突然ですがみなさんはチョークポイントってご存知ですか?
チョークといっても黒板に文字を書くチョークではありません。
「絞める」を意味するchokeです。
世界にはチョークポイントが複数あるそうです。
チョークポイントとは、 そこを封鎖されると貿易がストップしてしまうような海峡や運河のことです。 (スエズ運河やパナマ運河、ホルムズ海峡、マラッカ海峡など)
例えばチョークポイントを封鎖されると石油タンカーが通れなくなり、 石油供給ストップや価格競争に影響が出てくることがあります。 どこかの国がチョークポイントを押さえると、他の国々が困ってしまう。
そうやって地形が国と国との争いを引き起こす。 国際紛争のほとんどがチョークポイントで起きているとのこと。 参考:マンガでわかる地政学
「なるほど!!」となりませんか?
今、チョークポイントについて考えることで、 地理・政治・経済について自然と学べました。 切り口を変えるだけでこんなにも面白く学べるものなのですね。
ただ覚えるだけはなく、 地形から考えて理解していくプロセスが、 地政学の魅力なのでしょうか。考える力も鍛えられます。
チョークポイントの他にも地政学にはまだまだ面白そうなことが多そうです。
地政学を学ぶのであれば、やはり地球儀も見ておきたいですね。 地球儀だから気づくこともあると思います。
例えば、
・アメリカとヨーロッパが意外に近い
・ロシアとカナダが北極を挟んだ隣国
などなど
ところで、最近の地球儀はすごいです!! 写真は「ほぼ日アースボール」という地球儀ですが、 専用のアプリをダウンロードしたiPadやスマホをかざすと、 最新のAR技術で世界各国の写真や動画、テキストなどにアクセスすることができます。 恐竜・・・感動!! 夜の地球。やはり東京は明るい! 平昌オリンピックのメダルタワー。ノルウェーがすごい!! と、いうことで話を戻しますと、 地図から政治や経済を学ぶように、 ときにはアプローチを変えて物事を捉えてみてはいかがでしょうか。