考える力・アクティブラーニング

英語教育は必要か

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めざましく発達する自動翻訳の技術。
この技術の発達・普及と共に、
英語学習について考え方が変わってきそうです。

以下、日本経済新聞から抜粋です。

語学力より異文化理解 自動翻訳、世界を一つに
 東京五輪・パラリンピックでたくさんの外国人客が日本を訪れる2020年。小学校では英語が正式教科となる。同じく20年。政府は人工知能(AI)を使った同時通訳システムの実用化を目指す。
 自動翻訳時代に、果たして早期の語学教育は必要なのだろうか。未来のグローバル教育のあるべき姿を考えた。
「うちの保育園の子どもたちにはグローバルで活躍できる人になってもらいたい」。こう話すのは保育大手、ポピンズの轟麻衣子社長(42)。「国際教育に力を入れているので一度現場を見てみませんか」。誘いを受けた僕(25)はある日、「ポピンズナーサリースクール馬込」(東京・大田)を訪れた。
〜中略〜
 まずは自国の文化、環境をよく知り、他国との違いに気付く。自ら問いを立て、話し合いながら解決する。グローバル・コンピテンス教育の肝だ。最近は英語教育に力を入れる幼稚園や保育園が多いが、馬込の園では「ほとんど英語の指導はしない」(折原さん)。轟社長はグローバル・コンピテンスを伸ばすには「言語習得よりも本質的に重要なことがある」と考える。

※グローバル・コンピテンスとは国際社会で生き抜く能力のこと。自動翻訳が普及すれば、必要とされるのは言語能力よりも人間力。「世界を探求する」「他者の視点に立つ」「行動を起こす」「アイデアを伝え合う」。米ハーバード大学のベロニカ・マンシーヤ博士は4つの資質を挙げる。

 

img_4797 (出典:日本経済新聞)

 

 自動翻訳の技術が発達・普及すれば、
 外国語を学ばずとも外国人とコミュニケーションが取れ、 
異文化交流やビジネスの場でも言葉の壁がなくなります。


 大きな社会変化です。

 ということは英語は必ずしも学ぶ必要がないのでは・・・ 
と考えてしまいます。 


「語学力より異文化理解」
 納得です。 


ただ、間違えて捉えるべきではないことがあります。 
この記事は 
「外国語の習得よりも異文化理解が大事なのではないか」 
ということを考えさせてくれるものであり、 
言語(母国語)の習得について軽視するものではありません。


 つまり、 日本人であれば、
 日本語の言語力が重要であるということです。 


言語力とは
 「言語を用いて思考し、正確にコミュニケーションをとる能力」
 (考える、聞く、話す、読む、書く)

 記事からも、 
「問いを立てる」「話し合う」など、 
言語力の重要性がわかると思います。


 すごく身近な例で言えば、 
「算数の成績を上げるためにまず国語の勉強をする」 
という話を聞いたことがあります。
 言語力がないと問題文が理解できず、解けないのです。 


先ほど社会が変化していると述べました。
 社会変化と日本教育についてざっくり表現すると、
以下のようになるかと思います。

  グローバル人材が必要
   ↓
  英語必修化 

 IT人材が必要 
  ↓
 プログラミング必修化 
 (大学入試でも文系理系問わず情報技術の科目が検討中)

    次はどんな人材が必要になる??
   ↓
 必要な教育は??


社会変化によって教育が変化していることがわかります。


みなさんは今回紹介した英語教育を含め、
これからの教育について、
どのように考えられますか? 

