オンリーワンスクール

子どもに「関税ってなに?」と聞かれたら

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子どもに「関税ってなに?」と聞かれたらわかりやすく答えられますか?

「子どもに聞かれたら答えられるようにしたいこと」として、毎回あるテーマについて簡単な説明をするシリーズです。子どもの質問対策に少しでも役立てれば嬉しく思います。

今回のテーマは関税です。

2018年にアメリカと中国の間で貿易戦争が起き、ニュースでよく取り上げられていました。貿易戦争とは関税を引き上げ合うことです。アメリカはEUとも関税を引きあげ合っています。

関税とは

外国の商品にかける税金です。外国から商品を輸入すると関税がかかり、その分値段が上がります。

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なぜ関税が必要なのか?

関税の目的は2つあります。

  1. 国の収入の確保
  2. 自国の産業の保護

関税は税金であり、国の収入となります。税金は例えば小学校、ゴミ処理施設、交番といった私たちが暮らしていく上で必要となる公共サービスに使われます。

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外国から安い商品がたくさん輸入されると、価格面で不利になってしまう自分の国の商品が売れなくなってしまいます。関税は外国の商品の値段を調節でき、自分の国の産業を守ることができます。

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関税の税率

関税は国ごとに異なり、それぞれの国が自分たちで決めます。関税を何パーセントにするか決めたものを関税率といいます。関税率は輸入する商品(もの)により異なり、その国にとって守りたいものの税率は高くされていることが多いです。

日本では財務省のサイトで実行関税率表という表を見ることができます。この表を見るとかなり細かく分類されています。

 第1部 動物(生きているものに限る。)及び動物性生産品
 第2部 植物性生産品
 第3部 動物性又は植物性の油脂及びその分解生産物、調製食用脂並びに動物性又は植物性のろう
 第4部 調製食料品、飲料、アルコール、食酢、たばこ及び製造たばこ代用品
 第5部 鉱物性生産品
 〜
 第21部 美術品、収集品及びこつとう

さらにそれぞれの「部」は分類が分けられています。例えば、第1部は次の通りです。

 分類
  第 1類 動物(生きているものに限る。) 類注 税率
  第 2類 肉及び食用のくず肉 類注 税率
  第 3類 魚並びに甲殻類、軟体動物及びその他の水棲無脊椎動物 類注 税率
  第 4類 酪農品、鳥卵、天然はちみつ及び他の類に該当しない食用の動物性生産品 類注 税率
  第 5類 動物性生産品(他の類に該当するものを除く。)

 

まとめ

  • 関税とは外国の商品にかける税金のこと
  • 関税の目的は国の収入を確保することと、自国の産業を守ること
  • 関税率は輸入品にかける税率(本来の価格の何パーセントにするか)のこと
  • 関税率は「もの」ごとに細かく分かれている

関税率を調べて「その国がどのような産業をとくに守りたいのか」や、「関税が引き上げられた原因は何か」といったポイントに注目して見るのも良いのではないでしょうか。

<参考>

子どもに「貿易ってなに?」と聞かれたら

子どもに「税金ってなに?」と聞かれたら

楽天創業者が学校設立!?

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 「技術の発達により、人間の能力は衰えていく不安がある」と以前ブログに書きました。(ブログはこちらから)人間の考える力や感覚を、AIやロボットが肩代わりしてくれるからです。当然ながら使わない能力は衰え、社会における人間の役割も減っていきます。ではどうすれば良いのか?

