オンリーワンスクール

『ライフ・シフト』大人も子どももこれからの人生をどう生きるべきか

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 皆さんは、自分自身の年代の方々の平均寿命が何年かご存知ですか?または、今の子どもたちの平均寿命が何年か想像されたことありますか?寿命に関して、次のような二つのデータがあります。

  1. 2007年生まれの子供の半数が107歳まで生きうる
  2. 平均寿命世界一位の国は、寿命が10年ごとに平均2〜3年のペースで上昇している

 前述の寿命のデータは、ロンドン・ビジネススクールの教授であるリンダ・グラットン氏とアンドリュー・スコット氏が執筆した書籍『ライフ・シフト』で紹介されているものです。本書は2016年10月に日本で刊行され大反響を呼びました。今年に入り、『ライフ・シフト』の漫画版『まんがでわかるライフシフト 100年時代の人生戦略』が出版されました。これを機会に「ライフ・シフトとはなにか」「ライフ・シフトのためになにをすべきか」について今一度確認したいと思います。

ライフ・シフトとは

 ライフ・シフトを簡潔にいうと100歳時代でも生き抜く力を手に入れることとなります。『ライフ・シフト』では、次のようなことが述べられています。

  • 寿命がますます伸び、技術革新など世の中の変化が非常に早い中で、生き方や考え方を変えていかないといけない
  • 50歳未満の日本人は、100年以上生きるつもりで過ごすべきだ

このような中でも生き抜く力を手に入れることが重要だということです。今までのように学校を出て、仕事をし、60代で引退するというような生き方(3ステージの人生)が難しくなってきます。寿命が伸びれば、公的年金はあてにできなくなり、引退後の人生を賄うほどの貯蓄をするのも難しいからです。

ライフ・シフトに向けどうすべきか

 今までの3ステージの人生からマルチステージの人生に移行するべきということです。マルチステージの人生とはいくつかのキャリアを持ちながら、能力や経験、人とのつながりや視野を広げ、人間的に成長し、人生の選択肢を広げていく生き方です。マルチステージの例は次のようなものです。

  • 副業をする
  • 仕事以外に地域活動やNPO法人などでボランティアをする
  • 仕事以外の人脈を築く
  • 旅行に出かけて視野を広げる

 このように自分自身がどのような人間か常に意識して、受け身ではなく自分らしく主体的に選択をしていく生き方です。

重要な無形資産

 マルチステージを生きるために著者が重視しているのが無形資産です。資産には有形と無形の二つがあります。

  • 有形資産・・・貯蓄や不動産など目に見えるもの
  • 無形資産・・・家族や友人、スキルやノウハウなどの目に見えないもの

 さらに無形資産は大きく分けて3つあります。

  1. 生産性資産

    スキルや知識、仕事仲間や評判など収入を得るためのものです。今までは、キャリアの初期にまとめて知識やノウハウを得れば、一生安定した仕事人生が送れましたが、今後は違います。IoTやAIに代表されるように技術革新のスピードがますます早くなる今後は、環境の変化に合わせて、常にアップデートしていかなければなりません。一生涯、学習を重ねたり、人脈を広げていく必要があるのです。

  2. 活力資産

    これは、バランスのとれた生活や肉体的・精神的健康のことです。寿命が長くなればなるほど、健康の価値は高まります。また、マルチステージを生き抜くにはエネルギーがいります。精神的健康がなければ、そのステージを生き抜き、成長していくための努力を行うことは到底むずかしいでしょう。

  3. 変身資産

    文字通り、社会の変化に対応し、新しいステージへの移行を成功させる意志と能力です。この能力を高めるためには、自分についてよく理解し将来の可能性を知ること、幅広いネットワークを持つこと、積極的に新しい経験をしていくことです。結局は自分自身を変えたいという気持ちが大事なのです。

 これらの資産を活用し、成長しながら新しいステージを生き抜いていくことこそがライフシフトというものになります。

3つの新しいステージ 

新しいステージは3つあります。

  1. エクスプローラー

    日常生活から離れ旅したり、新しい人と出会ったりして既存の価値観から抜け出し、自分についての理解を深めていきます。

  2. インディペンデント・プロデューサー

    組織に雇われず、自分で仕事を生み出すことです。

  3. ポートフォリオ・ワーカー

    異なる種類の活動を同時に行うことです。会社員として仕事をしたり、副業をしたり地域活動を行うなどです。

 このような複数のステージを移行することで、遊び・学び・仕事の境目がなくなり、若々しく柔軟な人生を歩めるようになるというものです。

最後に

 経営立て直しによるリストラや、メガバンクのフィンテック導入による大幅な人員削減のように、他人事にできないことが実際に起きています。しかし、人は自分にとって都合の悪い事は無視したり過小評価したりする特性があります。(正常性バイアスといいます)この特性を認識しておく事はとても重要です。ライフ・シフトについて知り、必要な今ある有形・無形の資産を確認し、これからどうしていくべきか考えることは決して無駄にはならないはずです。