文系理系問わず 大学入試にプログラミング導入

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2020年にセンター試験に変わって実施される大学入学共通テストに、
文系理系に関係なくプログラミングなどの情報科目が導入されるようです。


以下、日本経済新聞の記事の抜粋です。

大学入試にプログラミング IT人材育成急ぐ
 政府は17日に開いた未来投資会議で、大学入試センター試験に代わって導入される「大学入学共通テスト」に、プログラミングなどの情報科目を導入する方針を確認した。第4次産業革命を推進する上で人工知能(AI)などを使いこなせるIT(情報技術)人材は不可欠。将来的な不足が見込まれており、人材の育成を急ぐ。
 安倍晋三首相は「AIやビッグデータなどのIT、情報処理の素養はこれからの時代の『読み書きそろばん』」とした上で、「大学入試において国語・数学・英語のような基礎的な科目として情報科目を追加し、文系・理系を問わず学習を促していく」と述べた。

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(出典:日本経済新聞)



今の時代、
IT(情報技術)が関わらない物事は無い
と言ってよいのではないでしょうか。


今まではITと聞くと、
理系のイメージだったと思いますが、
これからは文系理系問わず、
情報技術を使いこなせる人材が必要になるということです。

そもそも、
文系と理系を分ける必要はあるのでしょうか。

「実社会や実生活での課題を解決するためには、個々の教科・科目の知識・技能の範囲にとどまらず、複数の教科・科目の知識・技能等を教科横断的・総合的に組み合わせることが必要である」(文部科学省Webサイトの資料を一部抜粋)


一説によれば、文系と理系を分けた理由は以下ということです。
「発展途上であった明治時代には、文系に比べ理系は実験設備などでお金がかかるため学生をふるいわける必要があった。」


十分発展した今の日本にこの考え方は必要か。
必要かどうかというより、この考えであるべきかどうか。

自分自身が何をやりたいか、
何に向いているのか、何に興味があるか、
定まっていない段階で文系か理系かの選択を迫られる。

せっかく持っている色々な場所へ行けるチケットを、
半分以上捨てるようなものではないでしょうか。

学校は人間を成長させる場であるはずです。
10代でその人間の可能性を小さくするのは実にもったいない。

数学が不得意だから文系に進む。
暗記が嫌いだから理系に進む。
あとで文転すればいいと思って理系に進む。
このような理由で進路選択すべきでしょうか。

もっとじっくりと自分の進路を考えられるように、
高校や大学では興味のあることや必要だと思うことなど、
自ら選択して多面的により多くのことを学び、
将来の選択肢を増やすこと、
課題に対して多面的なアプローチができるようにすることが重要ではないでしょうか。

大学に進学した段階で
就職先が絞られるような社会であるべきではないと思いませんか?

とは言っても、
現状は文系理系に分かれています。

「文系理系の選択は人生の分岐点」
なんて言われ方もされるようです。


今回のような変化(情報科目の大学入試導入)に対応しつつ、
日本の教育システムの現状を把握して行動する必要があります。

海外も視野に入れても良いかもしれません。

日本の教育がより良いものになることを信じつつ、
我々大人は子ども達をサポートしていきたいものです。

いかがでしょうか。
文系と理系に分かれている点について、
みなさんはどのように考えますか?

就活、受験、面接官はAIロボットになるか

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今年、企業の採用の場で、
AI搭載のロボット面接官が
現れるかもしれません。

60分から90分の間、
質問責めされるとのこと。

以下、日本経済新聞の一部抜粋です。

 2019年卒業予定の学生の就職活動が1日から本格的に始まるが、今年は「ロボット面接官」が選考会場に登場するかもしれない。ロボット面接官は人工知能(AI)を搭載した採用支援ツールで、人間の代わりに学生を評価してくれる。AIは採用現場をどう変えるのか。
 「質問を始めます。60秒以内に回答してください」。ヒト型ロボットが受験者にそう話しかけた。まるでSF映画の一場面のようだが、現実だ。
(出典:日本経済新聞2018/3/2)

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[AIシステム「SHaiN」を使えば、ペッパーがロボット面接官になる]


