オンリーワンスクール

プログラミングができてもAI時代を生き残れない??

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「これからの時代は政府も力を入れている英語とプログラミングを学んでおけば大丈夫」

 なんて考えてる方はいらっしゃいますか?数学者の新井紀子・国立情報学研究所教授によると、基本がおろそかになっていると、英語やプログラミングを学んだところでAI時代を生き残ることは難しいそうです。なぜでしょうか?また、新井氏の言う基本とは?

想像をはるかに超えることが起こる未来

 新井氏はこれからの時代はAIが人類を支配するシンギュラリティー(技術特異点)は起きないものの、定型的な労働はデジタル化されて機械に置きかわることは間違いないと述べています。また、どの職業がAIに置き換わるか誰にも予想できず、理科系のプログラミングの会社でさえ生産性の低い会社は淘汰されていくとのこと。

機械との競争に負けない3つの基本

 新井氏によれば、これからの労働市場で引く手あまたになる人材は、次の3つの基本ができている人材だと言うことです。

  1. 読解力
  2. 論理力
  3. コミュニケーション力

 例えばプログラミングに必要なことは、打ち合わせを重ねて正確な仕様書を書き、仕様書通りに実装すること。上記3つの基本をなくして良いプログラミングはできませんね。

 また、3つのなかでも新井氏は読解力を重要視しているようです。なぜなら読解力があれば文章が正確に読め、文章が正確に読めれば学力や生産性が伸びることがはっきりしているからです。逆に学力や生産性が伸びないのは説明文を正確に読めないからだと指摘します。読解力があればプログラミングやプログラミングに欠かせない数学の教材を読み、自分で学ぶことができるのです。

読解力をつける方法

 読解力をつけるために新井氏は新聞を次のように読むことをすすめています。

  • ひとつの記事を一字一句読む
  • どういう意味か考えながらじっくり文字を追う
  • ノートに要約を書く
  • 効率が悪くても腑に落ちるまで読み込む

 どのくらい続ければ良いのかというと、1年くらいだそうです。ちょっと長く感じるかもしれませんが、1年続けると素晴らしいことになるとのこと。

まとめ

 小学校での必修科、大学入学共通テストでの導入、IT人材不足などなど、教育界でも経済界でも話題になっている英語とプログラミング。どうしても注意が向いてしまいますが、そもそもそれらを学ぶために必要な読解力をおろそかにできません。また、読解力をつけておけば英語・プログラミングとは違う「新しい何か」が出てきても、恐れず対処できますよね。教材を読んで、自分で正確に学ぶことができるのですから。

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(出典:日本経済新聞)

議員になって法律や条例を作ろう!

 

先日は、小学5年、6年生に
こんな授業をしました!

名付けて、
【議員になって法律や条例を作ろう!】
です(^^)

自分が議員に立候補したつもりで、
政策や法律案、条例案を考え、発表し、

有権者からどれだけ支持を得られるか
を試してみました。

ここでいう有権者は、グループで
授業を行っているので、他の生徒の
ことです。

地域で困っていることに対し、
条例を考えて解決する!というのを
模擬体験することで、政治や地域の
ことに興味を持ってもらいたいと
思います。

ゲーム形式で、選挙のように
支持を得られるかを競争したので、
楽しんでもらえました(^^)

最近は、授業にゲーミフィケーションの
要素を取り入れています(^^)

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職業を学ぼう!~弁護士、検察官、裁判官~

昨日の小学6年生の授業は、
職業を学ぶシリーズでした!(^^)

弁護士、検察官、裁判官の仕事に
ついて、大まかに理解して、そう
いう仕事に就くにはどうしたら
良いかを学び、文書にまとめました。

また、法科大学院制度についても
理解しました。

こんな意見が出ましたよ(^^)

・日産のゴーン会長の弁護士はやり手なんだ!
・弁護士の数をもっと増やした方が良い
・検察官と裁判官はもっと年収が高いのかと思ってた
・弁護士は稼げるんだね
・三者とも社会的な使命が高い仕事なんだね!

