STEM・プログラミング

1日であなたもこどもプログラミング講師に!!

〜生徒数70人超のスクールが惜しみなくノウハウを公開〜

自宅や公民館、学習塾などで子どもたちにプログラミングを教えたい方へ!!
プログラミング未経験でもスクールを開校・運営できます。

「プログラミング未経験でもできる?」
「どんな教材使えばいいの?」
「どこでやればいいの?」
「どうやって集客したらいいの?」

といった質問を1つ1つ解決していくとともに、プログラミングスクール開校のためのノウハウをご提供します。もちろんプログラミングも実践していただきます。さらに、ご希望であれば本講座受講後に本スクールのフランチャイズ加盟もご検討頂けます。

【対象】次のような方におすすめ
・自宅や公民館で近所の子供たちにプログラミングを教えたい!
・学習塾や英会話スクールを運営していてプログラミングも教えたい!
・プログラミングスクールを一から立ち上げたい!
・小学校で必修になるけど教え方が分からない!

【特典】
・キッズジャンププログラミングの教材を10種提供
・フランチャイズ加盟をお考えの方は加盟金3万円オフ

【お申し込み方法】
下記、Peatixからお申し込みください。

2月8日(金)10:30-13:30
https://peatix.com/event/597234

2月22日(金)10:00-13:00

https://peatix.com/event/597387

画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、座ってる(複数の人)

パソコンもタブレットも使わないプログラミング??

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プログラミングといえばパソコンやタブレット、ロボットなどを使うイメージがありますが、最近はパソコンを使わずにプログラミング教育に取り組む小学校が増えているそうです。「パソコンもタブレットも使わないプログラミングなんて、なんか理由があって苦し紛れでやってるんでしょ。」と思ってしまった私ですが。。

パソコンを使わないプログラミングとは?

いきなりパソコンを使わないのは子ども達が苦手意識を持たないようにするためです。具体的には複数枚のカードを正しい順序に並べ替えるといった方法があります。東京都文京区立湯島小学校1年の「生活」の授業では、次の4枚のカードを正しい順序に並べるといった取り組みが行われました。

  • こうていへいどう
  • しゃがむ
  • おちてくるものがないところへいどう
  • せいれつ

気づいた方もおられるかと思いますが、これは「災害時の避難手順」です。子ども達はまず個人で考え、そのあと意見交換し、カードの順番を何度も考え直したそうです。

正確に言うとこの授業はプログラミングではなく、プログラミング思考(論理的思考)を伸ばす授業です。しかし、論理的思考力を伸ばしておくことは、実際にプログラミングするときに間違いなく生きてくることでしょう。

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(出典:読売新聞)

この取り組みで特に素晴らしいと感じた点が2つあります。

1つ目は実生活と繋がっている点です。せっかく論理的思考力を伸ばしても机上で終わってしまっては意味がありません。パソコンやタブレットの中だけで収まってはもったいない。そう考えると「災害時の避難手順」といった自分の身の回りのことから、より大きな「社会」に目を向けるきっかけになりそうです。

2つ目は自分で深く考え、クラスメイトと意見交換している点です。これまでのような一方通行の授業ではありません。今の時代は会社に入ってから丁寧に新人研修を行うといった姿勢にも変化が出ているようです。社会に出てから思考力や議論する力を伸ばすのではなく、小さいうちから養っておくべきでしょう。

まとめ

「パソコンもタブレットも使わないプログラミングなんて大したことないだろう。」と思ってしまった私ですが、撤回します。とても勉強になりました。。実際にプログラムを作成することも大事ですが、プログラミング思考(論理的思考)を育て、それを実生活・実社会に生かす考え方を育てることも重要であると、本質を確認することができました。皆さんも少し大きな視点を持って「パソコンもタブレットも使わないプログラミング」を実践してみてはいかがでしょうか。

 

新しい教育「アンスクーリング(非学校教育)」とは?

