考える力

モンテッソーリ教育は受験に有効?

藤井聡太さんが学んでいたということで話題になった「モンテッソーリ教育」


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(出典:プレジデントFamily)


他にも多くの著名人がこの教育を受けています。
・Google創業者 ラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリン
・Facebook創業者 マーク・ザッカーバーグ
・Amazon創業者 ジェフ・ベゾス
・社会学者 ピータードラッカー
 など


名だたる著名人を前に、「学校教育とはかけ離れた天才向けの教育をしているのでは。。」と思って敬遠してしまう人もいるかと思います。私の第一印象はそうでした。しかし、多くの著名人を育てた教育内容を知らないわけにはいきません。


「モンテッソーリ教育」とは一体どういうものなのでしょうか。


モンテッソーリ教育とは
モンテッソーリ教育とは、イタリアの医師、マリア・モンテッソーリによって考案された教育法です。
モンテッソーリ教育法は主に乳児、幼児、園児あるいは児童を対象にしていますが、欧米にはモンテッソーリの小学校は数多くあり、中学校や高等学校も存在します。
大きさ、手触り、重さ、材質などもこだわって作られた「教具」と呼ばれる様々な教材を通し、子どもたちの繊細な五感を刺激して脳を育てます。


ここまでの説明では「感覚的なものは育てて欲しいけれど、社会、仕事、生活で生きるのか?」と思われる方も多いと思います。
そしてやはり気になってしまうのは「受験で役に立つのか?」でしょうか。
それらの疑問は「教具」を具体的に見ていくと解消できるかもしれません。


モンテッソーリの幼稚園で使われる教具
・日常生活の教具 小さなホウキやちり取り、毛糸針を使った縫い刺しなど
・感覚教育の教具 円柱をぴったり穴にはめこんだり、色のついた板を並べたり
・言語教育の教具 文字を覚える
・算数教育の教具 数字や簡単な足し算などを学ぶ
・文化教育の教具 世界地図や時計の見方などを学ぶ
小学校の領域では使われる教具
・算数教具
・幾何学教具
・生物教具
・地理教具
 など
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動物を分類する「生命の樹」という教具

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平方や立法を体験する「ビーズキャビネット」という教具

(出典:プレジデントFamily)

 いかがでしょうか。学校の教育内容とも共通しています。 しかし決定的に違うことは、カリキュラムは子ども主導で進むことと、教具で体験して知識を吸収することです。 横浜にあるマリア・モンテッソーリ・エレメンタリースクール(小学生向けフリースクール)では、先生の役割は子供達の学習進度に合わせて教室に教具を配置するなどの「サポート役」という位置づけだということです。受け身でなく主体性が身につきます。 また、人体の勉強をする子は紙粘土で脳を再現するそうです。同スクール理事長の高根さんは「子供たちは手を動かして、触って、学習しているから、頭のなかに豊かなイメージが広がっています。だから忘れないのです。」とコメントしています。 
マリア・モンテッソーリ・エレメンタリースクールでは実際に受験でも実績を上げています。開成中学校、聖光学院中学校、栄光学園、武蔵中学校、豊島岡女子学園、慶應義塾湘南藤沢中等部、攻玉社中学校などの合格実績があります。



同校で受験指導を行なっている中村秀男先生は次のように話す。
「中学受験の勉強というと、通常は4年生から始めます。ここでは5年生から始めていますが、彼らは6年生からでも十分なくらい。それくらい下地はできている。下地とは、『知的好奇心』と『考える力』です。
(中略)
自分が持っている知識とイマジネーションと結びつけてしまうので、記憶ものも強いです。」
(出典:プレジデントFamily)



モンテッソーリ教育とその実績を知ると、教科書中心の教育に疑問を感じてしまいます。
受験の話題となりましたが、『知的好奇心』と『考える力』は、社会・仕事・生活でもその人間の土台となって役立つものです。


そして、子供たちはすでに受験のその先を見ていることが、次の高根理事長の言葉からわかります。



子供たちの素晴らしさは、学力だけでないと高根理事長は語る。
「3年生くらいになると、みんな自分の得意分野がわかって、その得意なことでお役に立ちたい、と言うようになります。こうした心の成長にもっとも感動させられます」
なぜ、心が成長するのか。それは最初に「宇宙」や「生命の担当」など、を大きなスケールで物事を学ぶからだという。 自分が宇宙の一部として、生かされているのを自然と感じ取れるカリキュラムになっているのだ。
(出典:プレジデントFamily)



        
      

リベラルアーツが大事!!