 やや難しい内容となってしまいましたが、そこで冒頭でご紹介した『まんがでわかるライフシフト 100年時代の人生戦略』の登場です。より身近で具体的なストーリーでライフ・シフトがわかりやすく理解できます。これからの100年時代の人生戦略の参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

AI時代に子ども達が学ぶべき『デザイン思考』

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 日本経済新聞でアメリカのIT大手オラクル財団が設立した「デザイン・テック・ハイスクール」という高校が紹介されていました。プロジェクト型学習中心の学校で、最近は日本企業も多く取り入れる「デザイン思考」を全生徒が学ぶことが特徴とのこと。

デザイン・テック・ハイスクールとは

  • アメリカのシリコンバレー(サンフランシスコ・ベイエリアの南部)にある
  • 米IT大手オラクル財団が設立
  • プロジェクト型学習中心
  • 「デザイン思考」を学ぶ
  • オラクルや地元企業の社員がボランティアとして協力
  • 授業料は無料
  • テストの多くはリポート中心

 プロジェクト型学習について、具体的には「乳がんの検診率の低さを解決するにはどうすべきか」といった問題へ取り組んでいることが紹介されていました。このような取り組みの中で、「着想・発案・実現」という流れに沿って問題解決までのプロセスを”デザイン”していくのがポイントだということです。(デザイン思考)

 「オラクル設立」「シリコンバレー」と聞いて、トップレベルのIT人材、特にプログラミングがバリバリできるプログラマーを育成するのだろうと思ってしまったのは、私だけでしょうか。このような具体的な取り組みを知ると、「デザイン・テック・ハイスクール」という学校名にもある通り、「デザイン思考」を重要視していることがよくわかります。テクノロジーももちろん重要ではあるのですが、あくまで問題解決の「手段」であり、問題解決までのプロセスをデザインする思考を育てることが最も重要であるといった印象を強く受けます。

AI時代に大切にしたいこと

 校長を務めるケン・モンゴメリー氏は次のように述べています。

「自分を信じてなんでもできるという信念があれば、変わり続ける世界の中でも様々な解決策を持てるはず。何かに挑んで失敗しても、その理由がわかれば必ず学びになる」

 このような考え方ができれば、たとえIT・AIに変わる新しい何かが生まれたとしても、またはそれらが無くなったとしても、柔軟に対応していくことができるのではないでしょうか。なぜならば重要なのは「考え方」だからです。

 記事では欧米の名門大が今も歴史や宗教学、哲学といった学問を重んじるのは、富の偏重、人種差別、宗教・民族問題について、AIが得意とする計算や理屈では解決できないからだと書かれています。加えて将来的には今ある多くの単純作業の仕事をロボットやAIに任せることになると予測されています。つまり、これからはAIが解決できない問題に取り組むことが仕事となり、私たち人間は問題発見から解決までのプロセスに必要な考える力をより必要とされるということです。

 別の見方をすると、AIが解決できない問題により注力できるということは、より人々が暮らしやすい理想の世界に近づいているのかもしれません。

 「デザイン・テック・ハイスクール」のように、子どものうちから問題解決のプロセスを大切にする「デザイン思考」を身につけさせてあげたいですね。

参考:オラクル本社内に4,300万米ドルを投じたデザイン思考の公立高校が開校

 

 

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(出典:日本経済新聞)

子どもに「貿易ってなに?」と聞かれたら

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子どもに「貿易ってなに?」と聞かれたらわかりやすく答えられますか?