 「AI時代に人間にしかできない役割を発見するには、人間特有の遊びやより道が欠かせない」(出典:日本経済新聞)と述べているのは、軽井沢風越学園(かるいざわかぜこしがくえん)の設立準備をしている本城慎之介さんです。本城さんは教育を通して問題を解決していこうとしています。

軽井沢風越学園とは

 軽井沢風越学園(かるいざわかぜこしがくえん)は、楽天の創業メンバーである本城慎之介さんが中心となり、2020年開校を目指している学校です。軽井沢風越学園について簡単にまとめてみました。

軽井沢堀越学園とは

  • 長野県の軽井沢に2020年4月開校予定の幼稚園・義務教育学校(小中学校)
  • 設立設置認可申請中
  • 対象は3歳から15歳で1つの校舎で学ぶ
  • 一斉授業・画一的カリキュラム・固定的な学級編成等の従来型学校教育には縛られない
  • 軽井沢の豊かな自然環境を活かす
  • 軽井沢町と連携を重視する

大切にすること

  • 遊びが学びへとつながっていく人間の自然な育ち
  • みんなが違うということを知り、体験し、大切にしてゆるやかにつながること
  • たくさんのことを混ぜて新しい出会い、動きを生み出していくこと

カリキュラムの3つの軸

  1. 「わたし」からはじまる・・・自己主導
  2. 「わたしたち」で広げる・・・協同
  3. 「わたし」と「わたしたち」で深める・・・探究

 

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大事なこと

 軽井沢風越学園では他にも重要視していることがあります。それは「大人も学び続ける」ということです。理想とする学校を目指し、大人も「自己主導の学び」「協同の学び」「探究の学び」を追求し、学び続けていくそうです。

たしかに、大人が実践していなければ子どもへ説得力がありませんし、実践していない大人がする教育は真の教育とは言えません。また、社会は変化し続けます。つまり、あるべき教育も変化する可能性があるため、大人が学び続けることはとても重要です。

 

まとめ

 人間が衰えないために、そしてAI時代を生き残っていくために、教育はとても重要です。軽井沢風越学園のように学校教育が変わることも大切ですが、家庭教育も変わることが大切です。そして、地域住民も他人事にするべきではないと思います。なぜなら良い教育は住民の定着生み地域の活性につながると考えられるからです。特に今後はインターネットの通信速度高速化などの技術向上やテレワークなどといった場所に縛られない働き方が増えてきます。これらを考慮すると軽井沢風越学園の「軽井沢町と連携を重視する」という考えはとても時代に合っているのではないでしょうか。

 学校(教育)は保護者だけでなく地域のみんなで作り上げていくこと。これは文部科学省も「学校が地域住民等と目標やビジョンを共有し、地域と一体となって子供たちを育む『地域とともにある学校づくり』」として推進しています。当事者意識を持ち、学校づくりに参加してみてはいかがでしょうか。

参考:文部科学省:コミュニティスクール(学校運営協議会制度)

新しい教育「アンスクーリング(非学校教育)」とは?

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学校に行って決められたカリキュラムを学ぶ訳でもなく、ホームスクールとして家で保護者から教育を受けるわけでもない。アメリカで取り入れる家庭が増えている新しい教育のかたち、「アンスクーリング(非学校教育)」というものがあります。一体どのようなものでしょうか。

アンスクーリング(非学校教育)とは?

アンスクーリングとは、「子ども主導」の教育手法です。ポイントは次の通り。

  • 学校には行かない
  • 子ども自身で何をするか決める
  • カリキュラムや試験はない
  • グループで行動することもあれば個別で行動することもある
  • 大人が問題を出して正解を教えることはしない
  • 保護者は必要な時に手助けするだけ

アンスクーリングが行われる場所は「家庭」もあれば、「施設」もあります。アメリカには「メイコンバー・センター」と言うアンスクーリングの施設があり、近隣に暮らす子どもを中心に約50人が通っています。

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子どもたちは具体的にどんな学習をする?