企業の採用面接では、
普段は採用に関わっていない人が
面接官となることも少なくないようです。


その点、AIを活用して面接を行えば、
面接官の能力や価値観などに左右されずに、
欲しい人材か否かの正確な判断ができることでしょう。


ただ、面接を受ける側は気をつけなければなりません。
質問を正確に理解し、正確に答えることが、
人間の面接官を相手にして来たこれまで以上に求められるからです。


AIに雰囲気によるごまかしは聞きません。


カメラも付いているわけですから、
最近の技術力をもってすれば、
緊張の度合いや嘘をついてないかも見抜かれます。


そして、
企業の採用面接にAI搭載ロボットが登場するということは、
大学・中学校・小学校などの受験
AI搭載のロボット面接官になる可能性があると
予想できるのではないでしょうか。


これまでの知識・技能重視から、 
思考力・判断力・表現力や、
学びに向かう姿勢を重視する教育改革が始まった日本では、
評価の方法として面接がとても重要になってくることでしょう。


しかしながら、
人手不足と言われている中で、 
各学校が面接官を育てる時間もなければ、 
受験者全員を面接することは不可能に近いのではないでしょうか。

そうなるとやはり、 
受験の場にAI搭載のロボット面接官が
登場する日もそう遠くないと考えられます。


面接の重要性について参考になる情報があります。


THE世界大学ランキング2018 (※本記事の下部参照)
総合1位のオックスフォード大学では、
約1万6000人の受験生全員と面接を行っています。
面接では「志望理由」を詳しく聞き、大学に合った人材を選ぶためです。


同ランキングで日本の大学はというと
東京大学が2014(2013-2014)と2015(2014-2015)で23位だったものの
2018(2017-2018)では過去最低の46位でした。
京都大学は74位。


1つの参考資料ではありますが、
ペーパーテストでは測れないものを評価する面接が
重要になっているのではないでしょうか。


ではどんな対策をすべきか、
やはり質問を正確に理解して答えることができる
コミュニケーション能力
まず鍛えておくべきと考えられます。


他者と関わる機会を増やすこと
育むことができるのではないでしょうか。
最近では小学生から短期間の留学を
する家庭も多いようです。


さらに興味のある何かに打ち込み、
他者に説明できる力があるとさらに良いのではないでしょうか。


ところでAIによる面接は
「 採用する人材に多様性を生まない可能性がある」
という声も聞かれるそうです。


それもAIにわざと多様性を生むようにしてもらえばいいわけですが、
 その辺りも踏まえ AIによる面接が今後どうなるか、
注目してみてはいかがでしょうか。


(※1)THE世界大学ランキング
英タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(Times Higher Education、THE)は2017年9月5日(現地時間)、THE世界大学ランキング2018(THE World University Rankings 2017-2018)を発表しました。
世界の研究大学を教育・研究・知の継承・国際性という大学の核となるミッションを果たしているか審査するため、13の指標をもとに各大学のスコアを算出し、上位1000位までランキングを発表しています。
〈THE世界大学ランキング2018 ベスト10〉
()内は昨年の順位
 1(1) オックスフォード大学(英国)
 2(4) ケンブリッジ大学(英国)
 3(2) カリフォルニア工科大学(米国)
 3(3) スタンフォード大学(米国)
 5(5) マサチューセッツ工科大学(米国)
 6(6) ハーバード大学(米国)
 7(7) プリンストン大学(米国)
 8(8) インペリアル・カレッジ・ロンドン(英国)
 9(10) シカゴ大学(米国)
 10(9) スイス連邦工科大学 チューリッヒ校(スイス)
 10(13) ペンシルベニア大学(米国)

 46(39) 東京大学

外国人に比べ日本人が自己肯定感が低いのはなぜか?

次の項目、あなたはa〜eのどれに当てはまりますか?

