プログラミング教材っていっぱいあって何がいいのか分からないとお悩みの方に、おすすめのプログラミング教材を3つご紹介します!!
①Viscuit(ビスケット)
国産の子供向けプログラミング言語・環境です。 プログラミングに文字を必要とせず、自分で描いた図や絵を動かして年中さんから楽しく直感的に学べます。
「めがね」の左右に絵を入れてプログラミングします。
文字を一切使わないでプログラミングを行うため、「幼児向け」とか「ただのお絵かき」と思われるかもしれませんが、複雑なプログラムを作成する場合は逆に文字を使えないことが難易度を上げることになります。
複雑なプログラムになればなるほど、文字を使えないので、頭の中のイメージしながらプログラムを組み立てていかなければなりません。
このことを踏まえると、viscuitは子どもから大人まで幅広く学べる教材です。 ゲーム、タイマー、アート、計算機、シミュレーションなど、アイデア次第でいろいろなことができ、新しい方法を「発見」する楽しみもあります。
対応端末:PC, iPhone,iPad, Android, Kindle Fire
対象年齢:4歳〜大人
作れるもの:ゲーム、タイマー、アート作品、シミュレーター、計算機、メッセージカードなど
②Scratch Jr(スクラッチジュニア)
アメリカのMITメディアラボが開発したプログラミング言語Scratchをより小さい子でも学べるようにしたものです。
Scratch同様、プログラムのブロックを順番にならべて絵を動かします。
オフィシャルサイトでは、対象年齢は5歳-7歳となっていますが、用意されているブロックはかなり高度なものも多いため、小学3-4年生ぐらいでも結構頭を悩ませたりすることも。
自由に使いこなせるレベルだと小学5-6年生ぐらいだという印象です。
低学年は自分の声を録音して楽しむのがおすすめです。物語作りが好きな子の想像力が広がります。
対応端末:PC,iPad, Android(7インチ以上のタブレットのみ), Kindle Fire
対象年齢:5歳〜小学6年生
作れるもの:物語、メッセージカード、ゲームなど
③アルゴロジック
一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)が開発したアルゴリズムを考えるゲームです。
「移動」「方向転換」「繰り返し」といったブロックを組み合わせてロボットを動かすプログラムを作り、ロボットに旗を回収させたり、図を描いたりさせる問題が出題されます。
アルゴロジックのサイト: https://home.jeita.or.jp/is/highschool/algo/
まずは子どもでもできる簡単な問題から出題されますが、だんだんとレベルが上がっていくと大人でも解くのが難しくなってきます。
というのは、使えるブロックの数が決まっており、ダラダラ長いコードを書いても問題を解けないのです。 指定されたブロック数でコードを完成させるために非常に頭を使います。
まさにプログラミング思考を鍛えるのにうってつけの教材。
中学生〜高校生にちょうどいい教材です。
対応端末:Flash PlayerがインストールされているPC
対象年齢:中学生〜大人
作れるもの:なし
まとめ
プログラミング教材といえばScratchが定番と思われるかもしれませんが、たくさんブロックが用意されているScratchよりも、できることの制約がある教材の方が身につく力もありそうです。 これらの教材で、ご家庭でお子さんと一緒にプログラミングを楽しんでみてください!!