などなどです。

小学生だけでなく、中学、高校生
でも、このように職業に興味を
もってもらいたいなと思っています。

自分が勉強をするのは、将来、仕事
をするときに役立つからであって、
そのイメージがあれば、もっと、
もっと勉強のモチベーションが
高まるからと我々は思っています。

7月、8月ぐらいから、こんなことを
やろうと思っています。

・中学生向けビジネススクール
・高校生向けビジネススクール

職業や、社会の仕組み、ビジネス、
社長になるのに大事な能力、
ビジネスパーソンとして活躍する
のに大事な能力、などを
学ぶスクールです。

最初の頃は、非常に低額で
やろうと思っています。
お楽しみに!

またご案内しますね(^^)

大学在学中に就職する時代へ??

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 東京大学の柳川範之教授がとても興味深い提案をしています。それは大学において、4年間で必要な単位を取って卒業する現行の仕組みを改め、卒業を待たずに就職し、10年の間に必要な学位を修得して卒業する仕組みの導入です。なぜこのような提案をするのでしょうか?

「あのときにもっと真面目に勉強しておけばよかった」はシステム上の問題

 「在学中は勉強に対するモチベーションが低かった」「あのときもっと真面目に勉強しておけばよかった」と思う方は多いのではないでしょうか。大学生時代に限った話ではないかと思います。柳川教授は「誰もが異口同音に嘆くということは、個々の問題というよりはシステム上に何らかの問題があると言えるだろう。そもそも勉強する時期が適切ではなかったと考えられる。」と述べています。

 生徒の勉強意欲が低いのは生徒自身の問題、あるいは教師の問題がもちろん考えられます。しかし、柳川教授の言う通り、システム上の問題、つまり勉強の時期が適切でないということも、生徒の勉強意欲が湧かない1つの原因なのかもしれません。

必要性を感じたときに勉強するのが一番適切

 では勉強の意欲が湧いてくるのはいつなのか。柳川教授によると「社会人になってから必要性を感じたときに勉強するのが、一番適切だと考えられる。」とのこと。そこで柳川教授が提案しているのが冒頭に紹介した在学中に就職し10年間の間に学位を修得して卒業する仕組みです。

 確かに、「なぜ学ぶのか」「なんのために学ぶのか」という目的がはっきりした状態で、さらに実社会で学んだことが生きるということが実感できれば、勉強のモチベーションは上がりそうです。学んだ知識も本当の意味で「身に付く」といえるかと思います。

時代にあった教育システム

 最近、話題になっている言葉があります。1つ目は「リカレント教育」、2つ目は「ライフシフト」です。

  • リカレント教育・・・生涯にわたって教育と就労を交互に行うことを勧める教育システム
  • ライフシフト・・・人生100年時代において生きる戦略を立てるという考え方

 どちらも「変化の激しい現代において、生き抜いていくためには学び続けることが大切である」と説いています。大学までの知識で生きていける社会ではなくなってきており、生涯にわたり学び続けなければお金を稼げないということです。このような観点から、柳川教授の提案は今の時代に合わせた大学の仕組みと言えるのではないでしょうか。

まとめ

 柳川教授の提案は、大学側と企業側で様々な課題が生まれれることが考えられます。しかし、もし実現してうまく回り出せば、大学の研究成果や企業の生産性向上といった面でプラスの効果が現れるかもしれません。生徒個人も限られた人生の時間を有効に使うことができ、「あのときもっとまじめに・・・」といった後悔もなくなりそうですね。

 ところで、「社会人になって必要性を感じて勉強の意欲が上がるのはわかったけど、小学生・中学生・高校生の勉強の意欲を上げるにはどうすれば?」という疑問を持った方もいらっしゃるかと思います。そのような方は過去に書いた次のブログが参考になれば幸いです。

 子どもの勉強へのモチベーションを上げるにはどうすべき?