「私は価値がある人間だと思う」
  a.「そうだ」
  b.「まあそうだ」
  c.「どちらでもない」
  d.「あまりそう思わない」
  e.「そう思わない」


自己肯定感について、
「もっと自己肯定感の高い人間になりたい。」
「子どもに自己肯定感の高い人間に育ってほしい。」
このように考えている方は多いのではないでしょうか。

以下、読売新聞から抜粋です。

日本の高校生 依然低い自己肯定感
 独立行政法人・国立青少年教育振興機構が行なった国際比較調査で、日本の高校生の自己肯定感は過去に比べて改善したものの、依然として各国の中では最も低いことがわかった。

(中略)

 この調査は昨年9〜11月に行われ、日本、米国、中国、韓国4か国の高校生計8480人が回答した。
 自己肯定感について訪ねた「私は価値のある人間だと思う」という項目に「そうだ」「まあそうだ」と答えた日本の高校生は44.9%だった。2010年の調査より8.8ポイント増えたものの、米国は83.8%、中国80.2%、韓国83..7%で依然、大きな差があった。

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(出典:読売新聞)


今回の調査対象は高校生ですが、
2010年に調査された高校生はもう社会人になっています。

皆さんの自己肯定感はいかがですか?


ここで1つ疑問が生まれます。
「自己肯定感が低いことがそんなに悪いのか。」


学校、職場、日常生活、社会において、
自己肯定感が人間の様々な行動に影響することは考えられます。
しかし、よりシンプルに考えると・・・
「自己肯定感が低いと幸せになれない
となりませんか?


では
自己肯定感を高くするために何をすべきか?


紹介した記事には
「ネット利用時間が自己肯定感の低さと関係がある」
と記載されています。
ネットの利用時間が少ない方が自己肯定感が高い傾向があるようです。


これはこれで対策するとして、、
各国との差は何が原因なのか。
日本人だけがネットの利用時間が多いとも考えられません。

原因の1つとして、
「日本の教育」
というものは考えられないでしょうか。


日本の教育は変わりつつありますが、
これまでの日本の教育の特徴を挙げてみます。


1.答えが一つ
 →みんな同じ答えになる。みんなと違うと不安になる。多様性を考える機会が少ない。
2.絶対評価ではない偏差値の相対評価
 →それが良いか悪いかではなく、組織や集団内のどの位置にいるかで評価される。
3.一発勝負の受験
 →それまで積み重ねてきた「人物」が評価されづらい。
4.暗記・知識重視で議論や討論する機会が少ない
 →自ら意見を考えてアウトプットすることが少ない。人の意見を聞く機会が少ない。
5.学びの目的を考えたり教えたりする機会が少ない
 →進学、仕事、自分の生き方、社会のあり方について自分なりの価値観が形成しづらい。
6.先生から生徒への一方通行の授業
 →主体性を必要とせず、意見を求めれることが少ない。


このような観点から、
「日本の教育が、日本人の自己肯定感の低さの一つの要因である。」
とも考えられるのではないでしょうか。


そしてやはり、
「自ら考え、意見を作り、アウトプットする」
ということが重要であることがわかります。


なぜなら
「自己の価値観の形成」「多様性の受け入れ」が
できるようになり、
自己肯定感を高まりにつながるからです。


自己肯定感を高めるための1つの方法として
「考える→意見を作る→アウトプットする」
を日常から実践してみてはいかがでしょうか。


例えば、
「私は〇〇と考えています。あなたはどのように考えますか?」 
「あなたはそのように考えているのですね。私は〇〇と考えます。いかがですか?」 
という簡単な日常会話で良いと思います。

子どもだけでなく大人まで、
自分の人生を充実した幸せなものにするために、
自分なりの自己肯定感を高める方法を
見つけてみてはいかがでしょうか。


自己肯定感について、 
あなたはどのように考えますか?

コミュニケーション能力って具体的には?

先日、企業が新卒採用時に求める能力として、コミュニケーション能力が最も重要視されているとお伝えしました。

 

それでは、コミュニケーション能力は具体的にはどのようなものでしょうか?