「子どもに聞かれたら答えられるようにしたいこと」として、毎回あるテーマについて簡単な説明をするシリーズです。子どもの質問対策に少しでも役立てれば嬉しく思います。

今回は「貿易」です。わかりやすくするために日本の貿易を具体例として説明していきます。

貿易とは

外国の相手とモノ(商品)やサービスの売り買いすることです。また、外国に商品を売ることを輸出、外国から買うことを輸入といいます。

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日本の主な輸出入品

貿易ではどのようなモノが売り買いされているのか。例として日本の2017年の主な輸出入品を紹介します。

まず、輸出品です。1位は「自動車」、2位は「半導体等の電子部品」、3位は「自動車の部分品」です。「自動車」は主にアメリカへの輸出が多いですが、最近では全世界へ広がっています。また、「半導体等の電子部品」や「自動車の部分品」といった「部品」の輸出が多い理由は、海外での現地生産が増えたり、日本企業が海外に製造拠点を移したことが理由です。

次に輸入品です。1位は「原油および粗油」、2位は「LNG(液化天然ガス)」、3位は「衣類および同付属品」です。1位2位ともにエネルギーと呼ばれます。発電・自動車・船舶・飛行機の燃料、工場の動力用燃料に使われる必要不可欠なものです。日本がエネルギー資源の産出が少なく、輸入に頼っていることがよくわかります。3位の「衣類および同付属品」はなんと約7割が中国から輸入されています。衣類に限らず”メイド・イン・チャイナ(Made in China)”をよく見かけますね。なぜ多いのかというと、中国は労働賃金が安く、企業は日本でものを作るよりも中国でものを作って輸入した方が商品を安くすることができるからです。

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日本の主な貿易相手国

日本の2017年の主な貿易相手国上位3カ国を紹介します。

輸出相手国の1位は「アメリカ」、2位は「中国」、3位は「韓国」です。アメリカへは自動車の輸出が多いですが、アジアへは半導体などの機械類や部品、電気製品などや鉄鋼や非鉄金属などが多くなっています。これはアジア各国が製品を組み立てる産業が多いことと、国が成長・発展してきたことが考えられます。

輸入相手国の1位は「中国」、2位は「アメリカ」、3位は「オーストラリア」です。中国からの輸入品は2015年までは20年以上「衣類」が最も多かったのですが、2016年から「通信機」が最も多くなりました。確かに最近では中国メーカーのスマートフォンやルーターをよく見かけます。アメリカからはモーターなどの「原動機」の輸入が最も多いですが、「穀物」「肉類」といった食料品が多いのも特徴の一つです。オーストラリアは日本の液化天然ガス輸入国の中で最も多く輸入しています。液化天然ガスの価格が上昇したことも輸入相手国3位に入った理由の1つです。

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まとめ

  • 貿易とは外国の相手とモノ(商品)やサービスの売り買いすることです。
  • 外国に商品を売ることを輸出、外国から買うことを輸入という
  • 日本の輸出品第一位は「自動車」、輸入品代位一位は「原油および粗油」
  • 日本の輸出相手国第一位は「アメリカ」、輸入相手国一位は「中国」

今回は「貿易」について、具体的に日本がどのような貿易をしているのかを例に簡単に説明しました。「貿易」の第2回として「関税」「税関」といったことについてもテーマとして取り上げる予定です。

 

 

 

『穴に落ちても這い上がる子ども』を育てる教育

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(出典:BUSINESS INSIDER JAPAN)

この絵を見てわかること、伝わることは何でしょうか。

「難しいことに挑戦して失敗することもあるけれど、諦めなければ達成できる」

といったところでしょうか。とても大切な考え方です。

他にも「何歳くらいの子が書いたのかな?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?驚くべきことに、この絵を書いたのは6歳の女の子です。女の子が通うのはシンガポールの「UWC South East Asia」というインターナショナルスクールです。いったいどのようなスクールなのでしょうか。

UWCとは

UWCはUnited World Collegesの略で、世界各国の国内委員会が選抜・派遣した生徒を2年間受け入れ、国際 感覚豊かな人材を育成する民間教育機関です。カレッジという名前ですが、日本の「高校」にあたり、日本からの生徒は派遣時点で高校2年生(応募時1年生)となります。 UWCに派遣された生徒は約2年間、世界各国から集まった生徒とともに、国際バカロレアのディプロマ課程のカリキュラムに従い、各教科の履修と、国際理解教育やボラン ティア活動などを重視した教育を受けます。

UWC日本協会は、UWCの日本における国内委員会として1972年に設立されました。以来、毎年生徒を世界各地のカレッジに派遣しています。奨学生には、授業料・食費・寮費などの全額または一部が奨学金として支給されます。