 また、私たちのスクールの生徒(小学生)は近所の薬局で薬剤師の仕事を体験したことがあると話していました。そのような職業体験をさせてみるのも勉強の意欲向上につながるかもしれませんね。

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(出典:日本経済新聞)


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イギリスのEU離脱について一緒に考えました

小学6年生の授業にて、
イギリスのEU離脱に
ついて意見をまとめました。

大人でも難しいこの内容をしっかりと
理解していました。

・どういう流れで、EU離脱に至ったのか?
・どのような国民感情があったのか?
・離脱決定後の協定案がなぜ否認されるのか?

などなどを話し合いました。

大人でも難しい内容を着実に理解しようと
努力していました。

社会情勢について、日頃から興味を
持ってもらいたいと思っています。

子ども大喜利やりました!(笑)

以前授業で子ども大喜利をやりました!

これも考える力を養うレッスンです(^^)

ある論文によると、人間は、
ユーモアセンスのある人を信頼する
傾向にあるようです!

また、遊び心と学生の成績は、
相関関係にあるとアメリカの論文で
書かれています。

面白い事を言うというのは、
普通に論理的に考えたらこういう
だろうというのを、あえて外して
言うことだと思います。

だから、論理的に考えることが大前提に
なるんですよね。

そこをあえて外して、面白いことを
言う!ということ。

漫才もコントも落語もそうだと
思います。

また、相手がどのような人たちで
どのような性格や生活、価値観、
考え方を持っていて、

そのような人たちに何を言えば
面白いだろうと考えるので、
相手のことを観察して、相手の
気持ちを考えるということにも
繋がっています。

遊び心満載のレッスンですが、
しっかりと、論理的思考や
周りの人たちの立場になって
考える力を養う授業です(^^)

子どもたちも非常に面白い発想、
面白い大喜利をしてくれて、こちらも
とても楽しかったです!!(^^)

社会人向け講師と子供向け講師の相乗効果!

中小企業診断士という国家資格の講師をしています。

内容は、アカウンティングとファイナンス。

私は、社会人向け講師と子供向け講師、両方の仕事を
していますが、実はこれ、相乗効果があるんです(^^)

子供たちにビジネス感覚をつけてもらいたいと
思っている私は、現在、小・中学生にビジネスに
関することを教えています。

中小企業診断士で勉強するような内容を、子供でも
理解できるように、すごく簡単に落とし込んで教えています。

これには、今日の社会人向け講師として教えている内容が
役に立っています。

そして、子どもにビジネスの内容を教える時は、
ものすごく、簡単に話さないと伝わらりません。

つまり、自然と、難しい内容を簡単に教える技術が
磨かれています。

そのため、社会人向け講師の際も、難しい内容を、
分かりやすく教えられるようになっています。

一見、関係なさそうな二つですが、ともに、
役に立っていて、相乗効果が生まれているんですね!(^^)

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高校普通科が変わる、政府が示した4タイプとは?

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 今年の初めに「高校普通科のカリキュラムが変わる!?」というブログを書きました。高校普通科の画一的なカリキュラムを柔軟に見直し、専門性の高い学科として2021年度導入を目指すというものです。1月時点では具体的に示されていませんでしたが、17日に行われた政府の教育再生実行会議という会議で、4つの枠組みが示されました。教育再生実行会議でまとめまれた第11次提言の内容を抜粋して紹介します。

参考:教育再生実行会議第11次提言

新しい高校普通科の4タイプ

 教育再生実行会議第11次提言では、「普通科においては、生徒の能力や興味・関心等を踏まえた学びの提供という観点で課題がある場合があり、一斉的・画一的な学びは生徒の学習意欲にも悪影響を及ぼす」と示されています。

 これを受け、「現在生徒の約7割が在籍する普通科について、生徒の意欲と関心を喚起し、能力を最大限引き出すことができるように」と、普通科において以下の4つの方向性を選択できるように検討が進められるそうです。 

  1. 予測不可能な社会を生き抜くため自らのキャリアをデザインする力の育成を重視するもの
  2. グローバルに活躍するリーダーや国内外の課題の解決に向け対応できるリーダーとしての素養の育成を重視するもの
  3. サイエンスやテクノロジーの分野等において飛躍知を発見するイノベーター等としての素養の育成を重視するもの
  4. 地域課題の解決等を通じて体験と実践を伴った探究的な学びを重視するもの