 

 

前回、コミュニケーション能力は、

①相手の話を論理的に整理して理解する力

②ポイントを絞って質問できる力

③相手の話を踏まえて、論理的、具体的に説明できる力

であるとお伝えしました。

img_communication-skills-of-web-designer_02 

 

もう少し深掘りしてみると、

①は相手の気持ちや立場、状況などを幅広く考えながら、論理的に整理して理解する力が必要になります。ここでのポイントは相手の立場や気持ちになって理解しようとすることです。

相手に対する思いやりや洞察力、全体像を把握する力、読解力などの能力や、それに関する考え方を育てる必要があります。また、海外の方と話をする場合、歴史的背景や文化の違う人たちの考えを受け入れる多様性も必要になります。社会的弱者に共感することも必要です。

 

②は、①で整理した事実や意見などに対し、要点を整理・要約する力が必要になります。その上で、疑問点や詳細を質問する力を育てることが重要です。この場合に活用できるのが、フレームワークや切り口です。原因と結果を繋げるだけの簡単なものから、ビジネスで使うようなものまで、さまざまなフレームワークを活用することによって、要点が整理でき、理解が深まります。

 

③は、自分の意見や根拠等を論理的に説明する力が必要になります。また、どのように組み立てて表現するかという構想力や、どのように感情を入れたり、逆に抑えて説明・表現するかなどといった、表現力などが関係します。

 

このようにコミュニケーション能力はさまざまな能力が関係してきます。

 

社会に出る間際である高校生や大学生から、いきなりコミュニケーション能力を育てましょう!と言っても一朝一夕に身につくものではありません。

コミュニケーション能力には、さまざまな要素が含まれているため、長い年月をかけて育てる必要があると思います。

 

それでは、幼少の頃からコミュニケーション能力を育てるにはどうしたらいいのか?

 

次回、お伝えしたいと思います。

社長が下した社員の評価、その理由を小学生が考える

以前、
自作プログラムをプレゼンテーションする中学入試を紹介し、
入試の多様化をお伝えしました。

今回紹介する入試問題も、
中学入試の変化を強く感じるさせるものではないでしょうか。

なぜ今、入試が変わるのか?

この本質的な質問の答えは、
入試問題にヒントがありそうです。

以下は開成中学校の国語の入試問題です。
自分が社長になったつもりで一度考えてみてください。

問題
 北海商事株式会社は北海道の名産物を、各地に紹介し、販売する会社です。大手百貨店の安田デパートから「月末の休日に、新宿支店と池袋支店で北海道物産展を行うので、カニ弁当を仕入れてほしい」と依頼されました。
 北海商事では、新宿支店の仕入れ販売を大西社員、新宿支店よりやや規模の小さい池袋支店の仕入れ販売は小池社員が担当することになりました。両支店での販売を終え、翌月の月間報告会では、販売部長がグラフを示しながら、両支店での成果を社長に報告しました。
 「大西社員は販売用に500個、小池社員は450個の弁当を発注しました。最終的に、新宿支店では見事にカニ弁当は完売となりました。池袋支店では、20個の売れ残りが生じてしまいました。グラフは、九時の開店から十九時の閉店までの、弁当の売れ行き総数を示したものです。2人の社員の評価について、社長はいかがお考えになりますか」
 この報告を聞いて、社長は「私は、小池社員を高く評価する」と答え、自分の考えを示しました。

問
大西社員より小池社員の方を高く評価する社長の考えとは、どのようなものでしょうか。「たしかに」「しかし」「一方」「したがって」の四つの言葉を、この順に、ぶんの先頭に使って4文で説明しなさい。
(2018年度開成中学校 改題)

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出典:読売KODOMO新聞(2018年4月19日)


