な手段です。

まとめ

プログラミングは、私たちの日常生活にさまざまな形で役立っています。

また、プログラミングを学ぶことで、問題解決能力や論理的思考能力が身につきます。プログラミングと関係ない仕事でも、この能力は必ず役に立ちます。

興味のある方は、まずは簡単なプログラミング言語から始めてみましょう。様々なオンライン学習サービスや書籍などがありますので、自分に合った方法で学習を進めることができます。

この記事を書いた人
みい先生

大学卒業後、Webサイト運営会社に就職。
ライター、エディター、企画運営に携わる。
その後、広告代理店に転職し、広告の出稿運用担当として勤務する。
情報処理能力と論理的思考力を子供のうちから身に付けることが必要と考え、現在はその能力を楽しみながら伸ばせる教室を目標にProgrameiQの講師として活躍中。

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