こんにちは。渡邊です。

 

先日、ボーク重子さんの講演で感じたことを書きましたが、今回は第二弾です。

先日の内容はこちらから↓

http://iot-makers.co.jp/blog/?p=1144

 

前回はパッションが大事という内容でしたが、

今回は、目標設定とコミュニケーションです。

 

ボーク重子さん曰く、

「ゴール設定して確実に目標にたどり着くことは、一種の能力だ!!」と。つまり、PDCA(※)を回して、夢や目標にたどり着くという能力は、教育することが可能ということです。

 

(※)PDCAとは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)を繰り返すことによって、目標に対する行動を改善していく手法です。

 

ちなみに、現在、アメリカのメジャーリーグで活躍中の大谷選手(野球選手)も高校生の頃から、プロ野球で活躍するために、目標設定・実行の仕組み、すなわちPDCAサイクルを回すためのマンダラチャートというツールを使っていました。そして、あの大活躍です!!

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ボーク重子さんは、その中でも、夢や目標設定をすることが非常に重要だと仰っていました。娘さんのスカイさんも、日本とアメリカの高校生は、大きな違いはないと言っていました。ただし、アメリカの大学は、大学をリベラルアーツの内容で選ぶと。これは100年前から変わらないプログラムで、本当に好きなことを見つけるためには、いろいろな世界を幅広い視野で知らなければいけないということらしいです。

 

リバラルアーツについては、下記の記事が参考になります。

https://toyokeizai.net/articles/-/13697

 

 

つまり、リベラルアーツの言葉の意味どおり、自分で好きなことを探せる自由があるということです。

 

大谷選手が使っていたように、PDCAサイクルを回すためのツールは、非常にたくさんあります。ただ、夢や目標を設定するツールは、あまりないのではないでしょうか?

 

それは、その設定自身が、非常に奥深いものだからだと思います。

 

自分が生きている意味は何か?社会貢献とは何か?我々の世代が、後世に残すことは何か?などなど。

 

そういう哲学的なこと、歴史的な背景なども考えていかなければ、本当の意味での目標は見つからないのかも知れません。

 

海外ではそのような教育をしているということです。

 

日本ではどうでしょうか?

 

グローバル化で海外の人と一緒に仕事をすることが、今後はますます増えます。日本人同士でも、会社組織やチームで仕事をするときには、協調性や協働性を求められます。日本人は文化が同じなので、あ・うんの呼吸で通じる部分もありますが、海外の人は通じません。そのときこそ、意見を言い合う文化も必要ですし、仲良くなるための共通言語として、歴史や文化、哲学やアートといった、リベラルアーツが本当に必要なのではないかと思います。

 

さらに、ボーク重子さんのご家庭では、社会的なトピックについても興味を持ち、自らの意見を言う習慣をつけるためにも、夕飯で必ず、社会的なトピックについてコミュニケーションをすることを重要視していたそうです。

 

例えば、同じ記事、同じ本、ニュースについて、家族で意見交換をするなど。

そして、ボーク重子さんは、わざと天の邪鬼な意見を出して考えさせるようにしていたとも(笑)

 

それに対し、娘さんのスカイさんも、幼少の頃から、さまざまな人のいろいろな意見を聞けて、視点や考え方が増えたと言っていました。

 

さまざまな体験や社会トピックなどに触れるということは、その中から、興味を持つ分野ができ、さらにはそれが自分の目標設定になり、努力を継続することによって社会に貢献できる、という良い循環が生まれると思います。そして、それが自己肯定感につながる、そんな教育を弊社も目指していきたいなと思いました。

 

 

ボーク重子さんの講演から〜子供のパッションが大事!!〜

こんにちは。渡邊です。

先日、ボーク重子さんの講演に行ってきました。

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ボーク重子さんとは、2017年7月、全米の女子高校生が知性や才能、リーダーシップを競う大学奨学金コンクール「全米最優秀女子高校生」で優勝したスカイ・ボークさんの母親です。

 

ボークさんの記事はこちら↓

https://resemom.jp/article/2018/03/12/43451.html

 

このコンクールは全米の高校生に贈られる賞の中ではもっとも名誉があるものだそうで、これまでに参加した高校生80万人近くの中で、過去60年、アジア系が優勝したことはめずらしく、全米の多くのメディアで大きな話題となりました。

 