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学校に行って決められたカリキュラムを学ぶ訳でもなく、ホームスクールとして家で保護者から教育を受けるわけでもない。アメリカで取り入れる家庭が増えている新しい教育のかたち、「アンスクーリング(非学校教育)」というものがあります。一体どのようなものでしょうか。

アンスクーリング(非学校教育)とは?

アンスクーリングとは、「子ども主導」の教育手法です。ポイントは次の通り。

  • 学校には行かない
  • 子ども自身で何をするか決める
  • カリキュラムや試験はない
  • グループで行動することもあれば個別で行動することもある
  • 大人が問題を出して正解を教えることはしない
  • 保護者は必要な時に手助けするだけ

アンスクーリングが行われる場所は「家庭」もあれば、「施設」もあります。アメリカには「メイコンバー・センター」と言うアンスクーリングの施設があり、近隣に暮らす子どもを中心に約50人が通っています。

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子どもたちは具体的にどんな学習をする?

具体的に子どもたちはどのようなことを学んでいるのか例を挙げると、

  • 楽器演奏
  • 読書
  • 運動
  • 絵を描く
  • 虫取り・飼育
  • 植物を育てる
  • プログラミング

などなど、子どもが興味を持つこと全てです。興味を持って取り組んだ中で、疑問や問題にぶつかりながら解決策や答えを子ども自身で探していきます。

まとめ

ホームスクールやアンスクーリングのように学校に通わない(不登校)ということが日本ではネガティブに受け止められがちです。しかし、アメリカをはじめホームスクールは全世界に広まりつつあります。日本でも増加傾向にあるようです。これからは日本でも見方が少しずつ変わってくるかもしれません。

学校に通わないということで、子どもの社会性が身につくか不安なところもありますが、例えば1年間をアンスクーリングの期間とするといった方法もあるようです。また、これはアンスクーリングと言えるかどうかはわからないのですが、学校に通わせながら、それ以外の時間はアンスクーリングの教育を取り入れるといったこともできるかもしれません。(完全に学校から切り離さないと効果が少ないのでは?宿題はどうなるんだ?と言う声が聞こえてきそうですが。)

いずれにせよ、これから必要となるのは知識の詰め込み型教育ではなく、主体的に行動して疑問・問題を見つけ、解決する力をつける教育です。保護者も教育者も最適な教育を子どもたちに提供していきたいですね。

AI時代に子ども達が学ぶべき『デザイン思考』

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 日本経済新聞でアメリカのIT大手オラクル財団が設立した「デザイン・テック・ハイスクール」という高校が紹介されていました。プロジェクト型学習中心の学校で、最近は日本企業も多く取り入れる「デザイン思考」を全生徒が学ぶことが特徴とのこと。

デザイン・テック・ハイスクールとは

  • アメリカのシリコンバレー(サンフランシスコ・ベイエリアの南部)にある
  • 米IT大手オラクル財団が設立
  • プロジェクト型学習中心
  • 「デザイン思考」を学ぶ
  • オラクルや地元企業の社員がボランティアとして協力
  • 授業料は無料
  • テストの多くはリポート中心

 プロジェクト型学習について、具体的には「乳がんの検診率の低さを解決するにはどうすべきか」といった問題へ取り組んでいることが紹介されていました。このような取り組みの中で、「着想・発案・実現」という流れに沿って問題解決までのプロセスを”デザイン”していくのがポイントだということです。(デザイン思考)

 「オラクル設立」「シリコンバレー」と聞いて、トップレベルのIT人材、特にプログラミングがバリバリできるプログラマーを育成するのだろうと思ってしまったのは、私だけでしょうか。このような具体的な取り組みを知ると、「デザイン・テック・ハイスクール」という学校名にもある通り、「デザイン思考」を重要視していることがよくわかります。テクノロジーももちろん重要ではあるのですが、あくまで問題解決の「手段」であり、問題解決までのプロセスをデザインする思考を育てることが最も重要であるといった印象を強く受けます。

