ブログを書く暇がないほど忙しい3月を過ごしておりました。
これも当教室をご支援していただいておりますみなさまのおかげです。
ありがとうございます。
3月、おかげさまでたくさんのお子さんにお会いすることができました。
その中で、「自由」と「甘やかし」って何が違うんだろう?
と感じたことがありましたので、その違いについて書いてみたいと思います。
「自由」と「甘やかし」の違い
「自由」とは、「どうしたらいいか?」子どもが考えられるにすること
「甘やかし」とは、子どもが思考停止してしまうようにすること
と私は定義することにしました
最近の育児の流れとして
「子どもがやりたいことをやらせよう!」というのが
主流になってきていると思います。
もちろん、私も大賛成です。
ただし、やりたいことをやっていたとしても
途中でつまづいたり、嫌な気分になることはあります。
たとえば、
・作りたいものがうまく作れない
・友達と遊んでいて、ゲームに負けた
・遊び終わったけど、片付けしたくない
・終わりの時間になったけど、帰りたくない
こういう時に、子どもが泣いたり不機嫌になったりすることがあります。
泣くのもOK。
不機嫌になるものOK。
※「泣かないの」と泣くことを否定するのではなく、まず「今は嫌な気分なんだね」ということを認めます。
泣いたり不機嫌になったりしたあとの
大人の対応が重要です。
ここが「考えられる子」になるか「思考停止する子」になるかの
分かれ目。
例えば、帰りたくない、片付けたくない、負けて悔しくて
泣いてしまう子どもに対して
大人がなんでもいう通りにしてしまったらどうでしょうか?
「泣けば、解決する」という子どもになってしまいます。
思考停止しています。
これは甘やかし。
子ども自身に考えさせ、決断させ、気持ちを切り替えられるような
対応を心がけたいですね。
これが自由にするということです。
自由には責任が伴います。(気持ちの整理もその子の責任)
自由には、自分で決断することが必要です。
甘やかして思考停止にして大人になると、子どもが苦しむ
「思考停止」のまま大人になると、イタいですよ。
つらい時、苦しい時、自分で解決できないのです。
解決できないから、続かない。
続かないから、自己否定 ←これ私。
という地獄のデスロードを歩くハメに・・・(苦笑)
「甘やかし」は子どもの泣きをその場で解決するにはいいですけど、
長期的な目でみると、子どもが長く苦しむことになると思います。
自分がやりたいことをやるために、
自分で気持ちの整理をつけて
トラブルも乗り越えていけるような考える力をつけさせること、
これが本当の意味で「自由にさせる」ということだと思っています。
悪いヤツらは「思考停止」の人が
つらい状況、苦しい状況になるのを狙っていますよ(笑)
優しい顔で近づいてくるわけです。
「私がなんとかしてあげるから大丈夫」ってね。