スカイさんは、アメリカ人の父と日本人の母との間に生まれ、現在はアメリカの名門大、コロンビア大学に通っています。ボーク重子さんは、そんなスカイさんをどのような環境で育てたのかについて「『全米最優秀女子高生』を育てた教育法―世界最高の子育て」(ダイヤモンド社)を上梓され、現在ベストセラーになっている有名な方です。最近は、日本テレビの「深イイ話」に出演したりしています。

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その中で、一番印象に残ったのは、

『パッションが大事!!』

という言葉でした。パッションとは情熱のことです。

 

スカイさんが通っていた米国ワシントンの小学校では、非認知能力(※)の育成に力を入れ、主に二つのことを大事にされていたそうです。

※非認知能力とは、例えば、誠実さや忍耐心、リーダーシップ、コミュニケーション能力などのIQや学力テストなどの認知能力ではないもの全般のこと。その有無によって、仕事の成果や人生の行方に影響を与えるパーソナリティや対人能力とも言える。

 

一つは、心の安全という環境を作ること。

もう一つは、子供のパッションを最も大事にしていること。

 

パッションを大事にしているのは、下記の理由からです。

・すべての入り口は好きから始まる

・好きなことだから苦しいことも乗り越えられる

・好きだから努力を継続できる、継続するからこそ上手くいく

・継続したいからこそ、失敗した時になぜできなかったか、どうしたら上手くいくか考える

 

その通りですよね!

大人でも好きなことに対しては時間を忘れて没頭したり、努力を継続します。これは仕事でも言えると思います。仕事も好きで楽しんだ方が成果が出るというのは、私自身も、常に実感しています。

 

ボーク重子さんは、スカイさんのパッションを見つけるために、習い事は手当り次第やらせたそうです。その時に、大事にしていたのは、やめるルールを作っていたこと。それは、始めたら1クール(約3ヶ月)は必ずやるということです。これがやり抜く力、達成感につながるとのことです。

 

「そして、パッションとは、好きという思いだけではなく、実はその利己的な思いの上にある、社会に対する使命感や責任感という社会貢献意識を育くむことが大事で、それが人間力を養うためにとても重要なことだと思います。」

とも仰っています。

 

子供達は、いずれ社会に出て仕事をします。仕事をする時に、この意識は非常に重要だと、私も思っています。

 

どうやって社会に貢献するのか?

 

世界はさまざまな環境でできており、いろいろな問題があります。貧困や争い、温暖化、移民受け入れ、などなど。

日本はという国は、税金で収入を得て、社会福祉やインフラの整備など、人々が暮らしやすいようにお金を配分しています。

 

人間は、個人一人で生きているわけではありません。さまざまな国や団体、人々の助けを得て、生活しているのです。お互いが助け合う社会にしていくことが重要ですよね。そのためには、個人個人が、「社会にどうやって貢献するのか?」ということを考えることが非常に重要だと思います。

 

また、企業でいうと、この社会貢献意識は経営理念です。「なぜ当社は存在しているのか?何のためにあるのか?」。経営理念は、昔から、経営には、最も重要な要素と言われています。事実、成功している大企業の経営理念は素晴らしいものがたくさんあります。

 

個人も会社も、このような社会貢献意識があるからこそ、自然と周りが助けてくれるのだと思います。それが、さらに成功につながるという好循環になるのではないでしょうか!?

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一言でいうと、「志(こころざし)」ですよね。

我々のスクールでも、こういう意識を子供の頃から、育んでいきたいと思っています!!

 

そんなことをあらためて考えさせられた講演でした。

 

ボーク重子さんの講演から感じたことは、まだまだありますので、続きはまた次回に書きます。

 

お楽しみに。

 

 

 

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コミュニケーション能力って具体的には?

先日、企業が新卒採用時に求める能力として、コミュニケーション能力が最も重要視されているとお伝えしました。

 

それでは、コミュニケーション能力は具体的にはどのようなものでしょうか?

 

 

前回、コミュニケーション能力は、

①相手の話を論理的に整理して理解する力

②ポイントを絞って質問できる力

③相手の話を踏まえて、論理的、具体的に説明できる力

であるとお伝えしました。

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もう少し深掘りしてみると、

①は相手の気持ちや立場、状況などを幅広く考えながら、論理的に整理して理解する力が必要になります。ここでのポイントは相手の立場や気持ちになって理解しようとすることです。

相手に対する思いやりや洞察力、全体像を把握する力、読解力などの能力や、それに関する考え方を育てる必要があります。また、海外の方と話をする場合、歴史的背景や文化の違う人たちの考えを受け入れる多様性も必要になります。社会的弱者に共感することも必要です。

