思考力

芸能人も挑戦するビブリオバトルって?

皆さんは『ビブリオバトル』をご存知でしょうか。


ビブリオバトルとは、誰でも(小学生から大人まで)開催できる本の紹介コミュニケーションゲームです。小中高校,大学,一般企業の研修・勉強会,図書館,書店,サークル,カフェ,家族の団欒などで広く活用され、「人を通して本を知る.本を通して人を知る」をキャッチコピーに日本全国に広がっています。また、活字文字推進会議により毎年、大学生、高校生、中学生の全国大会も開催されています。


公式Webサイトによるとビブリオバトルの公式ルールは以下となります。


ビブリオバトル公式ルール
 1.発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる.
 2.順番に一人5分間で本を紹介する.
 3.それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う.
 4.全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員で行い,最多票を集めたものを『チャンプ本』とする.
知的書評合戦 ビブリオバトル 公式Webサイト より)

準備するのは本とカウントダウンタイマーのみで、レジュメ準備はなし、パワーポイントも使用しないで生の語りで紹介していくそうです。


「レジュメもパワポもなしで発表するなんてなんだかレベルが高そう・・・」と思ってしまいますが、どこかの大会にいきなり出るわけではありません。レジュメもパワーポイントも用意しなくてもいいのであれば、むしろ気楽に楽しめるのではないでしょうか。


まずは家庭や友達同士の会話から始めても良いかと思います。
「最近なんか本読んだ?」
「その本おもしろかった?」
「どんな内容?」


こんな風に聞いて勝手に相手をビブリオバトルに参加させてしまいましょう。もちろん自分も本を紹介してビブリオバトル成立。いきなり「発表してディスカッションして投票しよう」というよりはだいぶ敷居が低くなると思います。


お子さんがいる方は、「子どもがそもそも本を読まない。」という状況もあるかと思いますが、強制ではなく自発的に本を読む習慣がつく環境になっているでしょうか。「家に本がたくさんあるか」「本を読み聞かせているか」「本を読む人(親御さん自身を含め)が周りにいるか」などを気にしてみてはいかがでしょうか。もし、読書にもつイメージが「読書感想文を書かなくちゃいけない」というマイナスイメージを持っているのであれば、「情報が入ってくることが楽しい」といったプラスイメージに転換できると良いですね。


ゲーム感覚で楽しめるビブリオバトルが広まれば、日本人の読書時間も増えるかもしれません。
読書時間が増えると読解力や論理的思考力といった能力の向上が考えられます。さらにビブリオバトルを行えば、コミュニケーション能力人前で発表する力が伸びるので、受験に限らず仕事や実社会で生きる力が身につきそうですね。


芸能人もビブリオバトルに挑戦するそうです。ビブリオバトルがさらに広まるきっかけになるかもしれません。


知的書評ゲーム ビブリオバトル☆スター決戦
 各界の読書好きがオススメの本を紹介する「ビブリオバトル☆スター決戦」(主催・読書新聞社、共催・紀伊国屋書店)が11月19日、東京・新宿で開催される。若者を中心に人気のある書評ゲームに、スターが挑戦する異色のイベントだ。

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(出典:読売新聞)

リビング学習は効果がない?

最近は「リビング学習」が増えているようですが、皆さんのご家庭ではいかがでしょうか。
学力向上、コミュニケーション能力向上などの効果はありますか?


