こんにちは!ProgrameiQです✨
まだ暑い日が続きますが、中秋の名月も迎え、季節は秋になりました。
一年っていつからこんなに早くなったんでしょうか、、笑
百貨店などでは既におせちの予約が始まったとネットで話題になっていてびっくりしました!
おせちはお店で買いますか?おうちで手作りしますか?
皆さんはおせちについて
「どうしてこの食材がいつも入っているんだろう?」
「どうしてお正月におせちを食べるんだろう?」
と思ったことはありませんか。
また、子どもにおせちについてこのようなことを聞かれた時、答えられますか?
最近は洋食が入っているものなど、おせちもバラエティー豊かになってきました。
今回は、
・どうしてお正月におせちを食べるのか
・おせちに入っている料理にどんな意味があるのか
そして、
2023年の幕開けに家族で食べたい、おすすめのおせちをご紹介します!
おせちのはじまり
日本には、季節の節目をお祝いする日があります。この日を「節日(せちにち)」と言い、節日には神様に料理をお供えしていました。
このお供え料理は「御節供(おせちく)」「節会(せちえ)」と言われ、今のおせちの語源とされています。
おせちは、一説では弥生時代には既に原型があったそう!
ということは、紀元前におせちは存在していた可能性があるんですね・・・
奈良時代や平安時代になると、朝廷で節日をお祝いするお供えとしておせちが用いられていたのですが
当時のおせちは、白米を山盛りに盛ったものだったそうです!
お正月が一般庶民に浸透したのは、江戸時代になってからのことでした。それまでは正月は世間一般では祝日ではなかったんです!
江戸時代に幕府が節日を祝日としたことで、「正月をお祝いし、豪華なご飯を食べる文化」が広がっていきました。
重箱におかずが入っている形式のおせちは、江戸時代後期から明治時代にかけて確立されていきました。
ちなみに「おせち」という名前が一般化したのは戦後で、それまでは「蓬莱(ほうらい)」「食積(くいつみ)」などと呼ばれていました。
おせちを食べる理由
先ほども紹介した通り、おせちは元々神様にお供えするためのものでした。
お正月におせちを食べるという風習は江戸時代から定着したものですが、
なぜお正月におせちを食べるのか・なぜ重箱にたくさんのおかずを詰めるのかにも理由がありました。
まず、なぜおせちを食べるのか。
これは、日本の節日の中でも一番大切な日であり新しい一年でもあるお正月をお祝いするためにおせちを頂くという意味があります。
また、三ヶ日にはかまど(台所)の神様に休んでもらい、人間も買い物や料理といった作業をお休みするために、数日に分けて食べられるおせちを大晦日に作っておく風習が定着しました。
つまりおせちは保存食という役割も果たしていました。なのでおせちは煮物料理が多いんですね。
おせちの中身
まず、おせちに重箱を使うことにも「めでたさ(幸せ)を重ねていく」という願いが込められています。もちろんおせち料理にも、それぞれ意味があります。
基本的におせちは三段〜五段の重箱を使います。
一番上の段から、一の重、二の重、三の重・・・と重ね、
段ごとに、煮物料理や焼き料理などが分けられています。
一の重:祝い口
おせちの一番上は祝い口と行って、栗きんとんや数の子など肴になるものが詰められています。
・昆布巻:「よろこぶ」とかけて。
・黒豆:黒く焼けるほどマメに働けるように、無病息災。
・ごまめ(かたくちいわし):ごまめは「田作り」とも呼ばれ、五穀豊穣を願ったもの。
・伊達巻:巻物(読み物)を思わせる見た目から、学業がうまくいくように。
・栗きんとん:金の塊「きんとん(金団)」に見立て、金運アップを願う
二の重:魚の焼き物
鯛や海老など高級食材を中心に、正月を祝う華やかな段です。
・海老:髭が長く腰が曲がっているように見えることから長寿を祈願して。
・ブリ:出世魚であることから、出世を願う意味で。
三の重:野菜・山菜の煮物
山の幸を使った煮物を入れる段です。
保存目的というだけでなく、周りとの縁を深めるという意味で「煮しめ」を食べます。
・蓮根:将来が見通せるように。
・くわい:「くわい→かい(快)」で、常に快適に生活できるように。
子どもも喜ぶ!2023年のおすすめおせち
新たな一年の最初の食事を飾るにふさわしい華やかで演技の良いおせち料理。
しかし、いつも食べているご飯と少し違ったり、煮物など少し渋い料理も多く
あまり食べない子どももいるかと思います。(筆者がその一人でした・・・)
そこで、子どもが好きな料理が多くて見た目も可愛い最新おせちをご紹介します!
重箱は保存必至!ディズニーおせち
みんな大好きディズニーのおせちは、キャラクター型の重箱からベーシックな三段重、木のお重までバリエーション豊か♪
子どもだけでなく大人も欲しくなるおしゃれなデザインのおせちで新年最初のおせちを楽しみましょう!
ミニオンおせち
おせちを持った和装ミニオンがデザインされたかわいいお重を開けると・・・
たくさんのミニオン!
かまぼこや高野豆腐などのベーシックなおせち料理がカラフルなミニオンになっていて、
とっても華やかですよね♪
参考画像:Amazon
しかも・・・
二の重にはシチューやローストビーフといった子どもが大好きなメニューがてんこ盛り!
みて可愛い、食べて可愛いミニオンおせちはあっという間に全部食べちゃいそうですね✨
理由を知って、より美味しくおせちを楽しもう!
今回は、おせちの成り立ちや、食べる意味をご紹介しました!
よく聞く通説から、そうなんだ!というものも多かったですね。
「どうしておせちを食べるんだろう」という小さな疑問も、その理由を知るとより一層おせちが美味しく感じると思います✨
2023年のお正月は、おせちを楽しみましょう(^ ^)