具体的に子どもたちはどのようなことを学んでいるのか例を挙げると、

  • 楽器演奏
  • 読書
  • 運動
  • 絵を描く
  • 虫取り・飼育
  • 植物を育てる
  • プログラミング

などなど、子どもが興味を持つこと全てです。興味を持って取り組んだ中で、疑問や問題にぶつかりながら解決策や答えを子ども自身で探していきます。

まとめ

ホームスクールやアンスクーリングのように学校に通わない(不登校)ということが日本ではネガティブに受け止められがちです。しかし、アメリカをはじめホームスクールは全世界に広まりつつあります。日本でも増加傾向にあるようです。これからは日本でも見方が少しずつ変わってくるかもしれません。

学校に通わないということで、子どもの社会性が身につくか不安なところもありますが、例えば1年間をアンスクーリングの期間とするといった方法もあるようです。また、これはアンスクーリングと言えるかどうかはわからないのですが、学校に通わせながら、それ以外の時間はアンスクーリングの教育を取り入れるといったこともできるかもしれません。(完全に学校から切り離さないと効果が少ないのでは?宿題はどうなるんだ?と言う声が聞こえてきそうですが。)

いずれにせよ、これから必要となるのは知識の詰め込み型教育ではなく、主体的に行動して疑問・問題を見つけ、解決する力をつける教育です。保護者も教育者も最適な教育を子どもたちに提供していきたいですね。

スポーツにも必要な考える力!!

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私は子どもの頃、小学校のサッカーチームに入っていました。思い出すことといえばとにかく走らされたこと。練習では現在ほど組織的な練習メニューはなかったように記憶しています。試合でも「パスで崩す」というよりは「ボールを前に蹴って走る」といった単純な戦略でした。私のチームに限らず、周りのチームもほとんどが同じようなものだったと思います。

それに比べ、現在のサッカーは「組織的なプレー」「個人の力」「考える力」などを鍛えるといったように、練習プログラムが進化しているように感じます。また、「体幹トレーニング」を取り入れるなど、科学技術の進化も後押ししています。偉そうにコメントしていますが、私は小学生から社会人までサッカーを楽しんでいた程度の人間です。トップチームは昔からハイレベルな教育がされていたのかもしれません。しかし、私でさえも地域のサッカーチームの変化を感じます。これは日本サッカーのレベルが底上げされているということです。この流れはサッカーに限らず、日本のスポーツ全般にも言えることではないでしょうか。

基礎となる「考える力」

スポーツには様々な力が必要ですが、やはり基礎となるのは「考える力」です。

  • 自分やチームの長所・短所は何か?
  • 技術・体力向上にはどのような練習が効果的か?
  • 体づくりにはどのような食事が適切か?
  • メンタルを鍛えるにはどうしたら良いか?
  • 怪我をしないためにはどうすべきか?
  • 試合中に必要な瞬間的判断力を鍛えるにはどうすべか?
  • 次のプレーの選択肢は何があるか?
  • モチベーションを上げるにはどうすべきか?
  • 相手の強み・弱みは何か?

例に挙げたように、問題を解決したり、目的を達成することは「考えること」から始まります。

サッカー日本代表として歴代最多の152試合に出場した遠藤保仁選手(ガンバ大阪)は、「いかに相手の裏をかくか。ボールを受ける前から、最低でも3つはプレーの選択肢を持つようにしている。」と、試合中でも常に考えてプレーしています。遠藤選手は中学生の頃、当時の指導者から「体ではなく、頭が疲れる選手になれ」と言われたのがきっかけで頭を使って先読みするようなりました。日常生活でも、混んでいるスーパーのレジの列でどこに並べば早く会計を済ませられるか考えているそうです。

試合中は自分で考え判断する必要がある

試合中は常に監督やコーチの指示を受けることはできません。また、状況は刻々と変化し、二度と同じ条件にはなりません。「練習でやってないからできない」という言い訳は通用しないのです。

遠藤選手のように常日頃から考えることを習慣化し、自分で答えを導き出す訓練をする必要があります。このように鍛える事で、試合中も短い時間で選択肢を考え、最適な選択をする判断力が身についていくものなのでしょう。

「考える力」は机に向かわせるだけではなく、このようにスポーツでも身につきます。身についた「考える力」は、スポーツだけでなく、勉強や仕事といったその人の人生のあらゆる面で役立つ強力な武器となることでしょう。

高校普通科のカリキュラムが変わる!?