子供が自室ではなく家族が集まる場所で勉強する「リビング学習」を取り入れる家庭が増えている。親の目があるため、子供が程良い緊張感を持って学習に取り組める、親子のコミュニケーションが取りやすいといった点が評価を集める。一方で、勉強に集中できない、親の干渉が子供のやる気を削ぐといった恐れも。

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(出典:日本経済新聞)

リビング学習が広がり出したのは10年ほど前からで、中学受験が過熱する中で「教育雑誌などがリビング学習を『学力向上につながる』と取り上げたことが拍車をかけた」という見方もあるようです。


しかしながら、多くの親が学力アップに期待を寄せる反面、リビング学習が学力向上につながると立証したデータはないとのこと。


ここで間違って捉えてはならないことがあります。
データがないだけです。
リビング学習が学力向上につながらないと結論が出ているわけではない ということです。


つまり、やり方次第でリビング学習は学力向上につながるということです。


記事では、リビング学習のポイントを挙げています。
過度な口出し・強制は禁物


過度な口出しとリビング学習の強制で考えられるリスクとその原因は次のようなものでしょうか。

・やる気の低下・・・「否定される」「強制的」などによる
・自己肯定感の低下・・・「否定される」などによる
・思考力の低下・・・「教えすぎ」「指示しすぎ」などによる
・主体性の低下・・・「教えすぎ」「指示しすぎ」などによる
・判断力の低下・・・「教えすぎ」「指示しすぎ」などによる
・親子関係の悪化・・・信用されていないといった「不信感」などによる
など


逆に考えれば、リビング学習のポイントに気をつければリスクと挙げられたものはプラスに転じます。


過度な口出しをやめ、強制しない。
具体的にどのように行動すべきか考えてみると次のようなものが挙げられます。

・途中で口出ししない(集中している時に邪魔しない)・・・集中力の向上
・答えを教えるのではなく、まずは情報を与え考えさせる・・・思考力の向上
・否定的な言葉は使わない・・・やる気と自己肯定感の向上
・なぜ学ぶ必要があるのかを説明する(将来像をイメージさせる)・・・主体性と判断力の向上
・子供をよく観察し良いところは褒める・・・やる気と自己肯定感の向上
・成長とともに学習場所は個人に選ばせる・・・判断力の向上と信頼による親子関係の良好化
・意見を押し付けず子供の意見を尊重し、多様性を認める・・・自己肯定感の向上と親子関係の良好化
など


皆さんもポイントに気をつけてリビング学習を取り入れてみてはいかがでしょうか。

子どもから金融や経済を学ばせるのはなんのため?

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日本経済新聞に教育に関する次のような記事がありました。


先進国の中では遅れているといわれる日本の金融教育に変化の兆しが出て来た。小学校の入学前後の児童を対象にマネー教育を行うスクールが開校したり、高校が生徒に起業セミナーを受ける機会を提供したりするなど、金融教育の現場では新しい取り組みが始まっている。
(出典:日本経済新聞)

最近では小学生がカフェを模擬運営するようなスクールができたそうです。
子どもたちが3ヶ月かけて開店準備し、費用計算や売上目標の設定、資金調達方法、出資者へのプレゼンテーションをするとのこと。


そもそも、金融や経済の教育はなぜ子どもから必要なのでしょうか。


融資、出資、投資、資金調達、資産運用みなさんは金融に関するこれらの対応を求められた時、適切に行動できますか?


生産・流通・消費・需要・供給・資本主義…
起業する人に限らず、会社員でも経済の仕組みを理解しておく必要はありませんか?


社会に出て即戦力として活躍するために、金融や経済の教育が子どもから必要なのだと考えます。「大人になってから勉強します。」という時代ではなくなって来ました。


今や産業界では入社後の新人研修というものが疑問視されているという話を聞いたことがあります。
日本の教育は社会に出て即戦力となる人材を育てず、一体どのような人材を育てるのか。


また、ITによりグローバル化がさらに進んでいる社会です。
企業は即戦力となる優秀な人材を海外から採用することもできます。


他にも以下のようなことを考慮すると、子どもの頃から金融や経済について学んでおくことの必要性がみえてくるのではないでしょうか。
 ・副業
 ・複業
 ・起業
 ・一芸社員は「定年=失業」
  etc


一部の人を除き、きちんと金融と経済のことについて、子どもの頃から学んで来た人は少ないと思います。もちろん、今の子ども達も、大人になって突然これらと向き合うことになってもすぐには対応できないはずです。


