子どもの「なぜ?」にはすぐに答えない!家庭でもできる思考力アップ法

コラム
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はじめに

家庭でも思考力がアップできる方法はたくさんあります。今後ブログで時々紹介していきます。

今回は
『子どもの「なぜ?」「どうして?」にすぐに答えを教えない』

すぐに答えを教えない

窓の結露の疑問

先日、うちの子ども(3歳)が窓が結露しているのをみて、
「窓がびちょびちょだ!なんでびちょびちょなの?」
というのです。

そこで私は「なんでだと思う?」と質問で返しました。

しばらく考えたのち、息子は「お外が雨だから!」と外にでて天気を確認しに行きました。
でも、外は晴れ。息子の仮説は間違っていたようです。
「雨じゃなかった・・・」と帰ってきました。

3歳の子どもでも仮説を立てて検証するということができるんだなぁ、と子どもの力に感心。
これは、うちの息子の頭がいいからではありませんよ。
私の質問がいいからなんです(笑)

・・・・という冗談はさておき。

 

子どもに考えさせる方法

まずは疑問で返す

子どもの疑問にはすぐに答えず、子どもに考えさせましょう。
疑問には、疑問で返します。

「なんで、葉っぱは緑色なの?」と聞かれたら

「なんでだと思う?」
「どうしたら調べられる?」
みたいな感じです。

学校や幼稚園でのトラブルを報告してきたとき、解決策を子どもに考えさせるのもいいですね。
「どうして、○○ちゃんは叩くんだと思う?」
「どうしたら仲良くできると思う?」

答えを肯定する

子どもが答えを出してきたら、まずは肯定。
「それはいいアイデアだね」
「よく考えたね」

 

自分で検証させる

そして、自分で検証させましょう。
「じゃあ、明日やってみる?」
「いつだったらできる?」

結果は間違っていてもいいのです。

答えは教わるものではなく、自分で考えるもの、自分で発見するもの。
それを普段から意識するだけで、数年後の学力に差がついてきますよ。

 

プログラミングでも養える力

プログラミングでは、子どもたちから「なぜ?」「どうして?」がたくさん出てきます。
昨日も小学校1年生の女の子から「ロボットがうまくうごかない!なんで?」と質問いただきました^ ^

もちろん、今回紹介した方法で対応。
仮説と検証を、その場で手軽に繰り返せるのがプログラミングのいいところです。

この記事を書いた人

オンリーワンスクール・キッズジャンププログラミング講師。
大学助教授の父と学習塾経営の母の間に生まれ、小学生の頃から教育書を読むほどの教育オタク。東京理科大学大学院理工学研究科を卒業後、IT企業でテクニカルサポート、SEとして8年間勤務。その後、コーチングなどを学ぶ。
1児の母となり、教育熱が再燃。
これからの教育とは何か?どのような教育が良いのか?を研究するのが趣味。

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