AI時代に大切にしたいこと

 校長を務めるケン・モンゴメリー氏は次のように述べています。

「自分を信じてなんでもできるという信念があれば、変わり続ける世界の中でも様々な解決策を持てるはず。何かに挑んで失敗しても、その理由がわかれば必ず学びになる」

 このような考え方ができれば、たとえIT・AIに変わる新しい何かが生まれたとしても、またはそれらが無くなったとしても、柔軟に対応していくことができるのではないでしょうか。なぜならば重要なのは「考え方」だからです。

 記事では欧米の名門大が今も歴史や宗教学、哲学といった学問を重んじるのは、富の偏重、人種差別、宗教・民族問題について、AIが得意とする計算や理屈では解決できないからだと書かれています。加えて将来的には今ある多くの単純作業の仕事をロボットやAIに任せることになると予測されています。つまり、これからはAIが解決できない問題に取り組むことが仕事となり、私たち人間は問題発見から解決までのプロセスに必要な考える力をより必要とされるということです。

 別の見方をすると、AIが解決できない問題により注力できるということは、より人々が暮らしやすい理想の世界に近づいているのかもしれません。

 「デザイン・テック・ハイスクール」のように、子どものうちから問題解決のプロセスを大切にする「デザイン思考」を身につけさせてあげたいですね。

参考:オラクル本社内に4,300万米ドルを投じたデザイン思考の公立高校が開校

 

 

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(出典:日本経済新聞)

「第76回アサゲ・ニホンバシ​」登壇させていただきました!!

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本日、私たち「オンリーワンスクール&キッズジャンププログラミング」が「第76回アサゲ・ニホンバシ」に登壇させていただきました!!

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アサゲ・ニホンバシとは

日本橋三井タワー(中央区日本橋室町2)内の「WIRED CAFE NEWS」で開催されている朝食イベント・交流会です。主催は日本橋で働く会社員約50人が運営するNPO「日本橋フレンド」。

アサゲニホンバシは毎回二人のゲストスピーカーを迎え進行していきます。 1人目は「前の100 年」(マエヒャク)と題して老舗と呼ばれる100年以上この地にいらっしゃる企業の方、「後の100年」( アトヒャク)ではクリエーターやベンチャー企業、アーティストなどの新しい息吹をニホンバシに吹き込むことを期待されている方です。

和やかな雰囲気で始まります。(写真は本日の様子)

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第76回のマエヒャクとアトヒャク

第76回アサゲ・ニホンバシ の「前の100 年」(マエヒャク)は創業明治二十七年の三勝(さんかつ)さんです。三勝さんはゆかたの染色をしている会社です。染色技術で人間国宝に認定された清水幸太郎さんの技と職人魂を継承し、染めと生地にこだわったゆかたづくりを今も続けています。まさに「前の100 年」(マエヒャク)。(三勝株式会社:http://www.sankatsu-zome.com

企業理念がとてもかっこいい!!

江戸の技、江戸の粋を受け継ぐ

 勝れた生地に

 卓越な勝れた意匠を

 他に勝る技法で染め上げる

「勝れた」は「すぐれた」と読みます。社名は理念の中の3つ「勝」から名付けられたそうです。

 

そして「後の100年」( アトヒャク)は、、

私たち「オンリーワンスクール&キッズジャンププログラミング」!

代表の渡邊が中心となって時折笑いを取りながら、熱くプレゼンさせていただきました!

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次のような流れでした。

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キッズジャンププログラミングの紹介。

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オンリーワンスクールの紹介。

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笑いで締める。(渡邊は本気)

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ぜひアサゲ・ニホンバシへ

アサゲ・ニホンバシは今回で76回目でした。残念ではありますが100回で一度区切りをつけて終了するそうです。私はなんと、十数年ぶりに昔お世話になった方と再会しました。どのような出会いがあるかわかりません。ご都合が合う方は是非次回ご参加を!!

アサゲ・ニホンバシ

https://www.asage.nihonbashifriend.com

『注目の最新技術4選』プロペラもエンジンもない飛行機が空へ??