解答のポイントは、
「閉店までに予測される総売上個数」と「発注個数」のズレが、
小さかったかどうかということです。

そしてこの問題の特徴は、
・評価の理由を自ら考え文で答えるということ
・発注、売上予測、顧客満足度、社員評価といった
 ビジネス感覚が必要だということ

以上から、この問題を出題した学校は、
思考力多面的なものの見方社会で即戦力となるビジネス感覚、
これらを持った人材を求めていることがわかります。


ここで冒頭の本質的な質問、
「なぜ今、入試が変わるのか?」
の答えを入試問題をヒントにして逆算して考えてみると、


入試が変わってきた
(暗記から活用に)
  ↓
学校が求める人材が変わってきた
(受け身から主体的に)
  ↓
社会・企業が求める人材が変わってきた
(指示待ちから自発的に、模倣から創造に)
  ↓
社会が変わってきた
(量から質へ)

ということになるのではないでしょうか。

今回紹介したような問題を出題する学校が、
これからどんどん増えていくことでしょう。


なぜなら、「社会が求める人材」、
さらには、「社会変化に対応できる人材」、
このような人材を育成することが、
教育の目的の一つであるはずだからです。

しかし、大切なことは、
入試だけに注目するのではなく、
「なぜ変わるのか」という本質を考え、全体をとらえて、
準備・対策していくことではないでしょうか。


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作文を書けない本当の理由

子どもが作文を書けない。

このような悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
ただ漠然と文を書けと言われても、
書けないのは当たり前かもしれません。

なぜ書けないのか。

「書き方を知らない」から?

書き方と言ってもひとマス開けるといった原稿用紙への書き方ではありません。
「構成を考える」などのことです。
例えば朝日中高生新聞では次のような書き方が紹介されていました。


①書く前に「構成メモ」を
②「結論→論拠→順番」で
 最初に「結論」となる自分の意見を決めます。
-中略-
次に、そう思った理由「論拠」を三つ書き出します。
-中略-
最後に、読んだ人がわかりやすいかを考えながら、 論拠を書く「順番」を決めます。


朝日中高生新聞(2018年4月22日)より抜粋

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うーんたしかに作文書けそうです。

しかし、、このような書き方を私は習った覚えがない。。
習ったのか習っていないのか、今となってはわかりませんが、
仮に習ったとして、なぜ覚えてないのか。。

 

考えた結果、私は次の結論に至りました。

 

文を書く機会が少ない

 

皆さんはどうでしょうか?
皆さんのお子さん達はどうでしょうか?
文を書く機会はありますか?

 

せっかく「書き方」を知っても、
使わなければ自分の「技術」として身につかず、
そのうち忘れます。
そんな状態で作文や小論文を書けと言われても、
書けないのではないでしょうか?

 

文を書ける人間になるためには、
「書き方」を知り、「書く機会」を増やし、「書く技術」を定着させることだと私は考えます。

「書き方」+「書く機会」→「書く技術」の定着

「書く技術」が定着すれば、「作文」と聞いた瞬間に拒否反応を示すこともなくなり、
さらには表現する楽しさを感じることもできるのではないでしょうか。

 

また、これからの社会は自分の意見を求められることが多くなります。
学校でも企業でも言われたことをそのままやる人間ではなく、
主体的に問題発見・提案・企画し、
それらを発信する力を持った人間が求められます。

 

文を書ける人間は発信する力を持った人間です。
特に、文で自分の意見を書くことが重要です。

文を書ける人間=発信する力を持った人間

 

 

いかがでしょうか。
作文を書けない理由が「書く機会が少ないこと」と感じる方はいらっしゃいますでしょうか。
オンリーワンスクールのレッスンでは文を書きます。
短文、作文、小論文などを書く機会を、「書き方」(フレームワーク)と一緒に提供できます。

ぜひオンリーワンスクールで
文を書く機会を子どもに与えてあげてください!!

 

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社会で活躍できる人間を「小学生」から育成!!