プログラミングが2020年に小学校で必修化されますが、金融や経済のことについても、小学生から少しずつ学ぶことはとても重要だと考えられます。日本の教育の現状を把握し、学校にばかり頼らずに家庭でもできることを始めることが大切です。


最初は子どもにお小遣いの管理から責任を持って任せてみてはいかがでしょうか。まずは、1カ月分のお小遣いを渡して管理させる。次に3ヶ月分、6ヶ月分、1年分と期間を伸ばして管理させるのも1つの方法だと思います。


子どもから金融や経済を学ばせることについて、みなさんはどのように考えますか?

 

 

求められる「文章を書く力」 身につけるには?

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記述式の導入が注目されている大学入学共通テスト。


「文章を書くこと」は、小学生のうちから対応することが重要だということです。



読む人を意識した文章を
 大学入学共通テスト(以下「共通テスト」)にかぎらず、これからの入試は自分の考えを他の人に伝える力が求められます。こうした動きに対応するには小学校での勉強のしかたもかえていかなくてはなりません。たとえば、今の理科の実験は教科書に沿った内容を確認することが中心。でもこれからは実験後に結果を考察することや、さらに考察した内容を周りの人にわかりやすく表現することが求められます。
(中略)
 どうしてそのような結果になるのか。入試でも理由を問う出題が増えてきます。対応という意味では小学生のうちから文章を書き、ほかの人に読んでもらうことが重要となります。
(出典:朝日小学生新聞)



文章を書く力は、直前の対策で身につけることは難しいと考えられます。小学生の頃から慣れておき、文章を書くことに抵抗を持たせないことが重要でしょう。


以前にも書きましたが、
大学入試が変われば、その対策をする高校の教育も変わり、
高校の教育が変われば、当然高校側が欲しい人材も変わってくるわけなので、高校入試が変わり、
高校入試が変われば、その対策をする中学校の教育も変わり、、、
といったように、日本の教育全体が変わることが考えられます。


ということは、いずれは必然的に小学生のうちから文章を書く力が求められるわけですが、
皆さんのお子様の通われている学校の教育が、いつ変わるかはわかりません。


ここで生まれるのは教育格差。
英語、アクティブラーニング、プログラミングと、積極的な学校はすぐに取り入れていますが、全ての学校が対応していないのが現状です。


お子様が将来困らないように、今の教育の現状を把握し、環境を用意してあげることが重要だと考えられます。
家庭教育でも良いですし、民間の塾などに通わせることも良いのではないでしょうか。


朝日小学生新聞の記事にある「文章を書くこと」と「他の人に読んでもらうこと」は、家庭でもできると思います。
ただ、教育の現場でよく子どもに言われるのが、「書くのめんどくさい」です。
他人に読ませる以前に書いてくれない。皆さんの家庭ではいかがでしょうか。
子どもが「書くのめんどくさい」と言うときは、おそらく頭の中で書く内容が整理できていない状態だと思います。


そのような場合は、まずは会話から入ると良いかもしれません。
文章のテーマについて話を聞き、ときどき「それはなぜ?」「例えば?」と問いかけます。
会話の中で書く内容が整理されてきたところで、「じゃあそれを書いて」と私は言います。


全ての場合がこの方法でうまくいくわけではありませんが、少し協力してあげると書きやすいと思います。
回数を重ねることで、いずれはコツを掴み、自分の力で文章を書けるようになるのではないでしょうか。

深く考えるとは?

こんにちは。渡邊です。

 

さて、突然ですが、深く考えるとは、どういうことでしょうか?

 

一つの事象について掘り下げて考えること!

 

という答えが返ってくるかと思います。

 

では、掘り下げるとは?

 

トヨタ式で有名ななぜを五回くりかえすというのが、皆さんは一番イメージが湧くのではないでしょうか?

