こんにちは!ProgrameiQです✨
突然ですが、みなさんが子どものころ
「”かぶ”ってなんだろう?」
と思ったことはありませんか?
実は、大人になった今でも株の仕組みについてのあまり認識しきれていないという方も少なくありません。
金融教育が導入された現在では、子どもがお金の知識をたくさん学びます。
おうちで子どもに「株って何?」と聞かれた時、どのように説明すればいいでしょうか?
今回は、子どもにも説明できる株の知識を一緒に学んでいきましょう♪
基礎知識:株とは??
株とは、会社が事業をやっていくのに必要なお金を調達するために発行しているものです。
株は私たちが買うことができます。株を買うことを「出資」といい、お金で買うことができます。
株を買うと買った会社の「株主」になることができます。
株主になると株券が発行されて、出資した会社から配当金や株主優待を貰えたり、会社に対して意見をいうことができます。
配当金とは会社の利益の一部を分配したお金のことで、株主優待は会社のサービスや商品が貰えたりする、いわゆる会社からのプレゼントです。
さらに、株主は「議決権」という権利を持っていて
会社の経営方針や役員(会社の偉い人たち)の報酬について意見することができます。
経営方針やお給料は会社の社長や勤めている人たちで決めるのが普通ですが、
株主はその会社にお金を出資しているので、意見をする権利がもらえるのです。
株には「値段」がある
株には値段があって、一株あたりの値段のことを株価と言います。
株価は、会社の規模や発行している株の枚数でそれぞれ違いますし、毎分毎秒値段が変わります。
株価は、株を買う人の価値基準によって値段が変わります。
「この会社の株は高くても買いたい!」とみんなが思う株なら値段が高くなりますし、
「安ければ買う」「安くても買おうと思わない」という株は値段や安くなります。
その価値基準は、商品やサービスの人気や会社の評価の他に、国内外の情勢・景気・災害などあらゆる社会の変化によっても変わります。
景気が良かったりすると株価も上がりやすいですが、戦争や不景気・大災害があると株価が急激に下がることがあります。
買った株は売ることができる
自分で買った株は、売ることもできます。
売った株はまた別の人に買われますが、直接渡すのではなく「証券会社」を通して株を売ります。
せっかく買ったものをどうして売るの?
株を売るメリットをトレーディングカードに例えて考えてみましょう。
ある日掃除をしていたら、小学生の頃に買ったトレーディングカードが出てきました。
当時は1枚100円でしたが、ネットで調べてみると今ではプレミアがついて1枚1万円で取引されているではありませんか!
100円で買ったカードが今売ると1万円手に入り、9,900円の儲けが出るというわけです。
だったら、売ってお金にかえたいと思いますよね。
株を売るということは、それに似たメリットがあります。
しかし株価は変動するので、買った時よりも価値が下がる可能性があります。
買った時よりも株価が下がっている時に売ってしまうと、損失になります。
株の売買はよく考えないといけない難しいものでもあるんですね。
株は何歳から買えるの?
まず、株を買うためには「証券口座」という
株を管理するための口座を作らなければなりません。
この証券口座は、何歳からでも口座を作ることができます。
(ただし、18歳未満は親の許可がないと作れません。)
なので、親の許可があれば、子どもでも株を買うことは可能なのです!!
実際に中学生で株で投資をしている人もいます。
子どものうちに投資なんて・・・
と思う人も多いと思いますが、配当金を受け取ったり株を売ったり買ったりすることでお金の流れや価値を知ることができ、自分で稼ぐ力を養うことができます。
株は、会社から買えて売ることもできる!
最後に、株の基本知識をおさらいしましょう。
出資すると会社から配当金や株主優待をもらえて、得をすることがあります。
しかし、株価が下がることもあるので、売るタイミングはとても難しく知識が必要です。
(18歳未満は親の許可がいるので注意しましょう!)
とはいえ、株の取引を急にするのは不安だと思うので、
まずは株式ゲームなどで遊んで、疑似体験してみるのもいいかもしれません♪