こんにちは内田です!
先日オンリーワンスクール馬喰町教室で小学1年生のレッスンがありました。

オンリーワンスクール は社会で活躍できる人材を育てることが目的ですが、
「小学1年生からそんな難しそうな教育ができるの?」
と疑問に思われる方も多いかと思います。

ですがオンリーワンスクールではたしかに実践しています。
実際のレッスンを例に簡単に紹介したいと思います。
まずは以下の問題に出来る限り多くの回答をしてみてください。
できる限り多くの回答です。

10円(玉) 50円(玉)
買えるもの
楽しめること
できること
ちがうこと

(オンリーワンスクールで使うプリントから抜粋)

 

「なんですかこの問題。。」
と思われるかもしれません。
ですがこのようなことを真剣に考えたことありますか?
まじまじと10円と50円を見たことありますか?
私はありませんでした。
お気付きでしょうか。
この問題に真剣に向き合うと

・深く考える力
・発想する力
・観察する力

などが求められることを。
また、とても重要な「お金の価値観」を学ぶことができます。

小学1年生にこの問題に挑戦してもらいました。
流れとしては以下です。

1. 自分1人で考える。
2. 10円と50円について話し合って考える。
3. 実際に硬貨を見ながら考える。

私が小学1年生回答の中で特に印象に残ったのは「50円(玉)で何ができるか」についての回答でした。
考えて絞り出した結果、

「50えんで2つえん(円)をかく」

と書いていました。

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とても柔軟な発想ですね!
50円というものを多面的に見た結果です。
お金として使うのか。
道具として使うのか。
(お金をそんな風に使うべきではないとお考えの方はご容赦を。)

小さいうちからこのように柔軟な考え方や多面的なものの見方を育てていくと、
人生の選択肢や可能性が広がっていくのではないでしょうか。
また、思考力、発想力、観察力なども社会に出て必ず役立つはずです。

いかがでしょう!?
オンリーワンスクールが社会で活躍できる人材をどのように育てていくか少しご理解していただけたでしょうか!?

オンリーワンスクールでは小学生から大学生、社会人、一般まで一貫した教育を実践しています。
小学校低学年では身近なものをテーマにして思考力、発想力、観察力、作文力などの下地を作り、学年が上がるにつれて徐々に政治、経済、ビジネス基礎などを取り入れていきます。
4月以降も説明会体験会を行っています!
興味を持たれた方はお気軽にご参加ください!

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AI(人工知能)との共存を考える!?

こんにちは!渡邊です。

 

今日は、オンリーワンスクールの小学校高学年の授業風景をお届けします。

 

■━━━本日のテーマ━━━■

AI(人工知能)との共存を考える!?

■━━━━━━━━━━━━■

 

オンリーワンスクールでは、小学生から社会のことについて、興味をもってもらい、考える機会を与えるようにしています。

 

レッスンの中で、こども新聞や「ニュースがわかる」という毎日新聞発行の小学生向けニュース雑誌を使い、意見を交わします。

 

先日、読売こども新聞に「AI(人工知能)と人間と未来」という記事が出ていたので、小学高学年の生徒に事実の把握、意見の記述、ディスカッションをしてもらいました。

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レッスンの流れとしては、次のように行いました。

 

(1)新聞に書いてある事実について、知っていたこと、知らなかったことに分けて整理する。

今回の記事の場合は、次のように行いました。

<知っていたこと> <知らなかったこと>
・人工知能の進化の速さを心配する声上がっていること。

・動画を見て、写っているものの特徴を見分けることができるようになっていること。

・自動運転の走行テストで死亡事故が起きていたこと。

・人工知能の研究が60年前から始まっていること。

・2045年に人工知能が人間の能力を超えるシンギュラリティが訪れること。

・完全な人工知能ができたら人類は終わると警告されていること。

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(2)事実を踏まえて、意見を記述する。この場合、先に結論を書き、続いて理由・根拠を記述する。

 

事実の整理を行なった後、意見を記述してもらいました。今回は、人工知能の開発を続けることに対し、賛成もしくは反対か、先に結論を出し、その理由・根拠を考えてもらいました。理由・根拠は、多面的に3つ以上出してもらいました。結論としては、反対が多く、その根拠としては次のような内容が出てきました。

 