 

子どもでも大人でも同じですが、考えましょう!と相手に言っても、「考える方法論」が分からないと難しいかと思います。

 

従って、その型や道筋があると考えやすいということになります。

 

では、どんな型を使って考えれば良いのでしょうか?

 

これも、普段の生活や仕事をイメージすれば、いろいろな型を使って考えていることが分かります。

 

例えば、考える型として、下記のようなものが思いつくのではないかと思います。

 

・比較する

・(本質を)探求する

・関係性を考える

・多面的に考える

・長期的に考える

など

 

他にもさまざまあるでしょうが、これらは普段から自然と行なっていることが多いのではないでしょうか?

 

例えば、家庭での料理を題材にすると、

今日は何を作ろうかと料理を頭の中で発想し、比較する。この時に、家族の顔を思い出し、それぞれの立場に立って(多面的に)、献立を考える。普段から、長期的な健康のために気を使って材料を購入する。など、料理だけでもこのように考える型を使っているわけです。

 

これを、教育や人間の成長に置き換えると、そのような型をいつでも使いこなせるように慣れさせることが大事です。

 

経営学でいうと、この型は、フレームワークと言います。PEST分析や3C分析といったような名前がつけられています。

 

名前はともかくとして、このような考えるためのフレームワーク、道筋を普段から意識して使えるようにすることが、社会に出て活躍していく、成果を上げていくために重要だと私たちは思っています。

 

先日も、小学6年生のレッスンで、民泊について考えました。朝日小学生新聞に民泊の記事があったので、それを解説して、考えることにしました。img_1431

 

その際、民泊について、事実をまとめ、意見を出しましょう!というだけでは、子どもたちも、何を書けばいいのか思いつかないし、分かりません。

 

考える型や道筋を与えていないからです。

 

そこで、このようにしました。

 

民泊に関係する利害関係者をまず考えてもらいました。

 

<利害関係者>

部屋を貸し出す人(民泊物件所有者)、借りる人(旅行者など)、旅館・ホテル、民泊仲介業者(Airbnbなど)、民泊物件の近所の住民、国、市町村などimg_2255

 

そして、上記のように利害関係者をまず洗い出した上で、それぞれのメリット・デメリットを考えてもらいました。

 

そうすると、ただ漠然と考えるように言うよりも、考える対象が具体的になるので、深く考えられるようになります。

 

いかがでしょうか?

 

深く考えると言うのも技術です。武道や茶道で、守破離(しゅはり)と言う考え方があります。これは、個人のスキル(作業遂行能力)を3段階のレベルで表しています。

 

まずは師匠に言われたこと、型を「守る」ところから修行が始まります。その後、その型を自分と照らし合わせて研究することにより、自分に合った、より良いと思われる型をつくることにより既存の型を「破」ります。最終的には師匠の型、そして自分自身が造り出した型の上に立脚した個人は、自分自身と技についてよく理解しているため、型から自由になり、型から「離れ」て自在になることができる。

 

このように、まずは型を使いこなせるように導いてあげることが重要なのではないかと最近つくづく思います。

ボーク重子さんの講演から〜子供のパッションが大事!!〜

こんにちは。渡邊です。

先日、ボーク重子さんの講演に行ってきました。

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ボーク重子さんとは、2017年7月、全米の女子高校生が知性や才能、リーダーシップを競う大学奨学金コンクール「全米最優秀女子高校生」で優勝したスカイ・ボークさんの母親です。

 

ボークさんの記事はこちら↓

https://resemom.jp/article/2018/03/12/43451.html

 

このコンクールは全米の高校生に贈られる賞の中ではもっとも名誉があるものだそうで、これまでに参加した高校生80万人近くの中で、過去60年、アジア系が優勝したことはめずらしく、全米の多くのメディアで大きな話題となりました。

 