ちなみに2019年度の派遣先は次のようになっています。

(1) アメリカ校 (UWC-USA) 1名
(2) アルメニア校 (UWCDilijan) 1名
(3) コスタリカ校 (UWCCostaRica) 1名

奨学生となれば2年間を素晴らしい経験することができることになりますが、なんと派遣されるのはたったの3名。とても狭き門です。

UWC インファントスクール(幼児部)の教育

UWC South East Asiaは世界に4つしかないインファントスクール(幼児部)を併設するキャンパスです。冒頭の絵を描いた女の子はこちらに通っています。

インファントスクールでは「挑戦と失敗からの学び」を絵で表現するレッスンが行われているようです。自らの手を動かし絵として描くことで、「挑戦と失敗からの学びの大切さ」がイメージとしても強く印象付けられ、思考・行動に影響しそうです。言葉で表現することは当たり前、1歩先をいっていますね。

女の子はお父さんに絵について次のよう説明したそうです。

  • 「『穴に落ちずにはしごを渡る人』は『チャレンジせずに安易な道(Easy Way)を行った人』」
  • 「その人(はしごを渡る人)は何も学習(Learn)していないのよ」
  • 「穴に落ちてから『よし、違う方法はないかな?』『もうちょっと続けてみようか?』って考えて、諦めない(Never Give Up)人だけがLearnできるの」
  • 「Easy Wayを行った人も協力(Collaborate)して、チャレンジした人を引き上げてくれるんだよ」

 (出典:BUSINESS INSIDER JAPAN)

いったいどのようなレッスンをすれば6歳の子どもがここまで説明できるのでしょう。とても考えさせられますし、参考にして今後の子どもたちの教育に生かしていきたいものです。

UWCの教育の特徴をもう1つご紹介します。UWCでは数学を重要視しています。なぜならば子どもたちが将来どんな道に進もうが、ロジカルシンキングの基礎である数学は何より大切と考えているからです。数学嫌いにならないように、計算の速さを競うのではなく、プロセスを重要視しているようです。

UWCはどんな時代になっても世界のために、情熱のままに自分を最高に活かせる「自立して考え抜く人(Thinker)・行動する人(Doer)」を育てることを目指しています。

UWCに奨学生となって2年間通うことはなかなか難しいかと思いますが、教育内容などを参考にして取り入れることはできそうです。

子どもに「民主主義って何?」と聞かれたら

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子どもに「民主主義ってなに?」と聞かれたらわかりやすく答えられますか?

「子どもに聞かれたら答えられるようにしたいこと」として、毎回あるテーマについて簡単な説明をするシリーズです。子どもの質問対策に少しでも役立てれば嬉しく思います。

今回は「民主主義」です。

 

民主主義とは

民主主義を簡単な言葉で説明すると「ものごとをみんなで決めましょう」という考え方のことです。日本という「国」でいうと、「国のあり方を決める権利は国民が持っている」ということです。権利を持っている人を有権者と言います。実際に選挙を通じて代表者に自分の権利をゆだね、政治を任せていますよね。この民主主義の考え方に基づく政治体制を民主制といいます。

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ちなみに民主主義の反対は「独裁制」です。こちらも簡単な言葉で説明すると「独裁者(支配者)がものごとを決める」という考え方です。王族といった生まれつき国家権力を持つ人、特定の個人や党派などが独占的に政治を行うことです。

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民主制の2つのかたち

民主制には次の2つのかたちがあります。

①直接民主制

みんな(有権者)がそれぞれ自分の意見を出し合い、話し合ってものごとを決めていく(議決する)かたち。直接民主制ではみんなが多く(集団の規模が大きく)なると全員で話し合うことは難しくなります。

②間接民主制

みんな(有権者)の中から代表者を選び(選挙)、代表者が集まって(議会を構成して)ものごとを決めていく(議決する)かたち。議会には市議会、県議会などいろいろなものがありますが、国の議会は「国会」といいます。

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日本の民主主義の評価

日本の民主主義の世界における評価は残念ながら低いものです。民主主義指数という指数があります。イギリスのエコノミスト誌傘下の研究所エコノミスト・インテリジェンス・ユニットが世界167ヶ国を対象に2年おきに発表しています。各国の政治の民主主義のレベルを5つの部門から評価した指数です。5つの部門は以下となります。

