こんにちは!ProgrameiQです!✨
突然ですが、みなさんはSTEAM教育についてはどれぐらいご存知でしょうか?
名前は聞いたことあるという方もいるかと思います。
それでは、STEAM教育とプログラミング教育の違いは知っていますか?
・・・STEAM教育を知っている方でしたら、この質問に「ん?」
と感じたかもしれません。
STEAM教育にはプログラミング学習等を通して
「論理的思考力や問題解決力を養う」という目的が教育概念の一つにあります。
STEAM教育とプログラミングには繋がりがありますが、
STEAM教育の目的とプログラミング教育の目的は少しだけ違いがあります。
今回は、
・STEAM教育とプログラミング教育の違い
について説明します!
STEAM教育とは?
STEAM教育は、
Science (科学)
Technology (技術)
Engineering (工学)
Art (芸術)
Mathematics (数学)
を総括した教育概念のことです。
これらは文系理系の垣根を超えて、
これから発展していく社会でも活躍できる、柔軟で競争力のある人材を育てていく狙いがあります。
STEAM教育は2000年代のアメリカで始まり、オバマ元大統領が国家戦略として積極的に推進していったことでSTEAM教育が有名になりました。
また科学やテクノロジーの発展や世界経済・国際情勢など、急速に時代が移り変わる中で
STEAM教育が必要なものだという認識が広まっていきました。
日本こそSTEAM教育が重要!?
AIなどの技術が急速に発達してる今、このような予測が2015年に発表されました。
国内601種類の職業について、それぞれ人工知能やロボット等で代替される確率を試算しました。
この結果、10~20 年後に、日本の労働人口の約49%が就いている職業において、それらに代替することが可能との推計結果が得られています。
出典:株式会社野村総合研究所(2015)
なんと、日本の労働人口の約半分が人工知能やロボットに取って代わることができるのです!!
日本人は勤勉で真面目とよく言われますが、実際に細かで正確さが求められる仕事を一定のクオリティでこなすことが得意とされています。
その一方で、イノベーションや問題提起・解決などは少し不得意とも言われています。
これまで日本の労働者が得意とし、現在も職業として多いオペレーターや事務などは近い将来、ロボットやAIに代替される可能性が高いのです・・・!
ロボットやAIに代替されにくいのは、デザイナーやアーティストなど創造性が必要な職業や、医師・カウンター・ネゴシエーターなどコミュニケーションを介して最良の選択をしていかなければならない職業だと言われています。
STEAM教育やプログラミング教育が今積極的に取り組まれているのは、
今の子ども達がロボットやAIで代替できない、将来活躍できる人材になってもらうために重要なスキルを育むためだからです。
STEAM教育とプログラミング教育は少し違う
STEAM教育・プログラミング教育はどちらも
「発想・想像(創造)する力」
「問題を見つけ・考え・解決する力」
「論理的思考力」
を養うことを目的にしています。
STEAM教育のTechnology(技術)には、プログラミング学習やロボット、IT技術を通して「論理的思考力」や「問題解決力」を伸ばしていく狙いがあります。
一見すると、プログラミング教育の内容と全く同じですが、少し違う部分もあるんです。
まずプログラミング教育は、プログラミング的思考を育むことを目的としています。
※プログラミング的思考については、以前のコラムで詳しくご紹介しています。
また、プログラミング教育におけるプログラミング的思考の養成は、国語や算数など、プログラミング以外の分野でもOKとされています。
つまり、学習方法と身に付ける思考力の違いが、STEAM教育とプログラミング教育の違いです。
STEAM教育を意識したプログラミング教室!
ProgrameiQでは、プログラミングを通してSTEAM教育を意識したレッスン内容・教室運営となっております。
どんなことをしているの?
何を学べるの?
など、具体的な教育方法は次回のコラムでご紹介いたします♪
教室では無料体験会も随時実施しておりますので、
お気軽にお申し込みくださいませ(^^♪