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現実には考えられない映画の中の世界。

そんな世界が最新の技術により現実になりつつあります。

今回は注目の4つの最新技術をご紹介します。

バーチャルモデル

フランスの高級ブランド「Balmain」(バルマン)は、CGや3D技術で作成したバーチャルモデル(デジタルモデルとも呼ばれる)3人を2018年秋冬向けコレクションの販促キャンペーンに起用しました。

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(出典:Balmain)

「Balmain」はこの3人を「Virtual Balmain Army(バーチャル・バルマン・アーミー)」と呼んでおり、メンバーは左からMARGOT(マルゴット)、SHUDU(シュードゥ)とZHI(ジー)と名前が付けれられています。3人はインターネットの仮想空間でふくや装飾品を身につけ、静止画や動画を通じて商品やコーディネイトを紹介しています。ちなみにシュードゥのインスタグラムのアカウントには約15万人のフォロワーがいます。

「バルマン」がバーチャルモデルを起用した狙いは、固定化しがちなブランドイメージを刷新し、新規顧客層を取りこむこと、そして話題作りです。

5本指マッサージロボ

5本の指を使ってマッサージを施すロボットの開発に、豊橋技術科学大(愛知県豊橋市)と健康機器製造販売の「リッコー」(東京都中央区)が共同で取り組んでいます。ロボットの試作機が完成し、今後、人工知能(AI)で制御するソフトを開発していくそうです。AIの活用で熟練のあん摩マッサージ指圧師の施術を再現することを目指しています。

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(出典:日本経済新聞)

開発が進みロボットが普及すれば、安価に高い技術のマッサージを受けることができるでしょう。

顔認証決済サービス

セブン-イレブン・ジャパンが、「無人コンビニ」の展開に向けて動き出しました。NECが技術協力し、顔認証で来店者を把握してキャッシュレス決済できる仕組みを提供します。まずはNEC社員向けの実験店舗を12月17日に都内でオープンするとのこと。深刻化している人手不足に対応するためです。

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(出典:NEC)

プロペラもエンジンもない飛行機

プロペラもエンジンもない「夢の飛行機」の模型を飛ばすことに、アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが成功しました。電気によって空気中の電子を動かし、イオン風(かぜ)を起こして飛びます。静かに飛行でき、排ガスも出ません。模型の全幅は約5m、重さは2.45kgです。MITはこのシステムを使いドローンとしての実用化を目指しているそうですが、今後さらに機体全体を大きくすることで、飛行範囲やスピードを増やしていきたいとしています。

ちなみにこれを開発した航空学の専門家であるMITのSteven Barrett教授は、『スタートレック』(SFテレビドラマ・映画)の大ファンだそうです。

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(出典:nature  video)

動画はこちら

まとめ

技術の発達によって、私たちの日常に喜びや楽しみが増えたり、生活が便利になったりと、様々な恩恵を受けられそうです。その一方で、技術進化により次のような声がよく聞かれます。

  • 技術の進化でロボットが人間の仕事を奪う
  • 今ある仕事は10年後には半分なくなる

確かにその通りかもしれませんが、過去にも蒸気・機械・電気・コンピュータといった技術革新があり、その度に人間の仕事は何かにとって代われることがあったと思います。しかし、無くなると同時に新しい仕事が生まれることも考えられるわけで、そこまで不安視する必要はないかと考えられます。とはいっても、油断すると社会の変化に取り残されてしまいますので注意が必要です。どのような変化の中でも生き残れるように、自分の能力に磨きをかけておく努力は必要ではないでしょうか。

ついになくなるか?『文系・理系の区別』

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先日、ブログでSTEM教育を取り入れる学校について紹介しました。

注目のSTEM教育、男女問わず「理系脳」はもはや必須?

