コミュニケーション能力

就活、受験、面接官はAIロボットになるか

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今年、企業の採用の場で、
AI搭載のロボット面接官が
現れるかもしれません。

60分から90分の間、
質問責めされるとのこと。

以下、日本経済新聞の一部抜粋です。

 2019年卒業予定の学生の就職活動が1日から本格的に始まるが、今年は「ロボット面接官」が選考会場に登場するかもしれない。ロボット面接官は人工知能(AI)を搭載した採用支援ツールで、人間の代わりに学生を評価してくれる。AIは採用現場をどう変えるのか。
 「質問を始めます。60秒以内に回答してください」。ヒト型ロボットが受験者にそう話しかけた。まるでSF映画の一場面のようだが、現実だ。
(出典:日本経済新聞2018/3/2)

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[AIシステム「SHaiN」を使えば、ペッパーがロボット面接官になる]


企業の採用面接では、
普段は採用に関わっていない人が
面接官となることも少なくないようです。


その点、AIを活用して面接を行えば、
面接官の能力や価値観などに左右されずに、
欲しい人材か否かの正確な判断ができることでしょう。


ただ、面接を受ける側は気をつけなければなりません。
質問を正確に理解し、正確に答えることが、
人間の面接官を相手にして来たこれまで以上に求められるからです。


AIに雰囲気によるごまかしは聞きません。


カメラも付いているわけですから、
最近の技術力をもってすれば、
緊張の度合いや嘘をついてないかも見抜かれます。


そして、
企業の採用面接にAI搭載ロボットが登場するということは、
大学・中学校・小学校などの受験
AI搭載のロボット面接官になる可能性があると
予想できるのではないでしょうか。


これまでの知識・技能重視から、 
思考力・判断力・表現力や、
学びに向かう姿勢を重視する教育改革が始まった日本では、
評価の方法として面接がとても重要になってくることでしょう。


しかしながら、
人手不足と言われている中で、 
各学校が面接官を育てる時間もなければ、 
受験者全員を面接することは不可能に近いのではないでしょうか。

そうなるとやはり、 
受験の場にAI搭載のロボット面接官が
登場する日もそう遠くないと考えられます。


面接の重要性について参考になる情報があります。


THE世界大学ランキング2018 (※本記事の下部参照)
総合1位のオックスフォード大学では、
約1万6000人の受験生全員と面接を行っています。
面接では「志望理由」を詳しく聞き、大学に合った人材を選ぶためです。


同ランキングで日本の大学はというと
東京大学が2014(2013-2014)と2015(2014-2015)で23位だったものの
2018(2017-2018)では過去最低の46位でした。
京都大学は74位。


1つの参考資料ではありますが、
ペーパーテストでは測れないものを評価する面接が
重要になっているのではないでしょうか。


ではどんな対策をすべきか、
やはり質問を正確に理解して答えることができる
コミュニケーション能力
まず鍛えておくべきと考えられます。


他者と関わる機会を増やすこと
育むことができるのではないでしょうか。
最近では小学生から短期間の留学を
する家庭も多いようです。


さらに興味のある何かに打ち込み、
他者に説明できる力があるとさらに良いのではないでしょうか。


ところでAIによる面接は
「 採用する人材に多様性を生まない可能性がある」
という声も聞かれるそうです。


それもAIにわざと多様性を生むようにしてもらえばいいわけですが、
 その辺りも踏まえ AIによる面接が今後どうなるか、
注目してみてはいかがでしょうか。


(※1)THE世界大学ランキング
英タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(Times Higher Education、THE)は2017年9月5日(現地時間)、THE世界大学ランキング2018(THE World University Rankings 2017-2018)を発表しました。
世界の研究大学を教育・研究・知の継承・国際性という大学の核となるミッションを果たしているか審査するため、13の指標をもとに各大学のスコアを算出し、上位1000位までランキングを発表しています。
〈THE世界大学ランキング2018 ベスト10〉
()内は昨年の順位
 1(1) オックスフォード大学(英国)
 2(4) ケンブリッジ大学(英国)
 3(2) カリフォルニア工科大学(米国)
 3(3) スタンフォード大学(米国)
 5(5) マサチューセッツ工科大学(米国)
 6(6) ハーバード大学(米国)
 7(7) プリンストン大学(米国)
 8(8) インペリアル・カレッジ・ロンドン(英国)
 9(10) シカゴ大学(米国)
 10(9) スイス連邦工科大学 チューリッヒ校(スイス)
 10(13) ペンシルベニア大学(米国)

 46(39) 東京大学

コミュニケーション能力って具体的には?

先日、企業が新卒採用時に求める能力として、コミュニケーション能力が最も重要視されているとお伝えしました。

 

それでは、コミュニケーション能力は具体的にはどのようなものでしょうか?

 

 

前回、コミュニケーション能力は、

①相手の話を論理的に整理して理解する力

②ポイントを絞って質問できる力

③相手の話を踏まえて、論理的、具体的に説明できる力

であるとお伝えしました。

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もう少し深掘りしてみると、

①は相手の気持ちや立場、状況などを幅広く考えながら、論理的に整理して理解する力が必要になります。ここでのポイントは相手の立場や気持ちになって理解しようとすることです。

相手に対する思いやりや洞察力、全体像を把握する力、読解力などの能力や、それに関する考え方を育てる必要があります。また、海外の方と話をする場合、歴史的背景や文化の違う人たちの考えを受け入れる多様性も必要になります。社会的弱者に共感することも必要です。

 

②は、①で整理した事実や意見などに対し、要点を整理・要約する力が必要になります。その上で、疑問点や詳細を質問する力を育てることが重要です。この場合に活用できるのが、フレームワークや切り口です。原因と結果を繋げるだけの簡単なものから、ビジネスで使うようなものまで、さまざまなフレームワークを活用することによって、要点が整理でき、理解が深まります。

 

③は、自分の意見や根拠等を論理的に説明する力が必要になります。また、どのように組み立てて表現するかという構想力や、どのように感情を入れたり、逆に抑えて説明・表現するかなどといった、表現力などが関係します。

 

このようにコミュニケーション能力はさまざまな能力が関係してきます。

 

社会に出る間際である高校生や大学生から、いきなりコミュニケーション能力を育てましょう!と言っても一朝一夕に身につくものではありません。

コミュニケーション能力には、さまざまな要素が含まれているため、長い年月をかけて育てる必要があると思います。

 

それでは、幼少の頃からコミュニケーション能力を育てるにはどうしたらいいのか?

 

次回、お伝えしたいと思います。