 

②は、①で整理した事実や意見などに対し、要点を整理・要約する力が必要になります。その上で、疑問点や詳細を質問する力を育てることが重要です。この場合に活用できるのが、フレームワークや切り口です。原因と結果を繋げるだけの簡単なものから、ビジネスで使うようなものまで、さまざまなフレームワークを活用することによって、要点が整理でき、理解が深まります。

 

③は、自分の意見や根拠等を論理的に説明する力が必要になります。また、どのように組み立てて表現するかという構想力や、どのように感情を入れたり、逆に抑えて説明・表現するかなどといった、表現力などが関係します。

 

このようにコミュニケーション能力はさまざまな能力が関係してきます。

 

社会に出る間際である高校生や大学生から、いきなりコミュニケーション能力を育てましょう!と言っても一朝一夕に身につくものではありません。

コミュニケーション能力には、さまざまな要素が含まれているため、長い年月をかけて育てる必要があると思います。

 

それでは、幼少の頃からコミュニケーション能力を育てるにはどうしたらいいのか?

 

次回、お伝えしたいと思います。

社会で活躍できる人間を「小学生」から育成!!

こんにちは内田です!
先日オンリーワンスクール馬喰町教室で小学1年生のレッスンがありました。

オンリーワンスクール は社会で活躍できる人材を育てることが目的ですが、
「小学1年生からそんな難しそうな教育ができるの?」
と疑問に思われる方も多いかと思います。

ですがオンリーワンスクールではたしかに実践しています。
実際のレッスンを例に簡単に紹介したいと思います。
まずは以下の問題に出来る限り多くの回答をしてみてください。
できる限り多くの回答です。

10円(玉) 50円(玉)
買えるもの
楽しめること
できること
ちがうこと

(オンリーワンスクールで使うプリントから抜粋)

 

「なんですかこの問題。。」
と思われるかもしれません。
ですがこのようなことを真剣に考えたことありますか?
まじまじと10円と50円を見たことありますか?
私はありませんでした。
お気付きでしょうか。
この問題に真剣に向き合うと

・深く考える力
・発想する力
・観察する力

などが求められることを。
また、とても重要な「お金の価値観」を学ぶことができます。

小学1年生にこの問題に挑戦してもらいました。
流れとしては以下です。

1. 自分1人で考える。
2. 10円と50円について話し合って考える。
3. 実際に硬貨を見ながら考える。

私が小学1年生回答の中で特に印象に残ったのは「50円(玉)で何ができるか」についての回答でした。
考えて絞り出した結果、

「50えんで2つえん(円)をかく」

と書いていました。

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とても柔軟な発想ですね!
50円というものを多面的に見た結果です。
お金として使うのか。
道具として使うのか。
(お金をそんな風に使うべきではないとお考えの方はご容赦を。)

小さいうちからこのように柔軟な考え方や多面的なものの見方を育てていくと、
人生の選択肢や可能性が広がっていくのではないでしょうか。
また、思考力、発想力、観察力なども社会に出て必ず役立つはずです。

いかがでしょう!?
オンリーワンスクールが社会で活躍できる人材をどのように育てていくか少しご理解していただけたでしょうか!?

オンリーワンスクールでは小学生から大学生、社会人、一般まで一貫した教育を実践しています。
小学校低学年では身近なものをテーマにして思考力、発想力、観察力、作文力などの下地を作り、学年が上がるにつれて徐々に政治、経済、ビジネス基礎などを取り入れていきます。
4月以降も説明会体験会を行っています!
興味を持たれた方はお気軽にご参加ください!

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AI(人工知能)との共存を考える!?

こんにちは!渡邊です。

 

今日は、オンリーワンスクールの小学校高学年の授業風景をお届けします。

 

■━━━本日のテーマ━━━■

AI(人工知能)との共存を考える!?