ICT化が進む現代社会では、多角的に考えるために理系のアプローチは重要であり、積極的に学んでいくべきだということです。こちらは学校の取り組みでしたが、さらに、新卒の採用に大きな影響を持つ経団連も動いています。将来的には文系・理系といった区別はなくなるのでしょうか。

経団連・・・正式名称は一般社団法人日本経済団体連合会。経団連は日本の大手企業を中心に構成される団体。「財界総本山」とも称される。日本商工会議所、経済同友会と並ぶ「経済三団体」の一つで、三団体の中でもその影響力は際立って大きい。以前は経済産業省所管の社団法人であったが、公益法人制度改革に伴い内閣府所管の一般社団法人へ移行した。

 

そもそもなぜ文系と理系が区別されているのか

日本の教育が文系と理系に分けられたのは1918年ごろのようです。社会学を専門とする東京工業大学名誉教授である橋爪教授によると、文系と理系に区別したのは予算がかかる学問の学生数を制限するためだといいます。


そもそもこんな区別があるのは、発展途上国の特徴である。黒板とノートがあればすむ文系にくらべ、理系は実験設備に金がかかるので、明治時代の日本は、学生数をしぼらざるをえなかった。そこで数学の試験をし、文系/理系をふり分けることにした。入試問題が別々なので、その前の段階で文系/理系を選択しなければならない。
出典: 『橋爪大三郎の社会学講義2』


 

これからも区別は必要か

文系と理系を区別した理由が、橋爪教授のいうものであれば、日本は先進国の仲間入りをしたわけですから、経済的にはもはや区別をする必要はないかと考えられます。

加えて、日本の将来を担う人材育成の視点からみると、IT化が進む時代に理系の素養というものはますます必要となると考えられます。プログラミングといった技術、大量のデータに対する分析力や統計の知識などです。一方で、読解力や表現力などの能力も重要視されて来ています。つまり、多角的に物事を考えるためには、文系理系関係なく様々なことを学ぶ必要があるということです。このように考えると、今後も区別すべきなのかは疑問です。

経団連が大学側に教育内容見直しを迫る

経団連が大学側へ文系・理系でそれぞれ偏りすぎた教育内容の見直しを迫っています。文系学生へは「最低限の数学」、理系学生へは「リベラルアーツ(教養)」の充実を求めるといったものです。

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(出典:日本経済新聞)

センター試験に代わり実施される大学入学共通テストでも、文部科学省は「情報」を文系・理系とわず出題教科として検討しています。「情報」とはプログラミングや情報セキュリティーの基礎などを学ぶものです。

現状では大学がすぐに文系・理系の区別を無くすといったことにはならないと考えられますが、社会変化と同時に求められる人材の変化を受け、将来的には文理の区別がなくなるかもしれません。

AIはすでにMARCH合格レベル、人間どうしましょう?

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「ロボットは東大に入れるか」というテーマで、2011年から2016年に研究・開発が進められた人工知能がありました。名前を「東ロボくん」といいます。この東ロボくんの研究・開発の過程で明らかになった重大な問題は、AIではなく人間(日本人)に関することでした。

 

東ロボくんの限界

2016年度までに大学入試センター試験で高得点を獲得し、2021年度の東京大学入学試験突破を目標としていましたが、2016年11月に東京大学合格を断念したことが発表されました。理由はAIには東大合格に必要となる読解力がないためです。膨大な知識はあっても、文章の意味や意図が読み解けません。模試の偏差値は57まで上がったのですが、現在のAI理論ではこれ以上の成績向上は不可能だということです。プロジェクトリーダーであった新井紀子さんは「コンピューターにできるのは基本的に四則演算のみで、数式に翻訳できないことは処理できない」と指摘しています。また、読解力こそ人間がAIに負けない分野なのだと説いています。

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(出典:読売新聞)

明らかになった中高生の読解力のなさ

AIは先のプロジェクトでは東京大学に合格は不可能と結論づけられましたが、有名難関私大を含む7割の大学で合格可能性が80%となりました。つまり、読解力のないとされるAIが全受験生(人間)の平均値を大きく上回ったということです。この結果から次のような予想をすることができます。

 ①読解力の必要とされない部分でAIの成績が相当良い

 ②受験生(人間)の読解力がAIと同レベルかAIより低い

詳細はわかりませんが、①は知識を問う問題や公式に当てはめれば答えが出るような問題なのでAIの成績が良いのは当然でしょうか。問題は②です。新井氏は基礎的読解力を調べる「リーディングスキルテスト」を開発して数万人を調査した結果を踏まえ、次のように指摘しています。「多くの中高生は、AIによく似た、しかしAIに劣る能力しか身につけていなかった。」②は証明されているこということです。つまり「日本の中高生の読解力はAIに劣るということです。

