フィンランド

子どもの人生が豊かに花開く3つの条件とは?

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 イギリスの能力開発・教育アドバイザーのケン・ロビンソンという方がいます。数学や科学を含め、子供たちの学習成績を大幅に改善した功績が認められ、イギリスから栄誉称号の1つであるサー(ナイト)の称号を授かった方です。このサー・ケン・ロビンソンがTEDで教育についてスピーチしている動画が、とてもおもしろかったので、内容を簡単にまとめてご紹介したいと思います。(紹介しているのは一部なのでぜひ本ブログ下部のURLから動画もご覧ください!)

人生が豊かに花開く3つの条件

 サー・ケン・ロビンソンは人生が豊かに花開く3つの条件は次の3つだと述べています。

①人間は多種多様であることを認識する

 学校教育では画一的(個々の性質や事情は重視せず、全体を一様にとらえる)で、狭い分野で学びがちである。しかし、人間はそもそも多種多様である。子どもには広範囲なカリキュラムで様々な才能が認められる場所が必要。

②好奇心を大切にする

 決められた通りを良しとし、想像力や好奇心がないがしろにされがちだが、好奇心は達成のための原動力であり、好奇心があればさほど助けなくても自ら学習する。教育の目的は生徒に学ばせることである。そのために教師は情報の受け渡しだけではなく、導き、刺激し、引き出し、関わることが大切である。

③人間は本質的にクリエイティブであることを認識する

 人間は標準化されがちだが、2つと同じ履歴書はない。自分の人生を進みながら自分で作っている。創造性は人間に共通するものである。

 

成績の良い国・地域の特徴

 サー・ケン・ロビンソンによると成績の良い国(例えばフィンランド)・地域の特徴は次の3つであると述べています。

①教え学ぶことを個別化する

 個人個人に合わせ、カリキュラムは広範で多様である。学ぶのは生徒、システムは生徒を巻き込みその好奇心・個性・想像力に応えるべきものと認識されている。

②教育者の地位がとても高い

 優れた人を教師にし、絶えず彼らを支え成長できるようにしなければ、教育を改善することなどできないと理解している。能力開発はコストではない投資である。

③教育の仕事を学校に一任している

 教育は委員会や議会の中で起きているのでない。学校や教室であり、それをするのは教師と生徒である。現場に権限を返すことが重要である。

まとめ

 サー・ケン・ロビンソンは教育は機械的システムではなく、人間的システムであると述べています。教育というものは、データをもとにきちんと設定したからといってうまくいくわけではなく、人に関わるものであり、事情はいつでも固有であるということです。

 画一的な教育から個性に合わせた教育へ変えることは、一朝一夕でできるものではありませんが、将来的に日本も変わっていくことを期待したいですね!

今回紹介した以外にも興味深い情報がたくさんあります!ぜひTEDの動画をご覧ください!

動画再生画面の吹き出しマークをクリックすることで日本語の字幕を表示できます。

うまく動画が表示されない方はこちらからどうぞ

 

 

フィンランドの学校は『休み時間』もすごい??

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OECD(経済協力開発機構)が進めているPISAと呼ばれる国際的な学習到達度に関する調査があります。15歳児を対象に読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの三分野について、3年ごとに調査するものです。

この調査で常に上位にいるのが北欧の国・フィンランドです。どのような授業をしているのかと「授業」が気になりがちですが、フィンランドでは「休み時間」も工夫している学校があるようです。

休み時間を主導するムーバー

フィンランド・ヘルシンキ近郊のベイッコラ小中一貫校学校では、休み時間を主導する「ムーバー(運動させる係)」がいるそうです。

ムーバーとは

  • 生徒が務める
  • 志願制で7人程度
  • 孤立しがちな子や運動が苦手な子も楽しめるような遊びや運動を企画する
  • ボールや縄跳びの管理も任されている
  • 欲しい遊具について意見をまとめ、学校に伝えることもある

 

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(出典:読売新聞)

私は子どもの頃、休み時間はわき目も振らず自分勝手に遊んでいました。。時代は変わるのですね。

休み時間も子どもが主体性を持って活動できるように環境を整えているフィンランド。さすがです。日本でもこのような取り組みをする学校がそのうち出てくるのでしょうか。

 

フィンランドの教育については下記も是非参照ください。

スクール・オン・ザ・ムーブ(動く学校)