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あけましておめでとうございます!!昨年は教室移転や予約システム導入などにご対応なども含め、大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願い致します!!

 

さて、2020年の大学入試センター試験から大学入学共通テストへの変更が近づいてきました。他にも高大接続改革といった教育改革が着々と進んでいますが、高校普通科についても見直しが進められているようです。

高校普通科を抜本改革

読売新聞に次のような記事がありました。

 政府・自民党は、高校普通科の抜本改革に乗り出す。画一的なカリキュラムを柔軟に見直し、専門性の高い学科とすることが柱だ。各校の独自色を高め、生徒が明確な目的を持って学べるようにする狙いがある。文部科学省令などを改正し、2021年度からの導入を目指す。

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(出典:読売新聞)

具体的には次のようなことが考えられているようです。

  • 国語や数学、理科などを学ぶ普通科の下に専門コースを設ける
  • 普通科を廃止し新しい学科(サイエンス学科・チャレンジ学科など)を設ける

「社会に出て即戦力となる人材」「グローバルに活躍できる人材」などを目指すにあたり、このような改革が行われることは保護者にとってはとても喜ばしいことではないでしょうか。

一方で、英語やプログラミングといった前例があるように、専門性を持った教員の確保も課題となることが予想されます。また、「高校は『大学への通過点』の位置付けが強まっている」といった文科省幹部の声もあるように、「高校の勉強は大学に受かるため」といった考えが広まっていることも否めません。

「結局は入試でいい点を取らなければいけないんだから今のままでいい」と考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、大学入試も変わってきていることをしっかりと認識しておくことは大切です。これからは「成績」とは別に、「何をしてきたか?」「強みが何か?」などを問われることが多くなるはずです。

将来をよく考え、情報を集め、進路を選択していきたいですね。

『ライフ・シフト』大人も子どももこれからの人生をどう生きるべきか

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 皆さんは、自分自身の年代の方々の平均寿命が何年かご存知ですか?または、今の子どもたちの平均寿命が何年か想像されたことありますか?寿命に関して、次のような二つのデータがあります。

  1. 2007年生まれの子供の半数が107歳まで生きうる
  2. 平均寿命世界一位の国は、寿命が10年ごとに平均2〜3年のペースで上昇している

 前述の寿命のデータは、ロンドン・ビジネススクールの教授であるリンダ・グラットン氏とアンドリュー・スコット氏が執筆した書籍『ライフ・シフト』で紹介されているものです。本書は2016年10月に日本で刊行され大反響を呼びました。今年に入り、『ライフ・シフト』の漫画版『まんがでわかるライフシフト 100年時代の人生戦略』が出版されました。これを機会に「ライフ・シフトとはなにか」「ライフ・シフトのためになにをすべきか」について今一度確認したいと思います。

ライフ・シフトとは

 ライフ・シフトを簡潔にいうと100歳時代でも生き抜く力を手に入れることとなります。『ライフ・シフト』では、次のようなことが述べられています。

  • 寿命がますます伸び、技術革新など世の中の変化が非常に早い中で、生き方や考え方を変えていかないといけない
  • 50歳未満の日本人は、100年以上生きるつもりで過ごすべきだ

このような中でも生き抜く力を手に入れることが重要だということです。今までのように学校を出て、仕事をし、60代で引退するというような生き方(3ステージの人生)が難しくなってきます。寿命が伸びれば、公的年金はあてにできなくなり、引退後の人生を賄うほどの貯蓄をするのも難しいからです。

ライフ・シフトに向けどうすべきか

 今までの3ステージの人生からマルチステージの人生に移行するべきということです。マルチステージの人生とはいくつかのキャリアを持ちながら、能力や経験、人とのつながりや視野を広げ、人間的に成長し、人生の選択肢を広げていく生き方です。マルチステージの例は次のようなものです。

