言語力

大人も求められる読み・書き・話す!!

2020年の大学入試改革などの影響もあり、


「これからは子どもたちには読み、書き、話すといった言語力が特に重要です!!」


と何度もブログに書いてきましたが、今の大学生や大人はいかがでしょうか。
「読み」「書き」「話す」といった言語力は足りていますか?必要ありませんか?


読売新聞では新聞を活用して企業や大学でこれらの言語力を高める研修を展開しているそうです。



読売新聞社は、企業や大学で、「書く」「読む」「会話する」の三つの力を高める研修プロジェクト「新聞の力」を展開している。新聞を活用しながら、記者のスキルを伝えようというもので、正確に伝わる文章の書き方、効率の良い情報収集の方法など、ビジネスや勉強に役立つプログラムを、経験豊富なベテラン記者が講師となって提供する。新聞購読料のみで講師料や添削代がかからないのも特徴。最近は、理系・技術系の社員向け文章講座や、アスリート向けのキャリア教育といった要望が寄せられている。
(出典:読売新聞)

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記事ではこの研修を受けている会社が紹介されています。
この会社は社員の大半が技術職とのこと。同社社長は次のようにコメントしています。


「自分たちの専門の事柄を、お客様にもわかりやすい言葉で伝えなくてはならない。誤字脱字、おかしな文章がないのは必要最低限のこと」


文系社員も理系社員も関係なく言語力が必要だということです。


最近になって言語力が注目され、日本の教育界が力を入れつつありますが、今の大学生や我々大人は
従来の教育を受けてきたわけです。「読む」「書く」「話す」といった言語力はあまり鍛えてこなかったのではないでしょうか。


しかしながら、社会に出れば言語力は必須なわけですから、伸ばしていかなければなりません。最近は特に社会全体がコミュニケーションを重視してきているため、一層努力する必要があるかもしれません。


また、子どもを教育する上でも保護者の言語力が言うまでもなく重要です。

「教育といっても自分の言語力に自信が・・・」
「結構プレッシャーが・・」


という方は「教育」(教えて育てる)ではなく「共育」(共に育つ)と考えて行動してみてはいかがでしょう。



英語教育は必要か

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めざましく発達する自動翻訳の技術。
この技術の発達・普及と共に、
英語学習について考え方が変わってきそうです。

以下、日本経済新聞から抜粋です。

語学力より異文化理解 自動翻訳、世界を一つに
 東京五輪・パラリンピックでたくさんの外国人客が日本を訪れる2020年。小学校では英語が正式教科となる。同じく20年。政府は人工知能(AI)を使った同時通訳システムの実用化を目指す。
 自動翻訳時代に、果たして早期の語学教育は必要なのだろうか。未来のグローバル教育のあるべき姿を考えた。
「うちの保育園の子どもたちにはグローバルで活躍できる人になってもらいたい」。こう話すのは保育大手、ポピンズの轟麻衣子社長(42)。「国際教育に力を入れているので一度現場を見てみませんか」。誘いを受けた僕(25)はある日、「ポピンズナーサリースクール馬込」(東京・大田)を訪れた。
〜中略〜
 まずは自国の文化、環境をよく知り、他国との違いに気付く。自ら問いを立て、話し合いながら解決する。グローバル・コンピテンス教育の肝だ。最近は英語教育に力を入れる幼稚園や保育園が多いが、馬込の園では「ほとんど英語の指導はしない」(折原さん)。轟社長はグローバル・コンピテンスを伸ばすには「言語習得よりも本質的に重要なことがある」と考える。

※グローバル・コンピテンスとは国際社会で生き抜く能力のこと。自動翻訳が普及すれば、必要とされるのは言語能力よりも人間力。「世界を探求する」「他者の視点に立つ」「行動を起こす」「アイデアを伝え合う」。米ハーバード大学のベロニカ・マンシーヤ博士は4つの資質を挙げる。

 

img_4797 (出典:日本経済新聞)

 

 自動翻訳の技術が発達・普及すれば、
 外国語を学ばずとも外国人とコミュニケーションが取れ、 
異文化交流やビジネスの場でも言葉の壁がなくなります。


 大きな社会変化です。

 ということは英語は必ずしも学ぶ必要がないのでは・・・ 
と考えてしまいます。 


「語学力より異文化理解」
 納得です。 


ただ、間違えて捉えるべきではないことがあります。 
この記事は 
「外国語の習得よりも異文化理解が大事なのではないか」 
ということを考えさせてくれるものであり、 
言語(母国語)の習得について軽視するものではありません。


 つまり、 日本人であれば、
 日本語の言語力が重要であるということです。 


言語力とは
 「言語を用いて思考し、正確にコミュニケーションをとる能力」
 (考える、聞く、話す、読む、書く)

 記事からも、 
「問いを立てる」「話し合う」など、 
言語力の重要性がわかると思います。


 すごく身近な例で言えば、 
「算数の成績を上げるためにまず国語の勉強をする」 
という話を聞いたことがあります。
 言語力がないと問題文が理解できず、解けないのです。 


先ほど社会が変化していると述べました。
 社会変化と日本教育についてざっくり表現すると、
以下のようになるかと思います。

  グローバル人材が必要
   ↓
  英語必修化 

 IT人材が必要 
  ↓
 プログラミング必修化 
 (大学入試でも文系理系問わず情報技術の科目が検討中)

    次はどんな人材が必要になる??
   ↓
 必要な教育は??


社会変化によって教育が変化していることがわかります。


みなさんは今回紹介した英語教育を含め、
これからの教育について、
どのように考えられますか?