■━━━━━━━━━━━━■

 

オンリーワンスクールでは、小学生から社会のことについて、興味をもってもらい、考える機会を与えるようにしています。

 

レッスンの中で、こども新聞や「ニュースがわかる」という毎日新聞発行の小学生向けニュース雑誌を使い、意見を交わします。

 

先日、読売こども新聞に「AI(人工知能)と人間と未来」という記事が出ていたので、小学高学年の生徒に事実の把握、意見の記述、ディスカッションをしてもらいました。

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レッスンの流れとしては、次のように行いました。

 

(1)新聞に書いてある事実について、知っていたこと、知らなかったことに分けて整理する。

今回の記事の場合は、次のように行いました。

<知っていたこと> <知らなかったこと>
・人工知能の進化の速さを心配する声上がっていること。

・動画を見て、写っているものの特徴を見分けることができるようになっていること。

・自動運転の走行テストで死亡事故が起きていたこと。

・人工知能の研究が60年前から始まっていること。

・2045年に人工知能が人間の能力を超えるシンギュラリティが訪れること。

・完全な人工知能ができたら人類は終わると警告されていること。

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(2)事実を踏まえて、意見を記述する。この場合、先に結論を書き、続いて理由・根拠を記述する。

 

事実の整理を行なった後、意見を記述してもらいました。今回は、人工知能の開発を続けることに対し、賛成もしくは反対か、先に結論を出し、その理由・根拠を考えてもらいました。理由・根拠は、多面的に3つ以上出してもらいました。結論としては、反対が多く、その根拠としては次のような内容が出てきました。

 

・人間がロボットに支配されてしまうような世の中になって欲しくない

・人間の仕事がなくなると収入がなくなり生活できなくなる

・人間が楽をして、怠けてしまう

・ロボットが定型的な仕事をし、人間が怠けると新たな仕事や商品が生まれなくなる

 

(3)さらに今後課題となりそうなことを考え(問題発見)、どのように解決を図るか考える(問題解決)。

 

そして、将来発生する可能性がある、もしくは現在議論となっている新たな課題について、考えてもらいました。今回の記事では、「今後、自動運転が普及した場合、事故の責任は誰が取るのか?」についてです。事故の責任が誰にあるかについて、多面的に出してもらい、一つずつ確認してみました。通常の交通事故は、運転者に責任があることがほとんどです(被害者は除く)。しかし、自動運転は、開発途中であり、責任の所在がどこにあるかは、今後も議論が展開されていくところです。可能性としては、運転者、開発者(製造メーカー)、国、保険会社などがあげられるでしょう。そして、その根拠についても、上記の責任者の立場で考えました。

 

(4)問題発見、問題解決の過程で、多面的に考えること、ビジネスの仕組みなどをレクチャーし、興味をもってもらう。

 

上記のように、問題発見や問題解決の過程で、ビジネスの仕組みなどをレクチャーするようにしています。例えば、今回の中では、自動運転に関する新しい保険を開発するにはどうしたらいいかなどです。自動車保険について、現状はどのような形で保険が成り立っているのか、また今後、自動運転に関して保険を設計するときはどのようにしていったらいいのかなどを簡単にレクチャーしました。このように、レッスンを通じて、社会やビジネスの仕組みについて興味をもってもらい、身近に感じてもらえるようにしていきたいと思っています。

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このように考える道筋、フレームワークなどを提供すると、小学高学年でもここまで考えることができます。このように、社会のテーマに興味を持ち、かつ、今回のような考える道筋やフレームワークを使うクセを身につけ、普段からさまざまなことについて考えてもらいたいと思っています。

 

4月以降も随時説明会を実施しています。

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社会で求められている能力は?

こんにちは。渡邊です。

新年度に入りましたね。新社会人の方々も、やる気と希望に満ち溢れていることと思います。

 

今日は、それにちなんで、就職活動で企業はどんな能力を求めているか?を考えてみたいと思います。

 

就職活動に関係する大学生、または、その保護者などにとって、企業が新入社員に求めている能力は、非常に気になるところだと思います。

 

企業が学生に求める能力・資質はどのようなものでしょうか?また、それは変化してきているのでしょうか?

 

PRESIDENT Onlineが行った取材によると、リーマンショック以降、100社以上の大手企業が、新卒人材に求める資質・能力は、主に下記の6つとなっています。

(1)チャレンジ精神(変革する力、バイタリティ)

(2)チームワーク力(共感力、チーム志向)

(3)コミュニケーション力(論理的思考、伝える力)

(4)リーダーシップ力(周囲を巻き込む力、主導力)

(5)主体的行動力(自律的アクティビィティ、やりぬく力)

(6)グローバル素養(異文化受容力、語学力)

PRESIDENT Online 2015.3.11より抜粋

 

また、週刊ダイヤモンドの2011年の記事によると、採用で重視する資質は、上位から順に下記の通りとなっています。

①コミュニケーション能力

②熱意・意欲

③主体性

④行動力

⑤論理的思考力

⑥創造性

⑦協調性

⑧リーダーシップ

週刊ダイヤモンド2011.2.12より抜粋

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一部の技術系学生を除き、日本企業の多くはポテンシャル採用です。従って、専門性よりも資質を重視する採用となっています。また、2011年と2015年を比較するとほとんど内容が同じなのが分かります。

 

上記を見てみると、どれも社会人にとって、必要な能力であることが簡単に分かりますね。

 

今日はその中でも、最も重要だと考えられているコミュニケーション能力について考えてみたいと思います。

 

コミュニケーション能力とは?