  • 副業をする
  • 仕事以外に地域活動やNPO法人などでボランティアをする
  • 仕事以外の人脈を築く
  • 旅行に出かけて視野を広げる

 このように自分自身がどのような人間か常に意識して、受け身ではなく自分らしく主体的に選択をしていく生き方です。

重要な無形資産

 マルチステージを生きるために著者が重視しているのが無形資産です。資産には有形と無形の二つがあります。

  • 有形資産・・・貯蓄や不動産など目に見えるもの
  • 無形資産・・・家族や友人、スキルやノウハウなどの目に見えないもの

 さらに無形資産は大きく分けて3つあります。

  1. 生産性資産

    スキルや知識、仕事仲間や評判など収入を得るためのものです。今までは、キャリアの初期にまとめて知識やノウハウを得れば、一生安定した仕事人生が送れましたが、今後は違います。IoTやAIに代表されるように技術革新のスピードがますます早くなる今後は、環境の変化に合わせて、常にアップデートしていかなければなりません。一生涯、学習を重ねたり、人脈を広げていく必要があるのです。

  2. 活力資産

    これは、バランスのとれた生活や肉体的・精神的健康のことです。寿命が長くなればなるほど、健康の価値は高まります。また、マルチステージを生き抜くにはエネルギーがいります。精神的健康がなければ、そのステージを生き抜き、成長していくための努力を行うことは到底むずかしいでしょう。

  3. 変身資産

    文字通り、社会の変化に対応し、新しいステージへの移行を成功させる意志と能力です。この能力を高めるためには、自分についてよく理解し将来の可能性を知ること、幅広いネットワークを持つこと、積極的に新しい経験をしていくことです。結局は自分自身を変えたいという気持ちが大事なのです。

 これらの資産を活用し、成長しながら新しいステージを生き抜いていくことこそがライフシフトというものになります。

3つの新しいステージ 

新しいステージは3つあります。

  1. エクスプローラー

    日常生活から離れ旅したり、新しい人と出会ったりして既存の価値観から抜け出し、自分についての理解を深めていきます。

  2. インディペンデント・プロデューサー

    組織に雇われず、自分で仕事を生み出すことです。

  3. ポートフォリオ・ワーカー

    異なる種類の活動を同時に行うことです。会社員として仕事をしたり、副業をしたり地域活動を行うなどです。

 このような複数のステージを移行することで、遊び・学び・仕事の境目がなくなり、若々しく柔軟な人生を歩めるようになるというものです。

最後に

 経営立て直しによるリストラや、メガバンクのフィンテック導入による大幅な人員削減のように、他人事にできないことが実際に起きています。しかし、人は自分にとって都合の悪い事は無視したり過小評価したりする特性があります。(正常性バイアスといいます)この特性を認識しておく事はとても重要です。ライフ・シフトについて知り、必要な今ある有形・無形の資産を確認し、これからどうしていくべきか考えることは決して無駄にはならないはずです。

 やや難しい内容となってしまいましたが、そこで冒頭でご紹介した『まんがでわかるライフシフト 100年時代の人生戦略』の登場です。より身近で具体的なストーリーでライフ・シフトがわかりやすく理解できます。これからの100年時代の人生戦略の参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

AI時代に子ども達が学ぶべき『デザイン思考』

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 日本経済新聞でアメリカのIT大手オラクル財団が設立した「デザイン・テック・ハイスクール」という高校が紹介されていました。プロジェクト型学習中心の学校で、最近は日本企業も多く取り入れる「デザイン思考」を全生徒が学ぶことが特徴とのこと。

デザイン・テック・ハイスクールとは

  • アメリカのシリコンバレー(サンフランシスコ・ベイエリアの南部)にある
  • 米IT大手オラクル財団が設立
  • プロジェクト型学習中心
  • 「デザイン思考」を学ぶ
  • オラクルや地元企業の社員がボランティアとして協力
  • 授業料は無料
  • テストの多くはリポート中心

