『謎とき冒険バラエティー 世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ)で一躍有名になったANZEN漫才のみやぞんさん。
8月10日放送の「anoter sky」(日本テレビ)に出演し、訪れたスペインの地で自身の生い立ちや芸人を目指したきっかけ、生き方などを語っていました。(スペインはイッテQ!の企画でアクロバット闘牛を成功させた場所。これがきっかけでさらに人気者に。)
普段テレビで見られる「おもしろい」「楽しい」みやぞんさんからはわからない一面を見ることができ、みやぞんさんの言葉がとても心に響きました。みやぞんさんは今ではとても明るいキャラクターですが、少年時代は辛い時期もあったそうです。
僕は昔「馬鹿だ馬鹿だ」って言われてましたずっと
でも人には人の個性があるからいいかなと それぞれの人の個性に良い悪いないなと思いました
僕は結構落ち込んだんですけど 色々ないものねだりの時代はありました なんでうちだけ貧乏なんだろうとか
でも貧乏だから頑張ろうと思えたし 全てプラスに 勉強ができないから色んな経験したいなと思ったし そういうマイナスの要素が逆に僕をやる気にさせてくれた
(みやぞんさんのコメント 2018年8月10日放送another skyより)
馬鹿とはどのような人のことをいうのでしょうか。
勉強ができないとは学校のテストで点が取れないことでしょうか。
みやぞんさんは独学でギターを弾くことができるようになりました。 高校時代は野球部に所属し、エースピッチャーで4番を務め、大学からスカウトもあったそうです。 イッテQ!でも様々な企画に挑戦し、見事に成功させています。
上達するにはどうすべきか考え、学び、行動してきた結果ではないでしょうか。
個性とはなんでしょう。
「個性(こせい)とは、個人や個体の持つ、それ特有の性質・特徴。特に個人のそれに関しては、パーソナリティと呼ばれる。」 (Wikipediaより)
個性は誰もが必ず持っているもの。このように改めて定義を確認すると、みやぞんさんの言う「個性に良い悪いはない」という言葉も納得できます。
「テストの点数が低い」=「個性が悪い」ではないし、「運動が得意ではない」=「個性が悪い」ではないということです。 「個性に良い悪いはない」と理解することができれば、プラス思考に転換し、みやぞんさんのように行動も変わってきます。
また、自分の個性だけでなく、自分以外の個性も受け入れられるようになり、周りの人間関係が良好になっていくことが考えられます。 個性に関して注意すべき点は、簡単に物事を諦めて「個性だから」と逃げないことではないでしょうか。あらゆる物事に対して、問題が発生した時に解決しようとせず、簡単に投げ出してしまう人間になってしまうからです。
どこで見極めるのかは難しいところですが、対処法として、「3ヶ月は頑張ってみる」といった期間を定めたルールなどを決めておくことも、1つの方法かもしれません。 ただ、「すぐ諦めるのも個性です」と言われれば言葉の返しようがありません。「どのような人間になりたいか」「どのような人生を送りたいか」を考慮していただき、皆様に判断を委ねたいと思います。
とりあえず僕 面白くないんですよ ネタもできなければ 色んな人に助けてもらって やってる感じがするんで 本当に目の前の人をどうにか一生懸命 少しでもちょっとでも心を軽くする っていう気持ちでやってますけどねもうそれしか考えてないっていうか
(みやぞんさんのコメント 2018年8月10日放送another skyより)
みやぞんさんの尊敬すべきところは、 ありのままの自分を受け入れ、自分にできることが何かを見つけ出し、実行する力と強い信念を持っていることだと私は考えます。
頭ではわかっていながらも、誰しもなかなか無い物ねだりの思考から脱却できないのではないでしょうか。みやぞんさんはその時期を乗り越え、自分自身と向き合って生きることができているのだと思います。 「another sky」の締めのコメントもとても印象深いものでした。
今田さん「みやぞんにとってスペインはどんな場所ですか?」
みやぞんさん「地球の中の1つの場所」
(2018年8月10日放送another skyより)
「確かにその通り(笑) いや、、、みやぞんは全体を見て1つのことにとらわれない思考の持ち主なのでは。。」 考えすぎでしょうか。
みなさんは、みやぞんさんの言葉をどのように受けとめますか?