 

コミュニケーション能力とは、理路整然と流暢に話したり、プレゼンテーションが上手だったりというイメージが強いかと思います。

 

しかし、あらゆるビジネスの世界にとって、重要なのは、相手のニーズを聴き、何を欲しているのかを理解することです。

 

会社は、顧客のニーズを理解して、商品・サービスを提供しなければ、売れません。企業に属するビジネスパーソンも、会社の進む方向性や上司の考え、同僚が望んでいることを理解して仕事をしなければ、組織として機能しません。また、組織で高い評価も得られないでしょう。

 

 

つまり、コミュニケーション能力は、

①相手の話を論理的に整理して理解する力

②ポイントを絞って質問できる力

③相手の話を踏まえて、論理的、具体的に説明できる力

に裏づけされています。

 

また、コミュニケーション能力は、チームワーク・協調性の前提になるとも言えます。どのような企業や部署でも、一人で仕事をしているわけではありません。変化が激しい社会の中で、迅速に成果を出すためには、周りを巻き込んで行くことが求められます。コミュニケーションが円滑に行えなければ、チームで何かを成し遂げるのは困難です。さらには、主体性も関係します。主体性がないとコミュニケーションを円滑に行おうとしないかもしれません。各自が、それぞれ主体性を持って取り組むからこそ、コミュニケーションを円滑に行おうとするのです。

 

つまり、コミュニケーション能力は、ビジネスのあらゆる場面で必要な能力であり、企業が最も重要視する能力であるということは、容易に理解できますね。

 

 

それでは、コミュニケーション能力はどのように育てるのでしょうか?

次回、そのあたりについて考えてみたいと思います。

新聞を鵜呑みにするな!?

こんにちは!渡邊です。

 

今日も、オンリーワンスクールの授業風景をお届けします。

 

■━━━本日のテーマ━━━■

新聞を鵜呑みにするな!?

■━━━━━━━━━━━━■

 

オンリーワンスクールでは、情報の重要性や信ぴょう性について、頻繁に取り扱います。

 

レッスンの中で、子ども新聞や「ニュースがわかる」という毎日新聞発行の小学生向けニュース雑誌を見ながら、意見の記述やディスカッションをします。%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%81%8c%e5%88%86%e3%81%8b%e3%82%8b%e3%81%aa%e3%81%a9

 

そこで頻繁に伝えることは、“新聞やテレビのニュースを鵜呑みにするな!”ということ。

 

情報収集は重要です。と同時に、編集や活用も非常に重要です。

 

間違った、あるいは偏った情報を鵜呑みにすると判断を間違えることがあると、いつも伝えるようにしています。

 

新聞もテレビも各社・各局によって報道の内容が違います。

 

先日のレッスンでは、なぜ報道内容が違うのか、また新聞やテレビ局はどのようなビジネスモデルで成り立っているのかについて、考えてもらいました。

 

まず、新聞の良いところを考えてもらいました。昨今、インターネットが普及し、新聞を読む方々も減ってきていますが、オンリーワンスクールでは、新聞から受動的に情報をインプットすることは重要だと考えています。

 

これは視野の広さにもつながります。小学生のうちからこのように、広く情報をインプットすることの重要性を意識してもらうようレッスンを行っています。

 

また、新聞はなぜ各社によって報道内容が違うのか?ということについても考えてもらいました。

 

新聞社も慈善事業ではありません。営利目的の株式会社です。当然ながら収益を上げなければ、継続して新聞を発行できません。

 

従って、どのような顧客から売上をあげるのか?というビジネスモデルから考えてもらいました。新聞社の主な顧客は、一般読者と広告主であるということも最近の小学生は、瞬時に理解できます。素晴らしいですね!!

 

そのうえで、新聞社によって想定読者が違うので、記事の内容が異なるということも、レッスンの中で、理解できたようでした。

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image43月以降も随時説明会を実施しています。

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小学2年生の経営者があらわれる!?