 プロジェクト型学習について、具体的には「乳がんの検診率の低さを解決するにはどうすべきか」といった問題へ取り組んでいることが紹介されていました。このような取り組みの中で、「着想・発案・実現」という流れに沿って問題解決までのプロセスを”デザイン”していくのがポイントだということです。(デザイン思考)

 「オラクル設立」「シリコンバレー」と聞いて、トップレベルのIT人材、特にプログラミングがバリバリできるプログラマーを育成するのだろうと思ってしまったのは、私だけでしょうか。このような具体的な取り組みを知ると、「デザイン・テック・ハイスクール」という学校名にもある通り、「デザイン思考」を重要視していることがよくわかります。テクノロジーももちろん重要ではあるのですが、あくまで問題解決の「手段」であり、問題解決までのプロセスをデザインする思考を育てることが最も重要であるといった印象を強く受けます。

AI時代に大切にしたいこと

 校長を務めるケン・モンゴメリー氏は次のように述べています。

「自分を信じてなんでもできるという信念があれば、変わり続ける世界の中でも様々な解決策を持てるはず。何かに挑んで失敗しても、その理由がわかれば必ず学びになる」

 このような考え方ができれば、たとえIT・AIに変わる新しい何かが生まれたとしても、またはそれらが無くなったとしても、柔軟に対応していくことができるのではないでしょうか。なぜならば重要なのは「考え方」だからです。

 記事では欧米の名門大が今も歴史や宗教学、哲学といった学問を重んじるのは、富の偏重、人種差別、宗教・民族問題について、AIが得意とする計算や理屈では解決できないからだと書かれています。加えて将来的には今ある多くの単純作業の仕事をロボットやAIに任せることになると予測されています。つまり、これからはAIが解決できない問題に取り組むことが仕事となり、私たち人間は問題発見から解決までのプロセスに必要な考える力をより必要とされるということです。

 別の見方をすると、AIが解決できない問題により注力できるということは、より人々が暮らしやすい理想の世界に近づいているのかもしれません。

 「デザイン・テック・ハイスクール」のように、子どものうちから問題解決のプロセスを大切にする「デザイン思考」を身につけさせてあげたいですね。

参考:オラクル本社内に4,300万米ドルを投じたデザイン思考の公立高校が開校

 

 

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(出典:日本経済新聞)

「第76回アサゲ・ニホンバシ​」登壇させていただきました!!

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本日、私たち「オンリーワンスクール&キッズジャンププログラミング」が「第76回アサゲ・ニホンバシ」に登壇させていただきました!!

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アサゲ・ニホンバシとは

日本橋三井タワー(中央区日本橋室町2)内の「WIRED CAFE NEWS」で開催されている朝食イベント・交流会です。主催は日本橋で働く会社員約50人が運営するNPO「日本橋フレンド」。

アサゲニホンバシは毎回二人のゲストスピーカーを迎え進行していきます。 1人目は「前の100 年」(マエヒャク)と題して老舗と呼ばれる100年以上この地にいらっしゃる企業の方、「後の100年」( アトヒャク)ではクリエーターやベンチャー企業、アーティストなどの新しい息吹をニホンバシに吹き込むことを期待されている方です。

和やかな雰囲気で始まります。(写真は本日の様子)

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第76回のマエヒャクとアトヒャク

第76回アサゲ・ニホンバシ の「前の100 年」(マエヒャク)は創業明治二十七年の三勝(さんかつ)さんです。三勝さんはゆかたの染色をしている会社です。染色技術で人間国宝に認定された清水幸太郎さんの技と職人魂を継承し、染めと生地にこだわったゆかたづくりを今も続けています。まさに「前の100 年」(マエヒャク)。(三勝株式会社:http://www.sankatsu-zome.com

企業理念がとてもかっこいい!!

江戸の技、江戸の粋を受け継ぐ

 勝れた生地に

 卓越な勝れた意匠を

 他に勝る技法で染め上げる

「勝れた」は「すぐれた」と読みます。社名は理念の中の3つ「勝」から名付けられたそうです。

 

そして「後の100年」( アトヒャク)は、、

私たち「オンリーワンスクール&キッズジャンププログラミング」!

