あえて工作キットは使わない!!『プログラミング×工作』〜自動ドア〜
あえて工作キットは使わない!!『プログラミング×工作』〜自動ドア〜
2019.09.10
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キッズジャンププログラミングの夏休み特別講座で、小学生が自動ドアを作成しました!!使ったものはmicro:bitとモーター、距離センサーです。その他の材料は全て100円ショップで調達。
インターネットで公開されている自動ドアの動画を参考に作ったのですが、作り方の解説があるわけではなく、どんな動きをするかといった機能的な解説しかありませんでした。また、工作キットのように決められた材料・部品が全て準備されているわけではありません。動画をよく観察しながら作成していきますが、当然様々な問題が発生します。
- 滑車がうまく回転してくれない
- ドアが滑らかに動かない
- ドアが外れてしまう ・・・などなど
このような問題を解決するために、自分でどんな材料を使うべきか、どんな構造にすべきか考える必要があります。昔に比べ、必要な物が簡単に手に入り、なんでも揃っている今の時代において、これはとても大切なことだと思います。
もちろん工作キットを使った方が見栄えも良く、早くできるかもしれません。しかし、説明書があって材料も全て揃っている状態で作品を作った場合と、今回のように観察して構造・材料・部品などを考えて試行錯誤しながら作った場合とでは、後者の方が得るものがはるかに大きいのではないでしょうか。
試行錯誤を経て完成した作品がこちら!!
※micro:bitって?
micro:bit(マイクロビット)はプログラミングして操れる小さなコンピューターです。25個のLED、2個のボタンスイッチのほか、加速度センサーと磁力センサー、無線通信機能がついています。自動ドアでは、距離センサーにどのくらいの距離で物が近づいたら、モーターをどれだけ回転させるかをプログラミングしました。