  • 選挙過程と多元性
  • 政府機能
  • 政治参加
  • 政治文化
  • 人権擁護

2017年のランキングでは1位がノルウェーで、日本は23位に位置しています。先進国の中では下位です。その大きな理由の1つは投票率の低さです。最上位の北欧諸国では、投票率が80%程度に達しているのに対し、日本の衆議院選挙の投票率は50%程度です。評価対象の5つの部門でいえば「政治参加」にあたります。もう1つの理由は、女性の国会議員が少ないことです。ヨーロッパでは、女性議員は3割を占め、大統領や首相になる人もいます。これに対し、日本の国会では女性議員は少なく、女性の総理大臣は今まで誕生していません。

民主主義のまとめ

  • 民主主義とは「ものごとをみんなで決めていく」という考え方のこと
  • 民主主義の考え方に基づく政治体制を民主制という
  • 民主制には直接民主制と間接民衆性がある
  • 世界における日本の民主主義の評価は低い
  • 日本国民の政治参加率は低い

ついになくなるか?『文系・理系の区別』

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先日、ブログでSTEM教育を取り入れる学校について紹介しました。

注目のSTEM教育、男女問わず「理系脳」はもはや必須?

ICT化が進む現代社会では、多角的に考えるために理系のアプローチは重要であり、積極的に学んでいくべきだということです。こちらは学校の取り組みでしたが、さらに、新卒の採用に大きな影響を持つ経団連も動いています。将来的には文系・理系といった区別はなくなるのでしょうか。

経団連・・・正式名称は一般社団法人日本経済団体連合会。経団連は日本の大手企業を中心に構成される団体。「財界総本山」とも称される。日本商工会議所、経済同友会と並ぶ「経済三団体」の一つで、三団体の中でもその影響力は際立って大きい。以前は経済産業省所管の社団法人であったが、公益法人制度改革に伴い内閣府所管の一般社団法人へ移行した。

 

そもそもなぜ文系と理系が区別されているのか

日本の教育が文系と理系に分けられたのは1918年ごろのようです。社会学を専門とする東京工業大学名誉教授である橋爪教授によると、文系と理系に区別したのは予算がかかる学問の学生数を制限するためだといいます。


そもそもこんな区別があるのは、発展途上国の特徴である。黒板とノートがあればすむ文系にくらべ、理系は実験設備に金がかかるので、明治時代の日本は、学生数をしぼらざるをえなかった。そこで数学の試験をし、文系/理系をふり分けることにした。入試問題が別々なので、その前の段階で文系/理系を選択しなければならない。
出典: 『橋爪大三郎の社会学講義2』


 

これからも区別は必要か

文系と理系を区別した理由が、橋爪教授のいうものであれば、日本は先進国の仲間入りをしたわけですから、経済的にはもはや区別をする必要はないかと考えられます。

加えて、日本の将来を担う人材育成の視点からみると、IT化が進む時代に理系の素養というものはますます必要となると考えられます。プログラミングといった技術、大量のデータに対する分析力や統計の知識などです。一方で、読解力や表現力などの能力も重要視されて来ています。つまり、多角的に物事を考えるためには、文系理系関係なく様々なことを学ぶ必要があるということです。このように考えると、今後も区別すべきなのかは疑問です。

経団連が大学側に教育内容見直しを迫る

経団連が大学側へ文系・理系でそれぞれ偏りすぎた教育内容の見直しを迫っています。文系学生へは「最低限の数学」、理系学生へは「リベラルアーツ(教養)」の充実を求めるといったものです。

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(出典:日本経済新聞)

センター試験に代わり実施される大学入学共通テストでも、文部科学省は「情報」を文系・理系とわず出題教科として検討しています。「情報」とはプログラミングや情報セキュリティーの基礎などを学ぶものです。

現状では大学がすぐに文系・理系の区別を無くすといったことにはならないと考えられますが、社会変化と同時に求められる人材の変化を受け、将来的には文理の区別がなくなるかもしれません。

子どもに「政治ってなに?」と聞かれたら

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子どもに「政治ってなに?」と聞かれたらわかりやすく答えられますか?

