はじめに
2019年4月、『U-22プログラミング・コンテスト2019』の応募要項が公開されました。近頃話題になってきたプログラミング。当コンテストも最近始まったコンテストかと思いきや、実は1980年から開催されているそうです。『U-22プログラミング・コンテスト』とはどのようなコンテストなのでしょうか?「応募資格」、「昨年の応募作品」、「昨年の結果」といった気になるところを確認していきたいと思います。
参考:U22 プログラミング・コンテスト2019 公式サイト
U-22プログラミング・コンテストとは
経済産業省主催として、優れたIT人材の発掘・育成を目的に開催している、作品提出型のプログラミングコンテストです。
2014年からは民間へ移行し、現在は日本からイノベーションを創出し、世界で活躍していくような若者を応援したい、そんな思いに賛同いただいた民間企業に支えられて開催を継続、今年で通算40回目を迎えます。
応募資格・応募作品について
個人またはチームで参加可能です。
- 個人の場合、22歳以下(西暦1997年4月2日以降に生まれた方)
- チームの場合、同じ学校に所属する学生であれば、23歳以上(西暦1997年4月1日以前に生まれた方)のメンバーも参加可能としますが、チームの半数以上が22歳以下で構成され、かつチームの代表者は22歳以下であることを条件とする。
応募する作品は他のコンテストも含め未応募の作品であることです。
ジャンル・プログラミング言語は特に問われません。
スケジュールは次の通り。
- 2019年4月1日 応募要項公開
- 2019年6月下旬 作品提出方法公開
- 2019年7月1日 応募受付開始
- 2019年9月2日 応募受付締め切り
- 2019年9月下旬 一次審査通過作品発表
- 2019年10月上旬 最終審査通過(入選)作品発表
- 2019年10月中旬 最終審査会資料提出締切
- 2019年10月20日 最終審査会・特別講演・懇親会・表彰
- 2019年10月21日 経済産業省関連表彰式・会社見学
2018年の入賞作品・最終審査結果
応募された作品は、「総合」、「プロダクト」、「テクノロジー」、「アイデア」などの観点で評価され、各賞が授与されます。2018年の入賞作品は「ゲーム」「ユーティリティ」「言語」といったジャンルがありました。下記URLから見ることができます。中には実際に試すことができるプログラムもあるのでぜひご覧ください。
参考:U22 プログラミング・コンテスト 2018 審査結果
https://u22procon.com/2018/report/
次の動画はU22 プログラミング・コンテスト 2018最終審査会の様子です。
まとめ
2018年の入賞作品や最終審査会の動画を見る限り、かなりレベルの高いコンテストであることがわかります。応募は難しいと感じる方もいらっしゃるかと思いますが、最終審査会は誰でも見ることができます。また、先にご紹介した2018年の作品も無料で試すことができるものがあります。お子さまとともに若きプログラマーの素晴らしい作品に触れ、刺激をもらってはいかがでしょうか。
ちなみに私は2018年に経済産業大臣賞を受賞したゲーム、「サイハテドロップ」を試しにプレイしてみたところ、、「すごいっ!おもしろいっ!」仕事中に時間を忘れて夢中になってしまいました。
社長「なにやってんの?」
私「え、、いや、、ブログ書くので試しに。。(汗)」
次からは音を出さないでプレイしよう。
U22 プログラミング・コンテスト2018 経済産業大臣賞「サイハテドロップ」