こんにちは!渡邊です。

 

昨年12月より日本橋馬喰町で開校したオンリーワンスクールも、いよいよ来月4月から、日本橋馬喰町教室に加えて、豊洲教室(江東区・豊洲駅近く)、森下・両国教室(江東区・森下駅近く)が開校します。こちらもすでに定員になりそうな勢いで入会者が増えています。非常にありがたいです。(^^)

 

今日は、オンリーワンスクールの授業風景をお届けします。

 

■━━━本日のテーマ━━━■

小学2年生の経営者があらわれる!?

■━━━━━━━━━━━━■

 

オンリーワンスクールは、「真の考える力」を養うとともに、

社会性を育てるというのもテーマの一つです。

 

政治や経済、ビジネス、社会環境、技術革新などのテーマについても、考えてアウトプットして行きます。

 

先日は、経営者になった視点でポスター作りを行いました。

 

小学2年生と3年生の生徒たちに、それぞれが好きなお店のオーナーとして

ポスター作りを行ってもらいました。

 

そして、ポイントとして、

実際の企業経営でよく使う3C分析というフレームワークをポスターの中に入れ込んでもらいました。

 

3C分析というとなんだか難しそうですが、実は簡単です。

 

3Cとは、顧客(Customer)、競合店(Competitor)、自社の強み(Company)、の3つの視点で考えるフレームワークです。企業経営を多面的に考えるときの入り口になるフレームワークとも言えます。

 

つまり、ポスターに、

1 どんなお客さまに来てもらいたいか?(ターゲット顧客の選定)

2 他のお店との違いを打ち出すには?(競合企業との差別化)

3 お得な情報は?(自社の強みの投入)

という3つの要素を、生徒たちに入れてもらうことにしました。

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一見難しそうに感じるかもしれませんが、噛み砕いて話をすると、見事にできました。

その写真がこちら!!素晴らしい出来です(^^)

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そして、なんと!!

ビックリしたのが、

ポスターの中に、商品開発の要素を入れている子がいたことです!!

 

「1ヶ月に一度、アンケートを用意するので、売って欲しい食べ物を紙に書いてください」との内容が書いてあります。

 

以前に、商品の売り上げを伸ばすためには?というレクチャーの中で、

アンケートを取って商品開発や品揃えに役立てるという話をしたのを覚えていてくれたのです!

 

素晴らしいですね!!まさに、知識を活用するとは、こういうことではないかとあらためて実感しました。

 

もしかしたら、子供たちの方が柔軟な発想で経営者に向いているのかも知れません(笑)

 

3月以降も随時説明会を実施しています。

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性格スキル(非認知的能力)が重要!!

こんにちは!渡邊です。

 

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。本年もよろしくおねがいします。

昨年12月より開校したオンリーワンスクールも、今年4月から、日本橋馬喰町教室に加えて、豊洲教室(江東区・豊洲駅近く)、森下・両国教室(江東区・森下駅近く)を開校することが決まっています。是非、こちらもよろしくお願いします。

 

弊社は、社会で必要な能力や考え方を育てる「オンリーワンスクール」を運営していますが、

具体的にどのような能力を育てるのか?について発信しています。

 

今日は、日経新聞に面白い記事があったので、それを元に考えてみます。

 

■━━━本日のテーマ━━━■

伸ばせ!性格スキル!

■━━━━━━━━━━━━■

 

H30年1月15日の日経新聞「経済教室」に、“性格スキル”に関する記事が載っていました。

 

性格スキルとは、心理学や経済学で「非認知能力」と呼ばれてきたものです。

 

この性格スキルは、心理学の世界では5つの因子に分解できることがコンセンサス(合意)となっているとのことです。それらが組み合わさって性格が形成されていると考えられているそうです。「開放性」(好奇心や審美眼)、「真面目さ」(目標と規律を持って粘り強くやり抜く資質)、「外向性」(社交性や積極性)、「協調性」(思いやりや優しさ)、「精神的安定性」(不安や衝動が少ない資質)――の5つだとのことです。

 

その記事によると、ポイントとして、

・性格スキルはAIにも代替されない能力

・「真面目さ」が仕事の成果や所得にも影響

・「自力本願」や「自尊心」も収入に影響

・性格スキルの収入や仕事への影響は学歴とは関係ない

・幼児期だけでなく成人後も性格スキルは伸ばせる

 

ということが言えるそうです。

 

ここでの性格スキルは非認知的能力とも言われています。政府も今後の教育において、この能力を伸ばすような改革を行なっていこうとしています。

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例えば、安倍政権では、著書「ライフシフト 100年時代の人生戦略」で有名な、英ロンドン・ビジネススクールのリンダ・グラットン教授をメンバーに入れた人生100年時代構想会議を立ち上げ、政権の新たなキーワードである「人づくり革命」について検討を進めています。