「子どもに聞かれたら答えられるようにしたいこと」として、毎回あるテーマについて簡単な説明をするシリーズです。子どもの質問対策に少しでも役立てれば嬉しく思います。

今回は「政治」です。

政治とは

政治とは、集団のメンバーが安心して暮らしていくにはどうすればいいか考え、それを実行することです。世の中には個人の力だけではどうにもならないこともあります。それらの問題を解決していく取り組みといえます。

例えば集団のメンバーから次のような要望があったとします。

  • 犯罪のない街にしたい
  • 教育を充実させたい
  • 子育てのしやすい街にしたい
  • 景気を良くして欲しい
  • 高齢者が安心して生活できるようにしてほしい
  • 道路整備をしてほしい

これらの要望に対し、解決策を考え実行していきます。少し具体的にいうと、法律や条例といった集団のルールを作ったり、道路や水道といったインフラの整備などを進めたりすることです。

政治は主に次のような集団で行われます。

  • 都道府県
  • 市町村

他にもEU(欧州連合)のように複数の国がまとまって1つの集団として政治を行うこともあります。集団が違うと政治も異なってきます。

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政治を行うのは政治家

実際に政治を行うのは選挙(投票)で選ばれた政治家です。政治家は集団のメンバーに対し、集団のルールに従うように強制する力(権力)を持っています。

政治家は例えば次のような人たちです。

  • 国会(国)の議員
  • 地方議会(県や市町村)の議員
  • 内閣総理大臣や国務大臣など
  • 地方自治体の首長(都道府県の知事、市町村長)
  • 上記の候補者

国会や地方議会については別の機会に説明するとして、子どもたちに説明するには安倍首相、小池都知事、海外でいえばトランプ大統領といった国や都道府県のリーダーのこと、と説明すると端的で伝わりやすいかもしれません。(2018年11月現在)

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政治には税金が使われている

政治を行うにはお金がかかります。その政治に使われているお金はというと、主に私たちが支払っている税金です。個人では負担しきれない多額の費用を集めるために、集団のメンバーが「税金」というかたちで少しずつお金を出し合います。集めたお金をなににどれだけ使うか決め、実行するのが政治(政治家)の役割です。

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税金についてはこちらをどうぞ。

子どもに「税金ってなに?」と聞かれたら

 

まとめ

今回のテーマ「政治」についてポイントをまとめます。

  • 政治とはみんながより良い暮らしを送るためにどうすべきか考えそれを実行すること
  • 政治は集団のメンバーが選挙で選んだ政治家が代表して行う
  • 政治には私たちが支払った税金が使われている

「政治なんて私には無関係」ということはありません。選挙もありますし、自分が支払った税金も使われるわけです。身近な例でいうと、待機児童解消の東京都の対策などでしょうか。大人になって問題に直面してから「政治はどうなってるんだ!?」ではなく、子どものうちから仕組みを少しずつ理解しておくと、なにか問題が起きた時に適切に行動できるのではないでしょうか。

AIはすでにMARCH合格レベル、人間どうしましょう?

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「ロボットは東大に入れるか」というテーマで、2011年から2016年に研究・開発が進められた人工知能がありました。名前を「東ロボくん」といいます。この東ロボくんの研究・開発の過程で明らかになった重大な問題は、AIではなく人間(日本人)に関することでした。

 

東ロボくんの限界

2016年度までに大学入試センター試験で高得点を獲得し、2021年度の東京大学入学試験突破を目標としていましたが、2016年11月に東京大学合格を断念したことが発表されました。理由はAIには東大合格に必要となる読解力がないためです。膨大な知識はあっても、文章の意味や意図が読み解けません。模試の偏差値は57まで上がったのですが、現在のAI理論ではこれ以上の成績向上は不可能だということです。プロジェクトリーダーであった新井紀子さんは「コンピューターにできるのは基本的に四則演算のみで、数式に翻訳できないことは処理できない」と指摘しています。また、読解力こそ人間がAIに負けない分野なのだと説いています。

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(出典:読売新聞)

明らかになった中高生の読解力のなさ

AIは先のプロジェクトでは東京大学に合格は不可能と結論づけられましたが、有名難関私大を含む7割の大学で合格可能性が80%となりました。つまり、読解力のないとされるAIが全受験生(人間)の平均値を大きく上回ったということです。この結果から次のような予想をすることができます。

 ①読解力の必要とされない部分でAIの成績が相当良い

 ②受験生(人間)の読解力がAIと同レベルかAIより低い

詳細はわかりませんが、①は知識を問う問題や公式に当てはめれば答えが出るような問題なのでAIの成績が良いのは当然でしょうか。問題は②です。新井氏は基礎的読解力を調べる「リーディングスキルテスト」を開発して数万人を調査した結果を踏まえ、次のように指摘しています。「多くの中高生は、AIによく似た、しかしAIに劣る能力しか身につけていなかった。」②は証明されているこということです。つまり「日本の中高生の読解力はAIに劣るということです。