読解力を伸ばすには

これからAIがさらに進化・普及していく社会において、人間がAIに勝てる読解力で劣っていては話になりません。「読解力ってそんなに必要か?」と思われる方もいると思いますが、読解力を高めるということは、文章をよく理解できるようになるだけでなく、物事や状況を理解できる能力を高めることに繋がってくるはずです。理解した上で、多角的に考えて新しい発想や最適な判断・表現・行動をアウトプットしていくことができるようになるのではないでしょうか。

以前のブログにも紹介しましたが、読解力を伸ばす方法は以下のようなものがあります。

  • 読書
  • 読み聞かせ
  • 漫画
  • 映画
  • 演劇
  • ミュージカル
  • 落語

いずれも感想を話し合うようにするとさらに効果的だということです。

新井氏はアクティブラーニング(能動的学習)よりまず読解力を育てるべきという考えをお持ちのようです。読解力を育む指導法として、オセロの盤上の様子を小学生に状況説明させるなどの有効策を考案して実践活動しています。

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出典:AI vs. 教科書が読めない子どもたち

注目のSTEM教育、男女問わず「理系脳」はもはや必須?

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AI(人工知能)、IT(情報技術)時代に必要とされる人材。そのような人材を育てるためにSTEM教育が注目されています。

STEM教育とは

「STEM教育」は科学技術開発の競争力向上という観点から、教育政策や学校カリキュラムを論じるときに言及されることが多い考え方であり、STEMは以下の英語の頭文字を組み合わせた言葉です。

  • Science:科学
  • Technology:技術
  • Engineering:工学
  • Mathematics:数学

STEM教育を簡潔に述べると「子どものうちからSTEMについて学んでいきましょう」ということです。なぜならば、ITやAIの技術進化が目覚ましい現代では、子どものうちからSTEMについて学び、将来活躍できる人材を育てる必要があるためです。このような人材が育たず、科学技術開発の競争力が向上しないままだと、世界で取り残されてしまうことは明らかです。また、「様々な角度から学び、考えることを子どものうちから身につけることが大切である」という観点もあるようです。

最近ではSTEMにArt(芸術)を加えた「STEAM教育」という言葉もあります。芸術について学ぶことも現代では重要であるという考え方です。美意識やデザインの重要性については以下のブログで紹介していますので是非ご覧ください。

世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?

子供にデザイン力を!!

具体的に何をするのか

「子どものうちからといっても何歳からSTEM教育を始められるのか?」と疑問に思う方も多いかと思いますが、STEM教育は未就学児からできます。LEGOやプログラミング(ViscuitやScratchJrなど)もSTEM教育に含まれるからです。未就学児〜小学生までのおすすめ教材は以下のブログで紹介しています。

家でもできる「STEAM教育」教材 おすすめ4選

「LEGOやプログラミングは単なる遊びで何も身につかないのではないか」と感じる方もいるかと思いますがそんなことはありません。空間を把握する力、想像力(創造力)、問題発見・解決力、論理的思考力などが身につきます。これらの力はSTEM教育がより高度になったとき、つまりSTEMを使って現実社会の問題について取り組んでいく時に必ず役に立つはずです。

東京都のある高校では、細胞の培養実験を通し、食糧問題について考える取り組みが行われたそうです。人工肉の生産などの理系の手法を使い、温暖化の産地の変化や人口の急増している国での食料の奪い合いなどの問題を解決できないかということです。

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(出典:日本経済新聞)

男女問わず必要となる「理系脳」

今年6月に創立110周年を迎えた私立高木学園女子高校(横浜市)は、来年4月から名称を「英理女子学院高校」に変え、グローバルに活躍できる理数系の女子高生を育てる「iグローバル部」を設けるとのことです。まさか高校の名前を変えてしまうとは。学校側の強い決意表明と受け取れます。同校の理事長はICT化が進む社会を認識し、「女性は理数系が苦手だという人もいますが、そうはいっていられません」と述べています。