スカイさんは、アメリカ人の父と日本人の母との間に生まれ、現在はアメリカの名門大、コロンビア大学に通っています。ボーク重子さんは、そんなスカイさんをどのような環境で育てたのかについて「『全米最優秀女子高生』を育てた教育法―世界最高の子育て」(ダイヤモンド社)を上梓され、現在ベストセラーになっている有名な方です。最近は、日本テレビの「深イイ話」に出演したりしています。

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その中で、一番印象に残ったのは、

『パッションが大事!!』

という言葉でした。パッションとは情熱のことです。

 

スカイさんが通っていた米国ワシントンの小学校では、非認知能力(※)の育成に力を入れ、主に二つのことを大事にされていたそうです。

※非認知能力とは、例えば、誠実さや忍耐心、リーダーシップ、コミュニケーション能力などのIQや学力テストなどの認知能力ではないもの全般のこと。その有無によって、仕事の成果や人生の行方に影響を与えるパーソナリティや対人能力とも言える。

 

一つは、心の安全という環境を作ること。

もう一つは、子供のパッションを最も大事にしていること。

 

パッションを大事にしているのは、下記の理由からです。

・すべての入り口は好きから始まる

・好きなことだから苦しいことも乗り越えられる

・好きだから努力を継続できる、継続するからこそ上手くいく

・継続したいからこそ、失敗した時になぜできなかったか、どうしたら上手くいくか考える

 

その通りですよね!

大人でも好きなことに対しては時間を忘れて没頭したり、努力を継続します。これは仕事でも言えると思います。仕事も好きで楽しんだ方が成果が出るというのは、私自身も、常に実感しています。

 

ボーク重子さんは、スカイさんのパッションを見つけるために、習い事は手当り次第やらせたそうです。その時に、大事にしていたのは、やめるルールを作っていたこと。それは、始めたら1クール(約3ヶ月)は必ずやるということです。これがやり抜く力、達成感につながるとのことです。

 

「そして、パッションとは、好きという思いだけではなく、実はその利己的な思いの上にある、社会に対する使命感や責任感という社会貢献意識を育くむことが大事で、それが人間力を養うためにとても重要なことだと思います。」

とも仰っています。

 

子供達は、いずれ社会に出て仕事をします。仕事をする時に、この意識は非常に重要だと、私も思っています。

 

どうやって社会に貢献するのか?

 

世界はさまざまな環境でできており、いろいろな問題があります。貧困や争い、温暖化、移民受け入れ、などなど。

日本はという国は、税金で収入を得て、社会福祉やインフラの整備など、人々が暮らしやすいようにお金を配分しています。

 

人間は、個人一人で生きているわけではありません。さまざまな国や団体、人々の助けを得て、生活しているのです。お互いが助け合う社会にしていくことが重要ですよね。そのためには、個人個人が、「社会にどうやって貢献するのか?」ということを考えることが非常に重要だと思います。

 

また、企業でいうと、この社会貢献意識は経営理念です。「なぜ当社は存在しているのか?何のためにあるのか?」。経営理念は、昔から、経営には、最も重要な要素と言われています。事実、成功している大企業の経営理念は素晴らしいものがたくさんあります。

 

個人も会社も、このような社会貢献意識があるからこそ、自然と周りが助けてくれるのだと思います。それが、さらに成功につながるという好循環になるのではないでしょうか!?

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一言でいうと、「志(こころざし)」ですよね。

我々のスクールでも、こういう意識を子供の頃から、育んでいきたいと思っています!!

 

そんなことをあらためて考えさせられた講演でした。

 

ボーク重子さんの講演から感じたことは、まだまだありますので、続きはまた次回に書きます。

 

お楽しみに。

 

 

 

<夏休み特別講座受付中>

詳細は下記  ↓ をご覧ください!!