 

文系・理系に偏らないバランスのとれた科目履修へ

 教育再生実行会議11次提言では、高校普通科カリキュラムの変更のことだけではなく、文系・理系に分けることについても課題があると述べられています。

 「Society5.0をたくましく生きるためには、文系・理系のどちらかに偏ることなく、 バランスよく資質・能力を身に付けていくことが重要であり、例えば、教育理念に基 づくことなく、大学入学者選抜等を過度に重視した文系・理系に分断されたコースの 開設等は、生徒に真に必要な力を身に付けさせる観点からは、望ましい在り方とは言い難い。」

この課題に対し、次のように各高等学校で見直しをする方向で検討が進められるようです。

 「各高等学校は、自らの教育理念及び教育課程編成・実施に関する方針等に基づき、文系・理系のバランスがとれた科目履修が行われるよう、教育課程を見直すことが重要である。」

※Society5.0・・・第4次産業革命とも言われる、AI やロボティクス、ビッグデータ、IoT といっ た技術の急速な発展に伴い到来する超スマート社会

まとめ

 先日、私が参加したイベントで「次の時代を生きる人」は以下のような人だという説明がありました。

  • 18歳までの学力で勝負する人ではなく一生学び続けていく人
  • 最終学歴ではなく最新学習歴を重要視する人
  • 早熟型ではなく晩成型の人

 これまでは「入った大学がその後の人生を決める」「終身雇用だから就職できたら一生安心」といった考えが一般的だったかと思いますが、社会は変化しています。このような考え方も変化に対応して変えていかなければなりません。そういった観点で見ると、日本の教育は社会の変化に合わせて改革が進められていることがわかります。乱暴ではありますが簡単に表現するならば、学ぶことの目的が「大学入学」ではなく、その先にある「社会を生きていく」というより大きな目的に変わったと言えるでしょうか。

 人間はどうしても自分が経験していないことは当事者意識をもてないものです。今回の「高校普通科カリキュラムの改革」や前述した「次の時代を生きる人」は、子どもはもちろんのこと、我々大人も十分に意味を考えておくべきことではないでしょうか。人生100年時代、我々大人も次の時代を生きる人ですからね。

 

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出典:日本経済新聞

導入が始まる「アダプティブ・ラーニング」とは?

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 文部科学省が「主体的・対話的で深い学び」として「アクティブ・ラーニング」を推進していることは知られていますが、「アダプティブ・ラーニング」という教育手法も推進しています。各学校で導入が始まった「アダプティブ・ラーニング」いったいどのような学び方なのでしょう?

アダプティブ・ラーニングとは

 アダプティブ・ラーニングとは、「個別最適化学習」と訳され、小中高校の授業で生徒一人一人が個別の理解度に合わせて学習を進める学習方法です。算数や数学、英語でタブレット端末などを使って問題をとき、つまづいた時に教員の個別指導を受ける手法が多いそうです。

タブレット端末などを使うことにより、解答にかかった時間やつまづいだ問題等の情報をデータとして蓄積することができます。教師はこの情報をもとに、生徒の理解度に応じた教材や問題の選択をすることが可能となります。

 アダプティブ・ラーニングはIT(情報技術)の発達により実現できるものです。「エドテック」(EdTech)という言葉をご存じでしょうか。 Education(教育)とTechnology(技術)を組み合わせた造語で、教育とIT(情報技術)の融合でその分野に革新を起こそうという取り組みです。アダプティブラーニングはエドテックの1つです。

アダプティブ・ラーニングの必要性

 文部科学省は次のような点からアダプティブ・ラーニングの必要性を考えているようです。

  • アクティブ・ラーニング(主体的・対話的で深い学び)の視点による授業改善を進めていくためには、児童生徒一人一人 の理解度や興味・関心、性格などを考慮した学習活動の充実が必要。
  • その際、学力面だけでなく、良好な生活状況や心身の健康、 教師と生徒や生徒同士の良好な人間関係などの環境づくりが不可欠であるため、学習指導のみならず生活指導等も含めて、一人一人へのきめ細かい配慮が必要。
  • EdTechを効果的に活用し、教師に過度な負担をかけること なく、一人一人の状況に応じたきめ細かい指導をより一層促進