 

この中で、一つのキーワードとして、リカレント教育(生涯にわたって教育と就労を交互に行うことを勧める教育システム)の重要性が挙げられています。

 

オンリーワンスクール でも、一貫した教育システムが重要だと考えていますので、小・中学生だけでなく、保護者さまや社会人向けの講座も用意しています。また、生涯にわたって学び続けることの重要性を小学生の頃から伝えます。

 

例えば、皆さんは「無知の知」という言葉を聞かれた事があるでしょうか?自らの無知を自覚することが真の認識に至る道であるとする、ソクラテスの真理探究への基本になる考え方です。ソクラテスは、人間は、とても神の様な知恵者にはなれない、その事を知った上で、知恵を追い求めなければならないと考えまました。

 

オンリーワンスクールでは、例えば、この「無知の知」という言葉や意味についても、深く考えていき、自分のものにしていきます。

 

また、本記事では、下記のようにも論じられています。

 

—-以下、日経新聞(H30年1月15日)より一部引用・抜粋———–

中でも、「真面目さ」が職業人生に大きな影響を与えることがわかっている。例えば、業績評価など仕事のパフォーマンスとビッグ・ファイブとの関係について、米テキサスA&M大学のマレイ・バリック教授らの研究によれば、仕事のパフォーマンスとの関連の強さではビッグ・ファイブの中で「真面目さ」が一番高いことがわかる。

 

また、日本においても筆者らは経済産業研究所が実施したウェブ調査を使って分析し、「真面目さ」の代理変数である高校時の無遅刻は、その後の学歴を高め、初職および現職で正社員になりやすいことを示した。さらに、大阪大学の大竹文雄教授らは、同大学が実施した日米調査を利用し、男性の場合、日米とも「真面目さ」が年間所得を高めることを示した。

 

「真面目さ」と並んで職業人生に強い影響を与える性格スキルとしては、「精神的安定性」の側面の1つである「自力本願」(行動や評価を他人よりも自己に求める傾向)や「自尊心」が挙げられる。就業以前の自力本願や自尊心が強いほど、将来の賃金が高くなることがいくつかの研究で明らかになっている。例えば、米シカゴ大学のジェームズ・ヘックマン教授らも、青年時の自力本願と自尊心を合わせた性格スキルが高いほど成人以降の賃金が高くなることを見いだしている。

 

加えて、彼らの同じ研究では、性格スキルが賃金に及ぼす影響の大きさは対象者の学歴の違いとあまり関係がないことも明らかにしている。つまり、どんな学歴の人でも性格スキルが高まれば賃金が高まるという関係があるということだ。

(引用元)

https://www.nikkei.com/article/DGXKZO25608940S8A110C1KE8000/

——-抜粋ここまで—————-

 

上記のように、性格スキルが仕事の成果や収入に影響し、特に「真面目さ」や「自力本願」、「自尊心」が特に関係すると言っています。

 

我々、オンリーワンスクールでも、この性格スキルを伸ばそうとする内容が多く含まれています。本記事での真面目さは、「やり抜く力」でもあると我々は考えています。

やり抜く力は、書籍「やり抜く力 GRIT(グリット)」2016/9/9(アンジェラ・ダックワース著)でも、その重要性が科学的根拠とともに論じられています。

 

オンリーワンスクールでは、答えがないプリントを自分らしく考えるので、非常に頭が疲れます。途中で、考える事がしんどくなる場合もありますが、それを最後までやり抜くようサポートし、その重要性を子供達に伝えます。

 

また、「自力本願」についても、例えば、自分自身で変えられるものと、変えられないものを考えた上で、何ができるか!や目的や目標に対して、具体的に自身の行動に落とし込んで行く(自力本願)ようなプリントがあり、それを考えていったりします。

 

また、さらには、人生において、「生きるとは?」や「仕事とは?」、「人間的成長とは?」など自尊心や哲学、人間の価値観なども考えていきます。%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2018-01-15-15-07-41

 

このように性格スキルを伸ばすような内容がふんだんに含まれているのです。

 

そして、この能力は何歳になっても伸ばせると、本記事には書かれています。オンリーワンスクールでも、「自立一貫プログラム」と称し、小・中学生だけでなく、大学生や社会人、保護者様向けの講座もご用意しています。

 

1月以降も随時説明会を実施しています。

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