夏休み作文&自由研究講座

アニ金で家族の会話を

夏は、アニ金。


読売新聞に気になるページがありました。
この夏、金曜ロードSHOW!では
大人も子供も楽しめる映画6作品を放送するそうです。


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出典:読売新聞


前に観たことあるのにどうしても観てしまう。
そんな作品ばかりです。


「タイムリープ(時間跳躍)できたらどうする?」
「急におばあちゃんになったらどうする?」
「魔法を使えたらどうする?」
などなど

家族みんなで観て、会話のネタにしてみてはいかがでしょう。

アニメでなくても良いのですが、
子どもたちにとっては興味を持ちやすいテーマです。


会話をする目的は、
思考力と表現力、
コミュニケーション力などを磨くことです。

 

文部科学省の定める学習指導要領って何??

皆様は文部科学省の定める「学習指導要領」というものをご存知でしょうか?


私は「名前は聞いたことがある」、
という程度で実際にどのようなものか見たことがありませんでした。


私のような方も少なからずいらっしゃると思いますので、
今回は「学習指導要領」を簡単に紹介させていただきます。



学習指導要領とは何か?
 全国のどの地域で教育を受けても、一定の水準の教育を受けられるようにするため、文部科学省では、学校教育法等に基づき、各学校で教育課程(カリキュラム)を編成する際の基準を定めています。これを「学習指導要領」といいます。
 「学習指導要領」では、小学校、中学校、高等学校等ごとに、それぞれの教科等の目標や大まかな教育内容を定めています。また、これとは別に、学校教育法施行規則で、例えば小・中学校の教科等の年間の標準授業時数等が定められています。  各学校では、この「学習指導要領」や年間の標準授業時数等を踏まえ、地域や学校の実態に応じて、教育課程(カリキュラム)を編成しています。

(出典:文部科学省Webサイト)

具体的にどのようなことが書かれているか一部抜粋しますと、

「基礎的・基本的な知識及び技能を確実に習得させ,これらを活用して課題を解決するために必要な思考力,判断力,表現力その他の能力をはぐくむとともに,主体的に学習に取り組む態度を養い,個性を生かす教育の充実に努めなければならない。その際,児童の発達の段階を考慮して,児童の言語活動を充実するとともに,家庭との連携を図りながら,児童の学習習慣が確立するよう配慮しなければならない。」

これは約10年前に定められた学習指導要領ですが、
2020年の教育改革に通ずることが既に書かれています。

皆様も一度「学習指導要領」を検索して目を通して見てはいかがでしょうか?

写真は学習指導要領改訂の今後のスケジュールです。
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英語教育は必要か

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めざましく発達する自動翻訳の技術。
この技術の発達・普及と共に、
英語学習について考え方が変わってきそうです。

以下、日本経済新聞から抜粋です。

語学力より異文化理解 自動翻訳、世界を一つに
 東京五輪・パラリンピックでたくさんの外国人客が日本を訪れる2020年。小学校では英語が正式教科となる。同じく20年。政府は人工知能(AI)を使った同時通訳システムの実用化を目指す。
 自動翻訳時代に、果たして早期の語学教育は必要なのだろうか。未来のグローバル教育のあるべき姿を考えた。
「うちの保育園の子どもたちにはグローバルで活躍できる人になってもらいたい」。こう話すのは保育大手、ポピンズの轟麻衣子社長(42)。「国際教育に力を入れているので一度現場を見てみませんか」。誘いを受けた僕(25)はある日、「ポピンズナーサリースクール馬込」(東京・大田)を訪れた。
〜中略〜
 まずは自国の文化、環境をよく知り、他国との違いに気付く。自ら問いを立て、話し合いながら解決する。グローバル・コンピテンス教育の肝だ。最近は英語教育に力を入れる幼稚園や保育園が多いが、馬込の園では「ほとんど英語の指導はしない」(折原さん)。轟社長はグローバル・コンピテンスを伸ばすには「言語習得よりも本質的に重要なことがある」と考える。

※グローバル・コンピテンスとは国際社会で生き抜く能力のこと。自動翻訳が普及すれば、必要とされるのは言語能力よりも人間力。「世界を探求する」「他者の視点に立つ」「行動を起こす」「アイデアを伝え合う」。米ハーバード大学のベロニカ・マンシーヤ博士は4つの資質を挙げる。

