フレームワーク

小学3年生からできるマーケティング思考!?

今回は、小学生からできるマーケティング思考についてお話します。

私は、考えるということは、テクニックだと思っています。

考える道筋や切り口さえ持っておけば、考えること自体はそう難しくありません。

これをビジネスの世界では、フレームワーク思考と言います。

簡単にいうと、どのように考えれば良いかというテクニックを持つことが大事だということです。

 

それでは実際に、ビジネスで使うマーケティングのフレームワークを使って考えてみましょう。

 

その前にマーケティングとは何か?についてお話します。

マーケティングとは、簡単にいうと、お店や会社が提供する商品やサービスを売るための仕組みを作ることです。

では、実際にどんなフレームワークを使って、どのように考えていけば良いか?実際にパン屋さんになったつもりでやってみたいと思います!

 

あなたはパン屋さんを始めることにしました。

たくさんのお客さんに買ってもらうためにはどうしたら良いでしょうか?

ここで、具体的に何から考えたら良いか悩みますよね?

でも大丈夫です。フレームワーク思考を使えば簡単です。

まず、お客さんはどのようにして買いに来るのか?

その心の動きと行動を時系列で考えてみましょう!

まず、お客さんは、お店の存在を知るところから始まりますよね。そして、お店やパンに興味をもち、実際に見て、食べたいと思います。その後、実際にパンを買います。パンを買って満足すれば、再度買いに来るようになります。そして、お気に入りのお店になれば、友達に紹介するようになります。

この流れに沿って、お店として何をすれば良いか考えてみます。

 

実際に小学4年生が考えた答えがこちらです。

まず、お店を知ってもらうために何をしたら良いかというと、

・近くの家にチラシを配る

・お店の前に看板を出す

・ホームページを作る

・移動式のパン屋にする

という答えでした。

 

次に、

売っているパンに興味を持ってもらうには?については、

・試食をしてもらう

・それぞれのパンの説明を見えるように貼る

・キャラクターの顔がついたパンを作る

・パンを作るところを見学できるようにする

・パンの割引セットを作る

という回答です。

 

パンを欲しいと思ってもらうためには?という質問に対しては、

・パンの値段を安くする

・トッピングサービスを行う

・クーポンで安く買えるようにする

・パンの食べどころを紹介する

・常連さんに割引カードを配る

 

パンを実際に買ってもらうためには?については、

・あたためサービスを行う

・おつりが増えないように区切りの良い値段にする

・クレジットカード支払いを受け付ける

・容器や持ち帰りバッグを保温にする

 

再度、パンを買いに来てもらうためには?

・レシートに割引券をつけておく

・ポイントカードを作る

・新しいパンを常に考える

 

お店を友達に紹介してもらうためには?

・紹介で来てくれた人にプレゼントをあげる

・パン屋の動画を作る

・インスタでアップしてくれた人にクーポンを配る

という答えを書いてくれました。

 

いかがでしょうか?小学生でも、フレームワーク思考さえできれば、ここまで考えられます。

 

最後に、このフレームワークの理論だけお話ししておきましょう。

これは、マーケティングで、AIDMAモデルやA I S A Sモデルと言われます。

 

お客さんが、商品やサービスを知ってから購入し、その後継続的にファンになるまでの心の動きと行動を時系列で考えていくというものです。

 

それぞれのアルファベットの頭文字をとって名付けられています。

 

A I D M Aモデルを見ると、

A=attention 知る

I=interest 興味をもつ

D=desire 買いたいと思う

M=memory 記憶する

A=action 実際に買う

という流れで考えましょう!というものです。

 

さらにインターネットが普及してからは、A I S A Sモデルの方が合っているだろうということで、

A=attention

I=interest

S=search インターネットで検索する、調べる

A=action

S=share シェアする

という考え方も出てきています。

 

このように、考えることについて、テクニックさえ持っておけば、普段の何気ない生活から考えるクセをつけることができます。

 

ぜひ、お子さんと一緒にゲーム感覚でやってみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

深く考えるとは?

こんにちは。渡邊です。

 

さて、突然ですが、深く考えるとは、どういうことでしょうか?

 

一つの事象について掘り下げて考えること!

 

という答えが返ってくるかと思います。

 

では、掘り下げるとは?

 

トヨタ式で有名ななぜを五回くりかえすというのが、皆さんは一番イメージが湧くのではないでしょうか?

 

子どもでも大人でも同じですが、考えましょう!と相手に言っても、「考える方法論」が分からないと難しいかと思います。

 

従って、その型や道筋があると考えやすいということになります。

 

では、どんな型を使って考えれば良いのでしょうか?

 

これも、普段の生活や仕事をイメージすれば、いろいろな型を使って考えていることが分かります。

 

例えば、考える型として、下記のようなものが思いつくのではないかと思います。

 

・比較する

・(本質を)探求する

・関係性を考える

・多面的に考える

・長期的に考える

など

 

他にもさまざまあるでしょうが、これらは普段から自然と行なっていることが多いのではないでしょうか?

 

例えば、家庭での料理を題材にすると、

今日は何を作ろうかと料理を頭の中で発想し、比較する。この時に、家族の顔を思い出し、それぞれの立場に立って(多面的に)、献立を考える。普段から、長期的な健康のために気を使って材料を購入する。など、料理だけでもこのように考える型を使っているわけです。

 

これを、教育や人間の成長に置き換えると、そのような型をいつでも使いこなせるように慣れさせることが大事です。

 

経営学でいうと、この型は、フレームワークと言います。PEST分析や3C分析といったような名前がつけられています。

 

名前はともかくとして、このような考えるためのフレームワーク、道筋を普段から意識して使えるようにすることが、社会に出て活躍していく、成果を上げていくために重要だと私たちは思っています。

 

先日も、小学6年生のレッスンで、民泊について考えました。朝日小学生新聞に民泊の記事があったので、それを解説して、考えることにしました。img_1431

 

その際、民泊について、事実をまとめ、意見を出しましょう!というだけでは、子どもたちも、何を書けばいいのか思いつかないし、分かりません。

 

考える型や道筋を与えていないからです。

 

そこで、このようにしました。

 

民泊に関係する利害関係者をまず考えてもらいました。

 

<利害関係者>

部屋を貸し出す人(民泊物件所有者)、借りる人(旅行者など)、旅館・ホテル、民泊仲介業者(Airbnbなど)、民泊物件の近所の住民、国、市町村などimg_2255

 

そして、上記のように利害関係者をまず洗い出した上で、それぞれのメリット・デメリットを考えてもらいました。

 

そうすると、ただ漠然と考えるように言うよりも、考える対象が具体的になるので、深く考えられるようになります。

 

いかがでしょうか?

 

深く考えると言うのも技術です。武道や茶道で、守破離(しゅはり)と言う考え方があります。これは、個人のスキル(作業遂行能力)を3段階のレベルで表しています。

 

まずは師匠に言われたこと、型を「守る」ところから修行が始まります。その後、その型を自分と照らし合わせて研究することにより、自分に合った、より良いと思われる型をつくることにより既存の型を「破」ります。最終的には師匠の型、そして自分自身が造り出した型の上に立脚した個人は、自分自身と技についてよく理解しているため、型から自由になり、型から「離れ」て自在になることができる。

 

このように、まずは型を使いこなせるように導いてあげることが重要なのではないかと最近つくづく思います。