読解力を伸ばすには

これからAIがさらに進化・普及していく社会において、人間がAIに勝てる読解力で劣っていては話になりません。「読解力ってそんなに必要か?」と思われる方もいると思いますが、読解力を高めるということは、文章をよく理解できるようになるだけでなく、物事や状況を理解できる能力を高めることに繋がってくるはずです。理解した上で、多角的に考えて新しい発想や最適な判断・表現・行動をアウトプットしていくことができるようになるのではないでしょうか。

以前のブログにも紹介しましたが、読解力を伸ばす方法は以下のようなものがあります。

  • 読書
  • 読み聞かせ
  • 漫画
  • 映画
  • 演劇
  • ミュージカル
  • 落語

いずれも感想を話し合うようにするとさらに効果的だということです。

新井氏はアクティブラーニング(能動的学習)よりまず読解力を育てるべきという考えをお持ちのようです。読解力を育む指導法として、オセロの盤上の様子を小学生に状況説明させるなどの有効策を考案して実践活動しています。

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出典:AI vs. 教科書が読めない子どもたち

注目のSTEM教育、男女問わず「理系脳」はもはや必須?

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AI(人工知能)、IT(情報技術)時代に必要とされる人材。そのような人材を育てるためにSTEM教育が注目されています。

STEM教育とは

「STEM教育」は科学技術開発の競争力向上という観点から、教育政策や学校カリキュラムを論じるときに言及されることが多い考え方であり、STEMは以下の英語の頭文字を組み合わせた言葉です。

  • Science:科学
  • Technology:技術
  • Engineering:工学
  • Mathematics:数学

STEM教育を簡潔に述べると「子どものうちからSTEMについて学んでいきましょう」ということです。なぜならば、ITやAIの技術進化が目覚ましい現代では、子どものうちからSTEMについて学び、将来活躍できる人材を育てる必要があるためです。このような人材が育たず、科学技術開発の競争力が向上しないままだと、世界で取り残されてしまうことは明らかです。また、「様々な角度から学び、考えることを子どものうちから身につけることが大切である」という観点もあるようです。

最近ではSTEMにArt(芸術)を加えた「STEAM教育」という言葉もあります。芸術について学ぶことも現代では重要であるという考え方です。美意識やデザインの重要性については以下のブログで紹介していますので是非ご覧ください。

世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?

子供にデザイン力を!!

具体的に何をするのか

「子どものうちからといっても何歳からSTEM教育を始められるのか?」と疑問に思う方も多いかと思いますが、STEM教育は未就学児からできます。LEGOやプログラミング(ViscuitやScratchJrなど)もSTEM教育に含まれるからです。未就学児〜小学生までのおすすめ教材は以下のブログで紹介しています。

家でもできる「STEAM教育」教材 おすすめ4選

「LEGOやプログラミングは単なる遊びで何も身につかないのではないか」と感じる方もいるかと思いますがそんなことはありません。空間を把握する力、想像力(創造力)、問題発見・解決力、論理的思考力などが身につきます。これらの力はSTEM教育がより高度になったとき、つまりSTEMを使って現実社会の問題について取り組んでいく時に必ず役に立つはずです。

東京都のある高校では、細胞の培養実験を通し、食糧問題について考える取り組みが行われたそうです。人工肉の生産などの理系の手法を使い、温暖化の産地の変化や人口の急増している国での食料の奪い合いなどの問題を解決できないかということです。

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(出典:日本経済新聞)

男女問わず必要となる「理系脳」

今年6月に創立110周年を迎えた私立高木学園女子高校(横浜市)は、来年4月から名称を「英理女子学院高校」に変え、グローバルに活躍できる理数系の女子高生を育てる「iグローバル部」を設けるとのことです。まさか高校の名前を変えてしまうとは。学校側の強い決意表明と受け取れます。同校の理事長はICT化が進む社会を認識し、「女性は理数系が苦手だという人もいますが、そうはいっていられません」と述べています。

 

「理系脳」も「文系脳」も必要

日本では文部科学省による教育改革が進められており、合科目という考え方が主流になっていきそうです。合科目とは科目をまたがって総合的に考えるということです。例えば社会の問題を理科の視点から考えるといった感じです。これからの時代はSTEM教育と同様に、「多角的に物事を考える必要性がある」ということがわかります。つまりは「理系脳」も「文系脳」も必要だということです。そのように分けていること自体ナンセンスなのかもしれませんね。

 