 

「理系脳」も「文系脳」も必要

日本では文部科学省による教育改革が進められており、合科目という考え方が主流になっていきそうです。合科目とは科目をまたがって総合的に考えるということです。例えば社会の問題を理科の視点から考えるといった感じです。これからの時代はSTEM教育と同様に、「多角的に物事を考える必要性がある」ということがわかります。つまりは「理系脳」も「文系脳」も必要だということです。そのように分けていること自体ナンセンスなのかもしれませんね。

 

プログラミングで受験合格??

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プログラミングは21世紀に不可欠な技能といわれているそうです。国内のIT人材不足、2020年度小学校プログラミング必修化などを受け、子ども向けプログラミング教育を行う教室が増えています。

GMOメディアは、船井総合研究所は共同で「2018年 子ども向けプログラミング教育市場調査」を実施しました。その調査結果を簡単にまとめてみます。

子ども向けプログラミング教育市場の概況

『一部の企業が期間限定で開催する「プログラミング教室」のイベントが中心の小規模な市場から、フランチャイズや大手学習塾が相次いでプログラミング教育市場に参入しはじめ市場が拡大している。今後のプログラミング教育は、”子どもの習い事”という認識で一般化していくと推察される。

子ども向けプログラミング教育市場規模(推計)

『2013年に6億6,200万円だった市場規模は、その5年後の2018年には、約13倍となる推計90億7,100万円に拡大すると考えられる。さらに5年後の2023年には、2013年の約34倍となる226億4,000万円に上ると予測している。』

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子ども向けプログラミング教室の傾向

『プログラミング教室の数は、2013年には750教室だったところ、2018年には約6倍の4,457教室に、2023年には2013年の約15倍の1万1,127教室に達すると予測している。今後はロボットとプログラミングの両方を学ぶ教室ではなく、プログラミング技術の習得に特化した「プログラミング教室」が主流になっていくと予想される。』

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子ども向けプログラミング教育市場拡大の主な要因

プログラミング教育市場拡大の主な要因は以下のようなものが考えられます。

  • 2013年に、政府の成長戦略にプログラミング教育等のIT教育を義務教育段階から推進することが盛り込まれたこと。(国内のIT人材不足による)
  • 2017年に2020年度からの小学校でのプログラミング教育必修化が決まったこと。
  • 大学入試センター試験に代わる「大学入学共通テスト」でもプログラミングなどの情報科目が導入予定であること。

 

 

次に「需要と供給」の「需要」の方、保護者の視点で行われた調査をご紹介します。全国の小学生以下の子どもを習い事に通わせている保護者を対象に実施した「子どもの習い事」についてのアンケート結果です。

2017年子どもの習い事ランキング 〜今後、習わせたい習い事〜

『「パソコン関連(ソフトの使い方やプログ ラミングなど)」は小学校高学年では4位にランクイン。昨年から習い事が順位を上げる結果となる。 現時点では「パソコン関連」を実際に習っている子どもはまだ多くはないが、今後全国的に受け皿となる教室 が増加してくれば、特に高学年では「今、習っている習い事」での順位も上昇してくることが予想される。

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(出典:株式会社リクルートマーケティングパートナーズ)

 

アンケート結果からは小学校高学年の需要が高まっていくという予想ですが、低学年もこれからプログラミング教室に通う子が多くなると考えられます。なぜなら私どもの運営しているキッズジャンププログラミング では実際に低学年の生徒が多いからです。低学年向けのカリキュラムを用意しているという理由もあると思いますが、小さいうちからプログラミングに触れさせておきたいという考えをお持ちの保護者の方が多いからではないでしょうか。

 

日本経済新聞にプログラミング技能を武器にしてAO入試で慶應義塾大学に合格した話が載っていました。大学入試だけでなく、中学入試、高校入試、就職活動にプログラミングは生かせると考えられます。

 

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(出典:日本経済新聞)