代表の渡邊が中心となって時折笑いを取りながら、熱くプレゼンさせていただきました!

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次のような流れでした。

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キッズジャンププログラミングの紹介。

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オンリーワンスクールの紹介。

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笑いで締める。(渡邊は本気)

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ぜひアサゲ・ニホンバシへ

アサゲ・ニホンバシは今回で76回目でした。残念ではありますが100回で一度区切りをつけて終了するそうです。私はなんと、十数年ぶりに昔お世話になった方と再会しました。どのような出会いがあるかわかりません。ご都合が合う方は是非次回ご参加を!!

アサゲ・ニホンバシ

https://www.asage.nihonbashifriend.com

『バカロレア』は聞くけど『ラウンドスクエア』『ダブルディプロマ』って?

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文部科学省は、新しい学習指導要領で今までの「知識・技能」に偏りがちだった教育から、「知識・技能」に加え、「思考力・判断力・表現力」や「学びに向かう力・人間性等(主体性・多様性・協働性)」をバランスよく学び、世界に通用するグローバル人材を育てていくことを打ち出しています。

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(出典:文部科学省)

グローバル人材育成の観点から、文部科学省が普及・拡大を推進している教育プログラムがあります。以前、紹介した国際バカロレア(IB)です。文部科学省は国内における国際バカロレア認定校を2018年までに200校に大幅に増加させることを目標としていました。(2018年10月時点で候補校を含めると134校ほど)

国際バカロレアは最近耳にすることが多くなったかもしれませんが、他にもグローバル人材育成を目的とした教育プログラムがあります。「ダブルディプロマ」「ラウンドスクエア」です。これらを導入する学校も増えているそうです。「国際バカロレア」も含め、概要をまとめてみました。

国際バカロレア

  • 国際バカロレア機構(本部ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラム。(世界共通の教育プログラムとも言える)
  • 対象は3歳から19歳
  • グローバル化に対応できるスキルを身に付けた人材を育成する
  • 国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)を取得できる
  • 国際バカロレア資格で大学進学へのルートを確保することが目的

ダブルディプロマ

  • 日本とカナダのディプロマ(一般的には高校卒業資格)を取得できるプログラム
  • 日本の高校とカナダの高校に在籍するかたちとなる
  • 日本のカリキュラムと並行してカナダの教員による授業を受ける
  • カナダへ短期留学がある
  • 卒業時は世界の大学へ進学を目指すことが可能
  • 現在は文化学園大学杉並中学・高校(東京)が2015年度から導入
  • 2019年春には大阪学芸高校(大阪)にも導入予定

ラウンドスクエア

  • 世界各国の私立学校が加盟している学校同盟
  • 生徒一人一人が学業だけではない成長を目指した全人教育を行う
  • 世界中の5大陸にある40カ国の加盟校が、国際会議への派遣や交換留学プログラムなどを中心に活動
  • ラウンドスクエアの基本理念は”I.D.E.A.L.S.”
    Internationalism   国際理解
    Democracy   民主主義の精神
    Environment   環境問題に対する意識
    Adventure   冒険心
    Leadership   リーダーシップ
    Service   奉仕の精神

※全人教育とは・・・簡単にいうと偏った教育ではなく道徳教育や芸術教育なども含め調和ある人格を育てる教育

海外進学へ役立つか

IBは「大学入学資格」、ダブルディプロマは日本とカナダの「高校卒業資格」が得られるようですが、ラウンドスクエアは特に資格が得られるというわけではありません。それらの資格があると、選択肢が増えたり入試がスムーズに行くこともあるようですが、必ずしもそれらの資格が必要というわけではないようです。(大学による)いずれにせよ、志望大学の入学試験を受けることには変わりはありません。

