この本、すごく面白いです。
半分ほど読みましたが、なるほど!と思うことばかりです。
教育についてなぜか当たり前のこととして行われていることについて疑問視しています。
私たちも経験あると思います。
無理して受験勉強で知識を詰め込んだけど今はさっぱり覚えてないとか。
学んだことが定着しないのは、関連性を考えずにただだテストや受験などのために覚えるからです。
教科横断の関連性や社会でどのように役立つかなどの関連性を考えて学べば理解も早く知識も定着し、応用もききます。
日本だけでなく、欧米も少なからずそういう傾向があるため、学んだことを応用できなかったり、昔勉強したことを全て忘れていたりするとのことです。
私も社会人研修の講師をしていると、ケーススタディーなどを取り入れた方が、明らかに受講生の方々の知識の定着や理解の深まりがあると感じます。
他にも、昔から研究で明らかにされていることとして、人間の集中力は15分程度しか持たないということが言われているにもかかわらず、授業や研修などは、1時間や90分が一コマになっていることなどが、本書では疑問視されています。
このように、教育に関するさまざまな慣習や変わらないことを疑問視して、アメリカで新しい教育サービスを行っている方の本です。
経営学の大家であるクリステンセン教授も絶賛しています。
参考にして、弊社のサービスにも、この本の考え方を取り入れていきたいと思います。