 

img_4797 (出典:日本経済新聞)

 

 自動翻訳の技術が発達・普及すれば、
 外国語を学ばずとも外国人とコミュニケーションが取れ、 
異文化交流やビジネスの場でも言葉の壁がなくなります。


 大きな社会変化です。

 ということは英語は必ずしも学ぶ必要がないのでは・・・ 
と考えてしまいます。 


「語学力より異文化理解」
 納得です。 


ただ、間違えて捉えるべきではないことがあります。 
この記事は 
「外国語の習得よりも異文化理解が大事なのではないか」 
ということを考えさせてくれるものであり、 
言語(母国語)の習得について軽視するものではありません。


 つまり、 日本人であれば、
 日本語の言語力が重要であるということです。 


言語力とは
 「言語を用いて思考し、正確にコミュニケーションをとる能力」
 (考える、聞く、話す、読む、書く)

 記事からも、 
「問いを立てる」「話し合う」など、 
言語力の重要性がわかると思います。


 すごく身近な例で言えば、 
「算数の成績を上げるためにまず国語の勉強をする」 
という話を聞いたことがあります。
 言語力がないと問題文が理解できず、解けないのです。 


先ほど社会が変化していると述べました。
 社会変化と日本教育についてざっくり表現すると、
以下のようになるかと思います。

  グローバル人材が必要
   ↓
  英語必修化 

 IT人材が必要 
  ↓
 プログラミング必修化 
 (大学入試でも文系理系問わず情報技術の科目が検討中)

    次はどんな人材が必要になる??
   ↓
 必要な教育は??


社会変化によって教育が変化していることがわかります。


みなさんは今回紹介した英語教育を含め、
これからの教育について、
どのように考えられますか? 

コミュニケーション能力って具体的には?

先日、企業が新卒採用時に求める能力として、コミュニケーション能力が最も重要視されているとお伝えしました。

 

それでは、コミュニケーション能力は具体的にはどのようなものでしょうか?

 

 

前回、コミュニケーション能力は、

①相手の話を論理的に整理して理解する力

②ポイントを絞って質問できる力

③相手の話を踏まえて、論理的、具体的に説明できる力

であるとお伝えしました。

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もう少し深掘りしてみると、

①は相手の気持ちや立場、状況などを幅広く考えながら、論理的に整理して理解する力が必要になります。ここでのポイントは相手の立場や気持ちになって理解しようとすることです。

相手に対する思いやりや洞察力、全体像を把握する力、読解力などの能力や、それに関する考え方を育てる必要があります。また、海外の方と話をする場合、歴史的背景や文化の違う人たちの考えを受け入れる多様性も必要になります。社会的弱者に共感することも必要です。

 

②は、①で整理した事実や意見などに対し、要点を整理・要約する力が必要になります。その上で、疑問点や詳細を質問する力を育てることが重要です。この場合に活用できるのが、フレームワークや切り口です。原因と結果を繋げるだけの簡単なものから、ビジネスで使うようなものまで、さまざまなフレームワークを活用することによって、要点が整理でき、理解が深まります。

 

③は、自分の意見や根拠等を論理的に説明する力が必要になります。また、どのように組み立てて表現するかという構想力や、どのように感情を入れたり、逆に抑えて説明・表現するかなどといった、表現力などが関係します。

 

このようにコミュニケーション能力はさまざまな能力が関係してきます。

 

社会に出る間際である高校生や大学生から、いきなりコミュニケーション能力を育てましょう!と言っても一朝一夕に身につくものではありません。

コミュニケーション能力には、さまざまな要素が含まれているため、長い年月をかけて育てる必要があると思います。

 

それでは、幼少の頃からコミュニケーション能力を育てるにはどうしたらいいのか?

 

次回、お伝えしたいと思います。