調べてみると海外への進学で重要なものは次の通りです。

  • 語学力
  • 高校の成績
  • 課外活動の実績や受賞歴

先に挙げた教育プログラムで学べば、それが実績として評価されることが考えられますが、やはり決められたプログラムの中だけでなく、それ以外の活動が重要であることは明らかではないでしょうか。

まとめ

今後紹介した教育プログラムを導入する高校はさらに増えて行くと考えられます。また、今回紹介した教育プログラムとは別の教育プログラムを導入する学校が出てくるかもしれません。日本教育のグローバル化は確実に前進しています。

 

子どもに「貿易ってなに?」と聞かれたら

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子どもに「貿易ってなに?」と聞かれたらわかりやすく答えられますか?

「子どもに聞かれたら答えられるようにしたいこと」として、毎回あるテーマについて簡単な説明をするシリーズです。子どもの質問対策に少しでも役立てれば嬉しく思います。

今回は「貿易」です。わかりやすくするために日本の貿易を具体例として説明していきます。

貿易とは

外国の相手とモノ(商品)やサービスの売り買いすることです。また、外国に商品を売ることを輸出、外国から買うことを輸入といいます。

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日本の主な輸出入品

貿易ではどのようなモノが売り買いされているのか。例として日本の2017年の主な輸出入品を紹介します。

まず、輸出品です。1位は「自動車」、2位は「半導体等の電子部品」、3位は「自動車の部分品」です。「自動車」は主にアメリカへの輸出が多いですが、最近では全世界へ広がっています。また、「半導体等の電子部品」や「自動車の部分品」といった「部品」の輸出が多い理由は、海外での現地生産が増えたり、日本企業が海外に製造拠点を移したことが理由です。

次に輸入品です。1位は「原油および粗油」、2位は「LNG(液化天然ガス)」、3位は「衣類および同付属品」です。1位2位ともにエネルギーと呼ばれます。発電・自動車・船舶・飛行機の燃料、工場の動力用燃料に使われる必要不可欠なものです。日本がエネルギー資源の産出が少なく、輸入に頼っていることがよくわかります。3位の「衣類および同付属品」はなんと約7割が中国から輸入されています。衣類に限らず”メイド・イン・チャイナ(Made in China)”をよく見かけますね。なぜ多いのかというと、中国は労働賃金が安く、企業は日本でものを作るよりも中国でものを作って輸入した方が商品を安くすることができるからです。

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日本の主な貿易相手国

日本の2017年の主な貿易相手国上位3カ国を紹介します。

輸出相手国の1位は「アメリカ」、2位は「中国」、3位は「韓国」です。アメリカへは自動車の輸出が多いですが、アジアへは半導体などの機械類や部品、電気製品などや鉄鋼や非鉄金属などが多くなっています。これはアジア各国が製品を組み立てる産業が多いことと、国が成長・発展してきたことが考えられます。

輸入相手国の1位は「中国」、2位は「アメリカ」、3位は「オーストラリア」です。中国からの輸入品は2015年までは20年以上「衣類」が最も多かったのですが、2016年から「通信機」が最も多くなりました。確かに最近では中国メーカーのスマートフォンやルーターをよく見かけます。アメリカからはモーターなどの「原動機」の輸入が最も多いですが、「穀物」「肉類」といった食料品が多いのも特徴の一つです。オーストラリアは日本の液化天然ガス輸入国の中で最も多く輸入しています。液化天然ガスの価格が上昇したことも輸入相手国3位に入った理由の1つです。

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まとめ

  • 貿易とは外国の相手とモノ(商品)やサービスの売り買いすることです。
  • 外国に商品を売ることを輸出、外国から買うことを輸入という
  • 日本の輸出品第一位は「自動車」、輸入品代位一位は「原油および粗油」
  • 日本の輸出相手国第一位は「アメリカ」、輸入相手国一位は「中国」

今回は「貿易」について、具体的に日本がどのような貿易をしているのかを例に簡単に説明しました。「貿易」の第2回として「関税」「税関」といったことについてもテーマとして取り上げる予定です。