・人間がロボットに支配されてしまうような世の中になって欲しくない

・人間の仕事がなくなると収入がなくなり生活できなくなる

・人間が楽をして、怠けてしまう

・ロボットが定型的な仕事をし、人間が怠けると新たな仕事や商品が生まれなくなる

 

(3)さらに今後課題となりそうなことを考え(問題発見)、どのように解決を図るか考える(問題解決)。

 

そして、将来発生する可能性がある、もしくは現在議論となっている新たな課題について、考えてもらいました。今回の記事では、「今後、自動運転が普及した場合、事故の責任は誰が取るのか?」についてです。事故の責任が誰にあるかについて、多面的に出してもらい、一つずつ確認してみました。通常の交通事故は、運転者に責任があることがほとんどです(被害者は除く)。しかし、自動運転は、開発途中であり、責任の所在がどこにあるかは、今後も議論が展開されていくところです。可能性としては、運転者、開発者(製造メーカー)、国、保険会社などがあげられるでしょう。そして、その根拠についても、上記の責任者の立場で考えました。

 

(4)問題発見、問題解決の過程で、多面的に考えること、ビジネスの仕組みなどをレクチャーし、興味をもってもらう。

 

上記のように、問題発見や問題解決の過程で、ビジネスの仕組みなどをレクチャーするようにしています。例えば、今回の中では、自動運転に関する新しい保険を開発するにはどうしたらいいかなどです。自動車保険について、現状はどのような形で保険が成り立っているのか、また今後、自動運転に関して保険を設計するときはどのようにしていったらいいのかなどを簡単にレクチャーしました。このように、レッスンを通じて、社会やビジネスの仕組みについて興味をもってもらい、身近に感じてもらえるようにしていきたいと思っています。

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このように考える道筋、フレームワークなどを提供すると、小学高学年でもここまで考えることができます。このように、社会のテーマに興味を持ち、かつ、今回のような考える道筋やフレームワークを使うクセを身につけ、普段からさまざまなことについて考えてもらいたいと思っています。

 

4月以降も随時説明会を実施しています。

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中学入試が自作プログラミングのプレゼンテーション!?

最近の入試は多様化しているようです。

「埼玉県の女子校・大妻嵐山中では、今年1月の受験で、初めて、自分の作ったプログラムをプレゼンテーション(発表)する入試が行われました。」(4月19日読売KODOMO新聞)

プログラミングはもはや入試にも取り入れられてきてるのですね。
ある女子はピアノ演奏プログラムを作成し、入試に挑んだそうです。

なぜこのプログラムを作成したのかというと、
右手のメロディーを演奏させて、自分は左手の練習をする、
といった風に役立てたかったからだそうです。

プログラムを作り上げたことも素晴らしいですが、
自分の身近な課題や問題を発見し、
問題解決のために実際に行動を起こしたことが素晴らしいと私は思いました。

社会に出て活躍する人間はどのような人間か。

課題や問題を発見できない人
発見しても解決方法を考えない人
解決方法を考えても実際に行動に移さない人

ではなく、

課題や問題を発見し
解決方法を考え
実際に行動に移す人

であるはずです。

現在はプログラミングが身近になったことにより解決できる問題が増えたのではないでしょうか。
先ほどのピアノ練習のためにプログラムが良い例です。

簡単なプログラムから作り、自分の身近ことを少しずつ便利にしていく。
こういったことを子どものうちから経験しておけば、大人になって社会に出ても活躍できる人間になれるのではないでしょうか。
内容が変わるだけで「問題発見→解決方法の検討と提案→実行」のプロセスは変わらないと考えるからです。

プログラミングは解決手段の1つです。
他の方法があればそれで解決しても良いと思います。

大事なのは問題解決までのプロセスを経験し身につけておくことです。
ただ、社会の流れてとしてプログラミングを使い、問題解決することを子どものうちから経験させるのも良いかもしれませんね。

ちなみにピアノ演奏プログラムでプレゼンテーションをした女の子は見事に同校に合格したそうです!