成功を決めるのは「才能」よりも『やり抜く力』

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私が高校の時、授業中ほとんど寝ているのに、教師から指されて質問されるとスラスラと質問に対して答える人がいました。

「ああ、これが天才と言われる部類の人なのか。自分は違うな。」

と当時は思ったものです。(実際には見えないところで努力をしていた可能性も否定できませんが)みなさんの周りにはそのような人いますか?もしくは「自分は天才だ」と思っている方もいるかもしれません。

しかしながら、ペンシルベニア大学心理学教授ダックワークス氏の研究によると、人生のあらゆる成功を決めるのは「才能」よりも『やり抜く力』が重要とのことです。

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(出典:GRIT やり抜く力)

「やり抜く力」はアメリカの教育界で特に重要視され、ビジネスやスポーツをはじめ大きな注目を集めています。「GRIT やり抜く力」の著者であるダックワークス氏は、やり抜く力の研究の第一人者です。

 

やり抜く力とその重要性とは

「やり抜く力」とは、文字通りある到達点まで、または最後までやり遂げる力のことですが、ダックワークス教授は「やり抜く力」は「情熱」と「粘り強さ」の二つの要素から構成されていると述べています。

  • 情熱・・・興味を持ち続け目標に対しひたむきに取り組むこと
  • 粘り強さ・・・困難や挫折を経験してもあきらめずに努力を続けること

ダックワークス教授は、これら2つの要素から成る「やり抜く力」は、人々が成功し偉業を達成するには、「才能」よりも重要であることを科学的に突き止めました。この功績により、ダックワークス教授は2013年にマッカーサー賞を受賞しています。マッカーサー賞はアメリカではノーベル賞に匹敵するほど栄誉のある賞です。

 

やり抜く力をどのように伸ばすか

次のように感じた方もいるかもしれません。

「才能よりやり抜く力っていうけど、結局やり抜く力もやり抜く才能(遺伝)があるかないかでしょ?」

「GRIT やり抜く力」ではこの点について、やり抜く力は遺伝的なことも影響しているが、経験・環境が与える影響も大きいと述べられていました。つまり、努力次第で「やり抜く力」を伸ばすことができるということです。

「GRIT やり抜く力」ではやり抜く力を伸ばすために次の2通りのアプローチが紹介されていました。

  1. 内側から伸ばす
  2. 外側から伸ばす

それぞれ具体的な方法や事例が数多く紹介されていましたが、私が印象に残った方法を1つずつ挙げたいと思います。

 

やり抜く力を内側から伸ばすには「興味」を結びつける

「内側から伸ばす」とは、本人が「やり抜く!」と思える動機・モチベーションとなるもの、原動力ともいえるでしょうか。確かに「おもしろい」「楽しい」といった「興味」と結びつくものに出会え、情熱を持って没頭できたら「やり抜く力」は伸びそうです。ここで気をつけておきたい事は、興味を持つ事は外の世界と交流することによって生まれるということ。また、過去に興味を持てなかったことに、再び興味を持って没頭することもあるということです。興味を持てることとの出会いは、すんなりといかず、回り道も多く、偶然の要素も強いということも認識しておくと良いかと考えられます。

やり抜く力を外側から伸ばすには「賢明な育て方」を実践する

「外側から伸ばす」とは、親・教師・コーチ・チームメイトなどといった環境からアプローチすることです。そして、「賢明な育て方」とは「子どもに厳しい要求をしながらも、支援を惜しまない育て方」です。この育て方の有効さは科学的根拠はすでに十分であるといわれているそうです。いくつか賢明な育て方のポイントを抜粋します。

  • 寛容さ
    • 親は子ども自身も意見を持つ権利があると信じている
    • 子どもが何をするか全て親が決めるわけではない
    • 困った時は親を頼りにできる
    • 親子の会話の時間を作っている
  • 厳格さ
    • 親は子どもに家族のルールに従うことを求めている
    • 親は子どもが悪いことをしたら叱る
    • 親は子どもが大変な時でもベストを尽くすことを期待している

などです。

最後に

成功を決めるのは「才能」よりも『やり抜く力』

大げさかもしれませんが、個人的にはこの言葉には「勇気」「やる気」を与えられました。

「GRIT やり抜く力」には今回紹介した内容の他にも、自分自身1人の人間として、また、親や指導者などの教育する立場の人間としてもためになる情報がたくさんあると感じました。個人的に何度も読み返したい本です。みなさんも是非読んでみてください。