 文部科学省の資料はこちら

アダプティブ・ラーニングの実証事業

 経済産業省により「「未来の教室」実証事業」という取り組みが行われています。「未来の教室」とは最先端技術を使った教育(EdTech)などを支援するものです。この事業の対象にアダプティブ・ラーニングを導入した小学校や中学校が対象として選ばれています。

  • 静岡県袋井市立三川小学校
  • 東京都立千代田区立麹町中学校 など

 この実証事業を通じて、データの蓄積、課題の抽出、解決の方向性を見出し、将来的にそれらを全国普及/継続実施していくことを目的としています。

 未来の教室Webサイトはこちら

まとめ

 先に説明したように、学力面だけでなく生活状況や心身の健康、人間関係などを全て考慮し、個別に最適な学習環境を用意すること、これがアダプティブ・ラーニングの最終的な理想となるようです。生徒のあらゆる情報がデータ化されて管理されていくのでしょう。IT(情報技術)が発達している現代だからこそなせる技です。今後エドテックにより教育は劇的に変わっていきそうです。

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出典:読売新聞

AI時代に必要なのは「創造力」よりまず「読解力」??

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 5月10日(金)の日本経済新聞に興味深い記事が載っていました。タイトルは「AIに勝る読解力を養おう」。国立情報学研究所教授である新井紀子氏のインタビューです。

 これからの社会で生き残っていくためには、AIにはない新しいものを生み出す力、つまり創造力が重要だと考えられることがありますが、新井氏は読解力があることで創造力が生きると述べられています。その理由を記事からポイントを抜粋して追っていきたいと思います。

進むデジタライゼーション

 これからの社会で活躍できる人材を目指すには、まず社会の現状とこれからを知らなければなりません。新井氏は次のように説明しています。

  • 日本は人口減少進んでいるため、あらゆる面でデジタライゼーション(※1)が顕著に表れると考えられる。
  • デジタライゼーションでは企業は人間を必要とせず、産業が産まれても雇用が増えるとは限らない。
  • グローバル化が進み、国民国家の中で富の配分が上手くいかなくなっている
  • 国境を超えて富を集めながら、それに相応する人間を雇用しないGAFA(※2)のような企業がある。
  • GAFAのような企業にどう富を配分させるかが今後課題になる。

  ※1・・・物事のデジタル化
  ※2・・・Google, Apple, Facebook,Amazon

 新井氏は「AIに職を奪われる者が増える一方で、AIを使いこなし莫大な富を築く者も多く出現する」と貧富の差が広がることを危惧しています。

なぜ読解力なのか

 読解力とは書かれた文書を正確に理解する力です。AIと比べて日本人の読解力はどのくらいなのでしょうか。そして創造力に対する読解力の重要性については?

  • これまでの研究により、AI・日本の多くの中高生ともに読解力が不足していることがわかっている。(※3)
  • 読解力は生産性に直結する。文書やメールを読んできちんと実行できないメンバーがいるとプロジェクトの生産性は落ちる。
  • 論理性や構成力のない思いつきはアイデア倒れになりやすい。

  ※3・・・詳細は過去のブログ「AIはすでにMARCH合格レベル、人間どうしましょう?」をご覧ください。

 「アイデア倒れ」とは思いついたアイデアが実現できないこと。アイデアを思いついても技術的・財政的・倫理的といった何らかの理由で実現できないということは、その人に論理性や構成力が不足しているということです。この論理性と構成力を身につけるには、読解力を伸ばしていくことが重要であると新井氏は述べたいようです。

まとめ

新井氏はシンプルなメッセージが伝えられればいいということで、記事では最後に次のように述べています。参考にしてみてはいかがでしょうか

  • まず母語である日本語やAIの基礎となる数学をしっかりと身につける。
  • 読解力が身につけば生産性の高い人材になり、安心して生きていける。

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出典:日本経済新聞